トヨタ クラウンがマイナーチェンジ!目玉はアスリートシリーズにターボエンジンが新搭載されたこと
カテゴリー: クルマ
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2015/10/02
アスリートシリーズにターボエンジンが新搭載
10月1日、トヨタ クラウンがマイナーチェンジしました。今回の目玉は、アスリートシリーズに2L直噴ターボ搭載のグレードが新設定されたこと。このターボエンジンは2014年7月にレクサスNX200tにおいてデビューした8AR-FTS型で、トヨタブランドの車としては今回が初採用となります。
ターボエンジンの搭載により最大トルクを1650~4400rpmの幅広い回転域で発生させることができるようになり、低・中速域からの優れた加速や、アクセル操作に対するレスポンスも向上しました。
また、エンジンによる燃焼効率の改善に加え、アイドリングストップ機能などの採用によって、燃費性能も向上。従来型の2.5Lエンジン搭載車はJC08モードで11.4km/Lでしたが、このターボを搭載するモデルでは13.4km/Lとなりました。ちなみに、使用燃料はハイオクへ変更となりました。
他にも、アスリートシリーズとロイヤルシリーズ共通で基本性能が向上していますし、サスペンションのチューニングも最適化されています。さらに、安全面では世界で初めて「ITS Connect」を採用。信号など道路に設置された設備や他の車と直接通信をして歩行者や赤信号などを見落としている可能性がある場合は、ドライバーへ注意を喚起し安全運転をサポートしてくれます。
外見も手直しされ、より魅力的になったNEWクラウン。特に、アスリートシリーズはキャラクター性が明確になり、ますます存在感が増しました。中古車としての登場も待ち望まれますね。
【SPECIFICATIONS】
■車名:クラウン アスリート
■グレード:アスリートS-T ■乗車定員:5名
■エンジン種類:直4DOHCターボ ■総排気量:1998cc
■最高出力:173(235)/5200~5800[kW(ps)/rpm]
■最大トルク:350(35.7)/1650~4400[N・m(kg・m)/rpm]
■駆動方式:FR ■トランスミッション:AT
■全長×全幅×全高:4895×1800×1450(mm) ■ホイールベース:2850mm
■車両重量:1610kg
■JC08モード燃費:13.4km/L
■車両本体価格:450万円(税込)