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日本でわざわざ輸入車に乗る意味は「ちょっと古いフランス車」に聞け!
日本でわざわざ輸入車に乗る意味は「ちょっと古いフランス車」に聞け!
2015/06/11
▲フランスのシトロエンが70年から86年まで製造したシトロエン GS/GSA
コンビニスイーツに負けない専門店のお菓子、そして最新マツダ車に負けない輸入車とは?
近頃の「コンビニスイーツ」は本当に凄い。せいぜい100円から250円ぐらいの低価格だというのに、下手なお菓子屋さん顔負けな味である。それらをモリモリ食べながら思うのは、「こうなると町のお菓子屋さんは大変だなぁ……」ということだ。いわゆるお使い物として買う場合はさておき、自分で食べる用としては、わざわざ高いお金を出して専門菓子店で買う意義を見いだせなくなるからだ。
また、「それと同様のことが輸入車にも言えるよなぁ」とも近ごろ考えている。
▲例えばこれはセブンイレブンの「爽やかレアチーズシュー(税込135円)」。個人的にはシューの部分に再考の余地ありと思うが、中のクリームは本当に絶品。これが100円ちょっとで、コンビニで買えるとは……
これまで輸入車のアドバンテージというか、わざわざ日本でそれを買う意義は「走りが良い(特に高速域で)」とか「デザイン性が高い」といった点にあると考えられてきた。
しかし最近の日本車はほとんどどれも走りが良く、そして特に新世代のマツダ車は、デザイン性においても一部輸入車を凌駕した観がある。
まぁ、デザインというのはその道の専門家が見る場合は別として、筆者のような素人の場合は「単なる好き嫌いの発露」という側面も大きいのかもしれないが、それにしても最近のマツダ車はステキだ。特にCX-3など、どう考えてもドイツ製の同セグメントより洒落ている。なんならCX-3をガイシャということにして、ドイツ製の同セグメント車を国産車にしてもいいぐらいだ。よくわからないが。
▲15年2月登場のマツダ CX-3。世界のどこに輸出したとしても恥ずかしくないデザイン……素晴らしい!
それはさておき、こうなってくると、もはや日本でわざわざ輸入車を買う意義はほとんどないようにも思えてくる。「輸入中古車評論家」を自称する筆者としては廃業の危機なわけだが、事実なのだから仕方ない。「無理に輸入車買う必要ないじゃん。マツダでいいじゃん」というのは、なかなか合理的な意見だ。
そんな状況下で、それでもわざわざ輸入車を買うのだとすれば、選ぶべきは「突き抜けた何か」を持った輸入車だ。中途半端な何かではなく、近年のマツダでさえ脱帽せざるを得ない強烈な個性を備えた輸入車であるべきなのだ。
となると、ポルシェ? フェラーリ? もしくはいっそランボルギーニ?
……どれもいい選択だ。スーパースポーツおよびスーパープレミアムの世界というのは、日本の自動車メーカーが遺憾ながらまだ欧州に追い付いていない部分。それゆえそういった世界を求めるなら、選ぶべきはやはりまだまだ輸入車だろう。
だがPもFもLもそう簡単に買える車ではないし、買えたところでさほど使い道の多い車でもない。一部マニアや富裕層はさておき、一般的にはP、F、Lなどではない割とフツーな車の中から、「強烈な個性」を持った1台を探すことになる。……だが、そんな車ってあるんだろうか?
ある。
例えばそれは「ちょっと古いフランス車」だ。
▲写真は93年にルノーから限定発売された「クリオ ウィリアムズ」
ここ最近のフランス車はドイツ車顔負けの走行性能を備えるようになった半面、なんとなくドイツ車風になったというか「汎欧州的」になったというか、そういった側面があることは否めない。それはフランス車に限った話ではなく、最近の車ほぼすべてに言えることではあるのだが。
しかし「ちょっと古いフランス車」は、あくまでもフランス流だった。「フランス流」というと何やら聞こえはいいが、もっとハッキリ言ってしまえば「なんか妙で変」ということだ。形も日本人から見ると妙であり、走りも変。「変」といったら間違いかもしれないが、他の国の車とは何かが根本的に異なるのだ。単純な話でいえばホーンボタンの位置も他国と全然違ったし。
そんな妙で変な往年のフランス車ではあったのだが、そこは超合理的な思考の持ち主が多いフランス人が作っただけあって、いざ乗ってみれば、その妙ちくりんさにも「なるほど!」と膝を打たざるを得ない合理性があった。シトロエンのハイドロニューマチックは、完調でさえあれば今も地上最強に近い乗り味を提供してくれるし、往年のフランス車に共通するひたすらソフトなシートは、お尻が沈み込むことである意味フルバケットシート的なホールド性を発揮した。すべて「なるほど!」である。
▲筆者も90年代に乗っていたルノー 5バカラ。フカフカのシートは「ある意味バケットシート!」というニュアンスで最高だった。ちなみにホーンを鳴らすにはステアリング左に生えているレバーを右方向に押す
以上の理由により、手頃な予算で「あえて輸入車に乗る意義」をディープに噛みしめたいなら、ちょっと古いフランス車はかなりの有力候補になる。フランス車だからという意味ではなく、古い車だからという意味で、それなりのメンテナンスフィーはかかるだろう。しかし修理のノウハウをしこたま蓄えている専門店や専門工場も多い世界なので、それなりの根性とちょっとしたお金さえあれば、そう大きな心配はいらないはずだ。
ということで今回のわたくしからのオススメはずばり「93年式以前のフランス車」だ。
text/伊達軍曹
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本体価格132.0万円
支払総額161.7万円

本体価格応談万円
支払総額万円

本体価格260.0万円
支払総額270万円
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そんな状況下で、それでもわざわざ輸入車を買うのだとすれば、選ぶべきは「突き抜けた何か」を持った輸入車だ。中途半端な何かではなく、近年のマツダでさえ脱帽せざるを得ない強烈な個性を備えた輸入車であるべきなのだ。
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しかし「ちょっと古いフランス車」は、あくまでもフランス流だった。「フランス流」というと何やら聞こえはいいが、もっとハッキリ言ってしまえば「なんか妙で変」ということだ。形も日本人から見ると妙であり、走りも変。「変」といったら間違いかもしれないが、他の国の車とは何かが根本的に異なるのだ。単純な話でいえばホーンボタンの位置も他国と全然違ったし。
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しかし最近の日本車はほとんどどれも走りが良く、そして特に新世代のマツダ車は、デザイン性においても一部輸入車を凌駕した観がある。
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そんな状況下で、それでもわざわざ輸入車を買うのだとすれば、選ぶべきは「突き抜けた何か」を持った輸入車だ。中途半端な何かではなく、近年のマツダでさえ脱帽せざるを得ない強烈な個性を備えた輸入車であるべきなのだ。
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となると、ポルシェ? フェラーリ? もしくはいっそランボルギーニ?
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……どれもいい選択だ。スーパースポーツおよびスーパープレミアムの世界というのは、日本の自動車メーカーが遺憾ながらまだ欧州に追い付いていない部分。それゆえそういった世界を求めるなら、選ぶべきはやはりまだまだ輸入車だろう。
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そんな妙で変な往年のフランス車ではあったのだが、そこは超合理的な思考の持ち主が多いフランス人が作っただけあって、いざ乗ってみれば、その妙ちくりんさにも「なるほど!」と膝を打たざるを得ない合理性があった。シトロエンのハイドロニューマチックは、完調でさえあれば今も地上最強に近い乗り味を提供してくれるし、往年のフランス車に共通するひたすらソフトなシートは、お尻が沈み込むことである意味フルバケットシート的なホールド性を発揮した。すべて「なるほど!」である。
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[title] => 近場最強の釣り車は軽の箱バン、中でも旧型サンバーか?
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[description] => 釣り車の先代ルノー カングーを車検整備に出している関係で、ここ最近は電車で近場のポイントに通っている。それを通じて思うのは「やっぱ電車、不便だな……」ということだ。や、電車釣行には電車釣行の良さがあり、一部ではプチブームになっていることも知っているつもりだ。また筆者の自宅から近場のポイントまではドア・トゥ・ドアでもせいぜい約20分である。結構近いのだ。
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<!-- TopBlogsPlusImage start --><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29937/sambar_1.jpg" width="600" alt="▲物理的にも精神的にも小回りが利くのが軽箱バンの魅力。写真は80年式スバル サンバー" class="" /><!-- TopBlogsPlusImage end -->
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲物理的にも精神的にも小回りが利くのが軽箱バンの魅力。写真は80年式スバル サンバー</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>硬派なブランドイメージ、そして究極のオーバースペック</h3>
<p><!-- short sentence start -->釣り車の先代ルノー カングーを車検整備に出している関係で、ここ最近は電車で近場のポイントに通っている。それを通じて思うのは「やっぱ電車、不便だな……」ということだ。や、電車釣行には電車釣行の良さがあり、一部ではプチブームになっていることも知っているつもりだ。また筆者の自宅から近場のポイントまではドア・トゥ・ドアでもせいぜい約20分である。結構近いのだ。<!-- short sentence end -->
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しかしそれでもやはり、道具を抱えて駅まで歩き、電車内でジロジロ見られ、現場でガチャガチャとセッティングを始めるのはけっこう面倒くさいものだ。電車釣行を敢行するたびに、例えどんな車であっても「車」があった方が釣りは快適であるし、そしてもしも近場専門であれば「軽の箱バン」およびそれに準ずるワゴン乗用車が、いろいろな意味で最強なんだろうなぁと痛感する。身軽だし、ガシガシ使えるし。
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</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29937/sambar_2.jpg" width="600" alt="▲ちなみにココが筆者が電車で行く多摩川の某所。向こう側に写っている電車に乗れば自宅からすぐ" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ちなみにココが筆者が電車で行く多摩川の某所。向こう側に写っている電車に乗れば自宅からすぐ</span><!-- nodisplay end -->
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<p>で、もしも筆者が近場専門の釣り師だったら、数ある軽箱バンの中からどれを選ぶだろうか?
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<br />
以前、筆者の個人ブログに「先日、軽の箱バンならぬ『軽トラ』で釣りに来てる人を見かけました。荷台に10本ぐらい長短、様々なロッドを立てて、カッコ良かったですよ!」という意味のコメントを頂戴した。わたくしもそれは超絶カッコいいと思うが、ロッドやその他道具の盗難問題を考えると、都市部では残念ながら実現困難なスタイルと言えるだろう。ここはやはりルーフ付きの箱バンでいきたいところだ。
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<br />
スズキのエブリイ、ダイハツのアトレーおよびハイゼット、ホンダのアクティ……。世の中には様々な軽箱バンおよびそれに準ずる乗用ワゴンがあり、そのどれもがそれなりにステキな使い勝手と乗り味を誇っている。それゆえ基本的にはどれを選んでも可だと思うのだが、あえて1台を選ぶとすれば、個人的には「旧型スバル サンバーのスーパーチャージャー付き」だろうか。
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</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29937/sambar_3b.jpg" width="600" alt="▲1961年から続くスバル サンバー。写真は旧型(6代目)の07年式サンバーディアスワゴン" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲1961年から続くスバル サンバー。写真は旧型(6代目)の07年式サンバーディアスワゴン</span><!-- nodisplay end -->
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<p>現行の7代目スバル サンバーはダイハツ ハイゼットカーゴのOEM供給版となったが、スバルの自社開発だった時代のサンバーは、軽商用車としては非常にレアな「直列4気筒エンジン」をリアに搭載し、そして後輪を駆動させるというリアエンジン・リアドライブを採用。そしてクラス唯一だった「四輪独立懸架」を採用したことで、特にその軽トラ仕様は「農道のポルシェ」とも評された伝説の名車だ。
<br />
<br />
4気筒エンジンが後方にあるため運転席まわりは軽商用車としては異例なほど静かであり、そしてその走りは四輪独立懸架の恩恵により路面に吸い付くような感触で……と、まさに軽商用車というジャンルを飛び越えたオーバースペックな逸品だったのである。
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲さすがは技術にこだわるスバル。軽商用車なのに直4エンジンをリアに搭載し、四輪独立サスも!</span><!-- nodisplay end -->
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲後席をたたんで荷室をフラットにすれば、小さいボディでもかなりいろいろな道具類を積載可能</span><!-- nodisplay end -->
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<p>で、そのスーパーチャージャー付き仕様は意外に、というかなんというか結構な韋駄天マシンで、軽商用車で感じがちな“かったるさ”のようなものはほとんどない。
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<br />
パワフルな分だけ、同ジャンルの他車と比べて燃費がイマイチなことも考えられるが、遠征用ではなく「近場スペシャル」としてとらえるのであれば許容範囲なはずだ。特に3ATではなく5MT仕様を選べば、燃費もそう悪くはない。さらにいえば「スバル」という硬派なブランドイメージも、孤高を気取りたい我々釣り師にはベストマッチかと思っているのだが、どうだろうか。
<br />
<br />
軽自動車新規格適合車となった旧型(6代目)サンバー系各モデルの中古車相場は、モデルや年式により上下に幅広いが、スーパーチャージャー付きの物件であっても基本的には総額100万円以下で十分探せる(2015年6月10日現在)。「近場スペシャル」な1台として、ぜひご注目いただければ幸いだ。
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<br />
</p>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&CARC=SB_S009*SB_S036*SB_S008&FMCC=SB_S009_F002&PMAX=1000000&OPTCD=TUB1" target="_blank">「農道のポルシェ」こと旧型スバル サンバーを探す</a></li>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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[title] => ホンダ S660に対する激賞ムードに乗りきれないあなたには「フミア系アルファ」が似合うかも?
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[description] => ホンダのスーパーカーならぬ「スーパー軽カー」であるS660が各方面で激賞されている。筆者もS660については大変素晴らしいスポーツカーだと思っているわけだが、大反発を覚悟で言ってしまうと「あのデザインはいかがなものか……」とも思っている。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲「フミア系アルファ」とは何か? ちなみに写真はアルファロメオ GTV後期型</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>スポーツカーのデザインはいつまで「強さ」を求めるのだろうか</h3>
<p><!-- short sentence start -->
ホンダのスーパーカーならぬ「スーパー軽カー」であるS660が各方面で激賞されている。筆者もS660については大変素晴らしいスポーツカーだと思っているわけだが、大反発を覚悟で言ってしまうと「あのデザインはいかがなものか……」とも思っている。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
いや、全体のフォルムはかなりステキだ。絶妙すぎるカタマリ感と、複雑だが決してクドくない面構成。そこについては正直、いち車好きとしてかなりグッときている。素晴らしいと思う。だが細部のあしらい、具体的には「フロントマスクのデザイン」については結構な疑問を感じているのだ。<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59490/fumia_2.jpg" width="600" alt="▲走り、デザインとも基本的には大絶賛の嵐となっているホンダ S660" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲走り、デザインとも基本的には大絶賛の嵐となっているホンダ S660</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>
人によって感じ方はそれぞれだろうが、筆者個人としてはS660のやや釣り上がった目を特徴とするフロントマスクは、ことさら自分を強そうに、偉そうに、上等に見せたいという20世紀的概念に基づく古くさい顔つきにしか見えない。21世紀の今の視点で見ると、決して洒落ているとは思えない。「もう少しシンプルビューティな方向を目指してくれたらなぁ……」と残念に思うのである。
<br />
<br />
ただ、スポーツカーというのは「力を求める心」との親和性が高いジャンルであるため、どうしてもああなるのはわかる。また、たまたまS660を例に挙げたが、他のスポーツカーだって似たようなものだ。いや言ってしまえば、これは最近の車ほぼすべてに当てはまる話なのだ。
<br />
<br />
国産車、輸入車を問わずここ数年の間に登場したモデルの大半は「釣り上がった怖い感じの目つき」をしていたり、「迫力あるかなり大きなグリル」を備えていたりする。トヨタの新型アルファードなどがその典型だろうか。とにかく強そうで、偉そうだ。
<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59490/fumia_3.jpg" width="600" alt="▲15年1月に登場した現行トヨタ アルファード" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲15年1月に登場した現行トヨタ アルファード</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>
強いのも偉いのも結構だが、それをこれ見よがしに誇示するのは、決して洒落た行動および思想とはいえないのではないか……というのが筆者の意見である。もうちょっとさりげなくというか、「力はあっても誇示はしない。ただ、にじみ出るだけだ」というような方向で、各社のデザイン部門さんにおいては頑張っていただきたいわけである。バブル時代じゃないんだから。21世紀なんだから。
<br />
<br />
とはいえこれは場末で地味に生きる筆者ひとりの主観にすぎず、多くの人は「S660サイコー!」「こないだモデルチェンジした○○のデザイン、超格好いいよね!」と思っているのだろう。それはそれで結構だというか、むしろそちらが多数派であろうことは承知している。ただ、比較的少数ではあっても「そうだよね、最近の車のデザインって妙に偉そうでオラオラ系で、なんか好きになれないよね」という人もいることは、経験上知っている。
<br />
<br />
では筆者を含むそういった者らが今、スポーツカーまたはスポーティカーに乗る場合、どんな車を選ぶべきなのだろうか?
<br />
<br />
答えは100通り以上ありそうだが、さしあたって今思うのが「フミア系アルファロメオ」だ。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
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</div>
<p>
フミアというのはもちろん歌手の藤井フミヤ氏のことではなく、イタリアのカーデザイナー「エンリコ・フミア」氏のことだ。そのフミア氏がピニンファリーナに在籍していた時代にデザインを担当したアルファロメオが、筆者が言うところの「フミア系アルファロメオ」である。具体的には96年から06年まで販売されたアルファロメオGTVと、そのオープン仕様である先代(916型)アルファスパイダーだ(※フミア氏はアルファ164のデザインも担当したが、今回はスポーツカー/スポーティカーがテーマであるゆえ、164は便宜上除外して考える)。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲エンリコ・フミア氏の筆によるアルファGTV。写真のモデルは03年以降の後期型</span><!-- nodisplay end -->
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</div>
<p>
写真上がGTVおよび同時期のスパイダーなわけだが、どうだろうか? アルファロメオ愛好家に対しては今さら説明不要だろうが、周囲を威嚇しない顔つき(どちらかと言えばおとぼけフェイス?)でありながら、リアは一転して超絶セクシーな世界観。このバランスは絶妙過ぎるとしか言いようがない。そして昨今の直噴化されたエンジンと違い、当時のアルファロメオ車はGTV/スパイダーに限らずエンジンフィールもまた超絶セクシーであったことは、カーセンサーEDGE.net読者には説明するまでもないだろう。
<br />
<br />
数年前に実際GTVに乗っていた身として言わせていただくと、それなりに手間がかかる車ではある。V6のエンジンオイルは約3000kmに一度のペースで交換する必要があるし、ゴムホース類なども決して「強い」とは言えないため、自分で頻繁に目視点検するか、半年に一度ぐらいのペースで専門家に見てもらった方がベターではある。正直、最近の車と違ってちょっと面倒くさいは面倒くさいのだ。
<br />
<br />
だが、この手のアルファロメオというのは得意とする専門工場が世の中にたくさんあるので、ある程度の(決して大金ではない)お金と時間をかける気概さえあれば、その維持は決して難しくはない。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10">
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ちなみに内装デザインがかなりセクシーな点も、GTV/スパイダーの大きな魅力</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>
それなりに面倒くさい車ではあるため万人にオススメするわけではないが、もしもあなたが世の中のS660激賞ムードに若干の違和感を感じているなら、ぜひ「フミア系アルファ」に乗ってみてほしい。これ見よがしではない何か、言ってみればそれこそが「イタリアの伊達の真髄」なのかもしれない味わいを、深く感じ取ることができるはずだから。
<br />
<br />
ということで今回のわたくしからのオススメはずばり「アルファGTVと、同時期のスパイダー」だ。
<br />
<br />
</p>
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<li class="selection_Btn"><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&ROUTEID=edge&FAIR=97752" target="_blank"><span>Search the selection!</span></a></li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Car:</span>アルファロメオ GTV&先代スパイダー</li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Conditions:</span>修復歴なし</li>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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