【伊達セレクション】異端の中古車評論家・伊達軍曹、「お宝旧車」の探し方を考える
カテゴリー: クルマ
タグ: EDGEが効いている / EDGE SELECTION
2013/03/22
http://www.sgt-date.com
バリバリのコンディションでも、古いというだけで査定0円になる理不尽
「自家用車の扱い方」というのは人それぞれである。テキトーに雑に、それこそ整備のせの字もほとんどしない者もいるだろうし、愛情2000%な徹底整備を己の車に施している者もいる。
で、仮にあなたが後者か、どちらかといえば後者に近いニュアンスの人であったとしよう。
愛車の走行距離は、例えばだが10万kmを大きく超え、そして新車からの経過年数も20年を軽く超えている。しかし車というのはある意味「たかが機械」なので、しっかりと整備し、そして替えるべき消耗部品を替えておけば、半永久的にとまではいかないが、かなりの年月快調に保つことができるものだ。あなたの車も、そうだった。例えばの話。
しかしそんな自慢の愛車も、なんらかの事情で買い取りや下取りに出せば、査定0円か、あるいは逆に廃車費用を要求されたりする。まぁプラス査定になったところで、希少なモデルでない限りせいぜい5万円程度か。
あなたは憤慨するだろう。「俺の車は下手な5年落ちよりよっぽど快調で、よっぽど美しいのに! ったく世の中間違ってるぜ! わかってないぜ!!!」と。
その憤慨する気持ちは、一人の自動車愛好家として筆者もよくわかる。
だがそんなあなたも、次の愛車を中古車のなかから探す場合、ついつい以下のような形でネット検索をしていないだろうか?
一般的な検索条件から漏れた先に「お宝」がある?
「え~っと年式は下限が05年で、走行距離は……そうだな、やっぱ5万km以下っつーことで。はいポチッとな、と」
先ほどの話と矛盾するかもしれないが、やはり中古車は年式なり・走行距離なりという部分もあるので、これまた自動車愛好家として筆者も理解できる検索方法ではある。
だが、その検索条件から漏れた物件のなかに、あなたが手放した、あなたが手塩にかけた「奇跡の1台」とよく似たコンディションの物件が存在する可能性も、大いにあるのだ。
おおむね20年落ちとなればどうしたって大したプライスは付かないが、しかしたった一人のオーナーが長年手塩にかけた、プライス以上の価値がある物件。そんな物件を、自動車愛好家として簡単に見逃していいものだろうか?
下記物件リンクは、カーセンサーEDGEnetに掲載されているすべての輸入車を「20年落ち以上」「しかしワンオーナー」「そして整備記録簿付き」「当然修復歴なし」という条件で筆者が検索した結果だ。筆者が1台ずつ現車を確認したわけではないので、「リンクにある物件のすべてが最高ですよ!」と保証することはできない。しかし何というかこう「最高の予感」がプンプンする物件も多いことはご確認いただけるはずだ。
最新モデルだけが大好きな人はさておき、そうでもない方は、騙されたと思ってぜひリンクを踏んでみていただきたい。
ということで、今回の伊達セレクションはずばりこちら。
ワンオーナー・記録簿付きの20年落ち以上車、意外とイケるかも!?
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