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天下を獲った三英傑の性格にピッタリの車はあの輸入車!?
天下を獲った三英傑の性格にピッタリの車はあの輸入車!?
2015/04/21
▲信長と秀吉は尾張、家康は三河、ともに現在の愛知県出身。おのおのの性格を例えて後世に詠まれた「鳴かぬなら 殺してしまえ/鳴かせてみよう/鳴くまで待とう ホトトギス」の句は有名。また、天下統一の過程を詠った「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、座りしままに喰うは徳川」といった狂歌も
没後400年にあたる徳川家康にドイツ車を勧める理由とは
今年は徳川家康が没して400年。織田信長、豊臣秀吉の後を継ぎ、天下を統一した。260年も続く太平の世を作り出した偉人の功績をたたえ、ゆかりの地である静岡では様々な記念行事が行われている。そこで、カーセンサーも家康公を顕彰する意味をこめて勝手にオススメの車を考えてみた。
家康の性格を語るときに多用されるのが「質実剛健」と「質素倹約」。車において「質実剛健」と言えば、まず想起されるのはドイツ車だろう。その中でも「質素倹約」といえば、大衆車であるVW(フォルクスワーゲン)が思い浮かぶ。とはいえ、将軍という立場からすると、ある程度のプレミアムは必要。そこでオススメしたいのがVWのフラッグシップモデル、トゥアレグ(現行型)だ。
トゥアレグはVWがポルシェと共同で開発を進めた高級SUVで、オフロードでの高い走破性、オンロードでのスポーティな走り、高級セダンにも匹敵する快適な乗り心地が特徴だ。ちなみに、初代トゥアレグをベースにした軍用車もあったので、戦上手の家康にはうってつけだ。
中でもオススメしたいグレードは「ハイブリッド 4WD」。3Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムにより、V8モデルと同等の走行性能を確保しながら、10・15モード燃費は13.8km/Lを実現しており、「質素倹約」の名に恥じない。
今年2月10日、ビッグマイナーチェンジを受け4年ぶりにデザインが刷新されたので、2代目は今が買い時。これも倹約家の家康には嬉しいポイントだろう。
▲初代に比べると、2代目(現行型)トゥアレグは内外装の質感が大幅にアップ。カーセンサーnetにはモデル全体で41台掲載されており、ハイブリッド車は16台あった(2015年4月21日現在)。なお、モデル全体の平均車両価格は約485万円
さて、家康に中古車を勧めたなら、やはりあの2人にもオススメしておきたい。そう、織田信長と豊臣秀吉だ。
織田信長にオススメの車は次世代のPHEV
織田信長といえば、南蛮製品や新しい技術が大好きで、若い頃は傾奇者としても鳴らしたお方。安土城を見ればわかるように、奇抜なデザインも積極的に取り入れている。この条件を満たす車といえばアレしかない。BMW i8だ。
印象的な青いラインを重ねたレイヤリング・デザインによる未来的な外観が魅力。動力性能ももちろん優れており、後輪は最高出力231psを生み出す1.5L直列3気筒ターボエンジンで、前輪は131psの電気モーターで駆動する、ハイブリッド4WDを採用。0-100km/h加速は4.4秒という、信長も満足の暴力的加速を実現している。
▲プラグインハイブリッド車でコンパクトカー並みの燃費性能と低排出ガスを実現している。カーセンサーnetには6台しか掲載されておらず、中古車の価格帯は2090万~2500万円! 新車時価格の1917万円を上回っている
豪華絢爛を愛した豊臣秀吉には世界最高の高級車
最後に、豊臣秀吉。とにかく派手好きだった秀吉。金に糸目は付けず、大阪城や聚楽第などを見ればわかるように、規模の大きさにもこだわった。となると、オススメは世界最高級の車であるロールスロイスのフラグシップ、ファントムだ。
4ドアセダンのボディは、全長が約6m、全幅が約2m、全高が約1.7mもある堂々たるサイズ。足元には毛足の長いカーペットが敷かれ、インパネは全面がウッドパネルで覆われるなど、独特の高級感が演出されており、豪華絢爛をよしとする秀吉も満足することだろう。
また、秀吉といえば、毛利との戦中に本能寺の変を知り、早々に和議を結んで京に戻り明智光秀を討った「中国大返し」が有名。ファントムのエンジンはBMW製の6.7L V12。踏み込めばしっかりと反応し2.6tの車体をグイグイと引っ張ってくれる。秀吉を天下人へと押し上げた、疾風のような移動も可能だろう。
▲ロールスロイスは英国の会社だったが、経営悪化により90年代からBMWの傘下に。再スタートを切った後で登場した最新モデルがファントムだ。掲載台数は7台で、価格帯は1890~3960万円
くしくも、日本の近世の礎を築いた3人にオススメの車がすべて輸入車になってしまったが、当時の甲冑などでは南蛮風も流行っており、意外に洋風を好む大名は多かった。ということで、ご容赦いただきたい。
text/コージー林田
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<h3>没後400年にあたる徳川家康にドイツ車を勧める理由とは</h3>
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家康の性格を語るときに多用されるのが「質実剛健」と「質素倹約」。車において「質実剛健」と言えば、まず想起されるのはドイツ車だろう。その中でも「質素倹約」といえば、大衆車であるVW(フォルクスワーゲン)が思い浮かぶ。とはいえ、将軍という立場からすると、ある程度のプレミアムは必要。そこでオススメしたいのがVWのフラッグシップモデル、トゥアレグ(現行型)だ。
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トゥアレグはVWがポルシェと共同で開発を進めた高級SUVで、オフロードでの高い走破性、オンロードでのスポーティな走り、高級セダンにも匹敵する快適な乗り心地が特徴だ。ちなみに、初代トゥアレグをベースにした軍用車もあったので、戦上手の家康にはうってつけだ。
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中でもオススメしたいグレードは「ハイブリッド 4WD」。3Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムにより、V8モデルと同等の走行性能を確保しながら、10・15モード燃費は13.8km/Lを実現しており、「質素倹約」の名に恥じない。
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今年2月10日、ビッグマイナーチェンジを受け4年ぶりにデザインが刷新されたので、2代目は今が買い時。これも倹約家の家康には嬉しいポイントだろう。
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<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_29135/CS_tenkabito_2.jpg" width="600" alt="▲初代に比べると、2代目(現行型)トゥアレグは内外装の質感が大幅にアップ。カーセンサーnetにはモデル全体で41台掲載されており、ハイブリッド車は16台あった(2015年4月21日現在)。なお、モデル全体の平均車両価格は約485万円" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲初代に比べると、2代目(現行型)トゥアレグは内外装の質感が大幅にアップ。カーセンサーnetにはモデル全体で41台掲載されており、ハイブリッド車は16台あった(2015年4月21日現在)。なお、モデル全体の平均車両価格は約485万円</span><!-- nodisplay end -->
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<p>さて、家康に中古車を勧めたなら、やはりあの2人にもオススメしておきたい。そう、織田信長と豊臣秀吉だ。
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<h3>織田信長にオススメの車は次世代のPHEV</h3>
<p>織田信長といえば、南蛮製品や新しい技術が大好きで、若い頃は傾奇者としても鳴らしたお方。安土城を見ればわかるように、奇抜なデザインも積極的に取り入れている。この条件を満たす車といえばアレしかない。BMW i8だ。
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印象的な青いラインを重ねたレイヤリング・デザインによる未来的な外観が魅力。動力性能ももちろん優れており、後輪は最高出力231psを生み出す1.5L直列3気筒ターボエンジンで、前輪は131psの電気モーターで駆動する、ハイブリッド4WDを採用。0-100km/h加速は4.4秒という、信長も満足の暴力的加速を実現している。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲プラグインハイブリッド車でコンパクトカー並みの燃費性能と低排出ガスを実現している。カーセンサーnetには6台しか掲載されておらず、中古車の価格帯は2090万~2500万円! 新車時価格の1917万円を上回っている</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>豪華絢爛を愛した豊臣秀吉には世界最高の高級車</h3>
<p>最後に、豊臣秀吉。とにかく派手好きだった秀吉。金に糸目は付けず、大阪城や聚楽第などを見ればわかるように、規模の大きさにもこだわった。となると、オススメは世界最高級の車であるロールスロイスのフラグシップ、ファントムだ。
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4ドアセダンのボディは、全長が約6m、全幅が約2m、全高が約1.7mもある堂々たるサイズ。足元には毛足の長いカーペットが敷かれ、インパネは全面がウッドパネルで覆われるなど、独特の高級感が演出されており、豪華絢爛をよしとする秀吉も満足することだろう。
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また、秀吉といえば、毛利との戦中に本能寺の変を知り、早々に和議を結んで京に戻り明智光秀を討った「中国大返し」が有名。ファントムのエンジンはBMW製の6.7L V12。踏み込めばしっかりと反応し2.6tの車体をグイグイと引っ張ってくれる。秀吉を天下人へと押し上げた、疾風のような移動も可能だろう。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ロールスロイスは英国の会社だったが、経営悪化により90年代からBMWの傘下に。再スタートを切った後で登場した最新モデルがファントムだ。掲載台数は7台で、価格帯は1890~3960万円</span><!-- nodisplay end -->
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<p><!-- short sentence start -->今年は徳川家康が没して400年。織田信長、豊臣秀吉の後を継ぎ、天下を統一した。260年も続く太平の世を作り出した偉人の功績をたたえ、ゆかりの地である静岡では様々な記念行事が行われている。そこで、カーセンサーも家康公を顕彰する意味をこめて勝手にオススメの車を考えてみた。
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家康の性格を語るときに多用されるのが「質実剛健」と「質素倹約」。車において「質実剛健」と言えば、まず想起されるのはドイツ車だろう。その中でも「質素倹約」といえば、大衆車であるVW(フォルクスワーゲン)が思い浮かぶ。とはいえ、将軍という立場からすると、ある程度のプレミアムは必要。そこでオススメしたいのがVWのフラッグシップモデル、トゥアレグ(現行型)だ。
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トゥアレグはVWがポルシェと共同で開発を進めた高級SUVで、オフロードでの高い走破性、オンロードでのスポーティな走り、高級セダンにも匹敵する快適な乗り心地が特徴だ。ちなみに、初代トゥアレグをベースにした軍用車もあったので、戦上手の家康にはうってつけだ。
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中でもオススメしたいグレードは「ハイブリッド 4WD」。3Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムにより、V8モデルと同等の走行性能を確保しながら、10・15モード燃費は13.8km/Lを実現しており、「質素倹約」の名に恥じない。
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今年2月10日、ビッグマイナーチェンジを受け4年ぶりにデザインが刷新されたので、2代目は今が買い時。これも倹約家の家康には嬉しいポイントだろう。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲初代に比べると、2代目(現行型)トゥアレグは内外装の質感が大幅にアップ。カーセンサーnetにはモデル全体で41台掲載されており、ハイブリッド車は16台あった(2015年4月21日現在)。なお、モデル全体の平均車両価格は約485万円</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>織田信長にオススメの車は次世代のPHEV</h3>
<p>織田信長といえば、南蛮製品や新しい技術が大好きで、若い頃は傾奇者としても鳴らしたお方。安土城を見ればわかるように、奇抜なデザインも積極的に取り入れている。この条件を満たす車といえばアレしかない。BMW i8だ。
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印象的な青いラインを重ねたレイヤリング・デザインによる未来的な外観が魅力。動力性能ももちろん優れており、後輪は最高出力231psを生み出す1.5L直列3気筒ターボエンジンで、前輪は131psの電気モーターで駆動する、ハイブリッド4WDを採用。0-100km/h加速は4.4秒という、信長も満足の暴力的加速を実現している。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲プラグインハイブリッド車でコンパクトカー並みの燃費性能と低排出ガスを実現している。カーセンサーnetには6台しか掲載されておらず、中古車の価格帯は2090万~2500万円! 新車時価格の1917万円を上回っている</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>豪華絢爛を愛した豊臣秀吉には世界最高の高級車</h3>
<p>最後に、豊臣秀吉。とにかく派手好きだった秀吉。金に糸目は付けず、大阪城や聚楽第などを見ればわかるように、規模の大きさにもこだわった。となると、オススメは世界最高級の車であるロールスロイスのフラグシップ、ファントムだ。
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4ドアセダンのボディは、全長が約6m、全幅が約2m、全高が約1.7mもある堂々たるサイズ。足元には毛足の長いカーペットが敷かれ、インパネは全面がウッドパネルで覆われるなど、独特の高級感が演出されており、豪華絢爛をよしとする秀吉も満足することだろう。
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また、秀吉といえば、毛利との戦中に本能寺の変を知り、早々に和議を結んで京に戻り明智光秀を討った「中国大返し」が有名。ファントムのエンジンはBMW製の6.7L V12。踏み込めばしっかりと反応し2.6tの車体をグイグイと引っ張ってくれる。秀吉を天下人へと押し上げた、疾風のような移動も可能だろう。
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</p>
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[title] => 相場高騰がまったく止まらない空冷911(特にタイプ964)、買うべきか買わざるべきか?
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[description] => 空冷ポルシェ 911、特にタイプ964の相場高騰が止まらない。これに関連して筆者は「タイプ964という車については、もう考え方というか“とらえ方”を変えるしかない」と思うに至った。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲数年前と比べて1.5倍ほどの相場になったポルシェ 911のタイプ964。……どうすりゃいいんでしょ?</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>あきらめるか、もしくは「F355方式」を取り入れるか</h3>
<p><!-- short sentence start -->空冷ポルシェ 911、特にタイプ964の相場高騰が止まらない。これに関連して筆者は「タイプ964という車については、もう考え方というか“とらえ方”を変えるしかない」と思うに至った。<!-- short sentence end -->
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数年前までのタイプ964は、筆者にとって「決して安くはないけど、まあまあ手頃な予算で狙えるステキな車」だった。事実そんな時期に200万円台前半のカレラ2を購入し、しばらく楽しませてもらった。
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その後、ご存じのとおり空冷911の相場大高騰が始まった。で、直近の1~2年間はタイプ964について以下のように考えていた。「元どおりの相場まで下がることはないだろうが、それでも、そのうち若干は戻すだろう。株や為替でいう“半値戻し”ぐらいはあるんじゃないか?」と。
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しかし、もうあきらめた。あくまでも「たぶん」だが、空冷911(特にタイプ964)の中古車相場はこのまま未来永劫、高値が続く。
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もちろんこれは筆者個人の勝手な予想にすぎないため、外れる可能性も大いにある。しかし、筆者は何も根拠なしにテキトーなことを言っているわけではない。タイプ964の相場が未来永劫下がらないだろうと予想する根拠は、「とどまることのない外国勢の買い圧力」だ。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59438/964change_2.jpg" width="600" alt="▲何年か前までは350万円前後だったタイプ964のカレラ2/4だが、今や500万、600万円は当たり前に" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲何年か前までは350万円前後だったタイプ964のカレラ2/4だが、今や500万、600万円は当たり前に</span><!-- nodisplay end -->
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<p>現在のタイプ964の高値は、国内需要ではなく外国勢、主にドイツ人バイヤーの強力な買い攻勢によって成り立っている。ドイツ国内のクラシック・ポルシェブームとユーロ高(というか円安)を背景に、彼らは日本国内の良質なタイプ964を強烈に買っているのだ。何でもかんでも買いあさるわけではなく「フルノーマルで、オリジナル塗装で」という部分にはかなりこだわっているようだが、とにかくガンガン買っている。
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この攻勢もそのうちやむのではないかとウオッチしてきた筆者だが、独自取材によればドイツ勢の買い圧力は増しこそすれ、まったく減っていない模様。となれば国内に滞留している964の個体数はさらに減っていくわけだ。そうなると当然、全体の相場は下がるはずがない。
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そして現在964に乗っているオーナーもなかなかそれを手放さず、手放す場合も(現在の相場状況をよくご存じなため)かなり強気なプライスで委託販売などを行う。例えばだが「ティプトロのカレラ2で650万円!」みたいな値付けだ。そうなるとさすがに国内の購入希望者は二の足を踏み、そしてそうこうしている間にドイツ勢がユーロの札束でもってそれを買っていく。で、国内の個体数はさらに減り、相場はさらに上昇し……という図式なのである。
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今後タイプ964の平均価格がどこまで上がるかはわからないが、近い将来それが「カレラ2でも1000万円」の世界になったとしても、筆者は驚かない。要するにフェラーリ F355のような中古車価格だ。F355と比べると、タイプ964のカレラ2やカレラ4は結構な数が製造された「量産車」とも言えるわけだが、数多くの個体が海外に流れてしまった今、かつての「量産車」は今や「希少車」へと変化してきている。それゆえ、いかにも希少高級クラシックスポーツカーらしい価格になったとしても、まったく驚かないのだ。
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲タイプ964はもはや、向かって左の初代911(通称ナローポルシェ)的な「クラシックカー」になった?</span><!-- nodisplay end -->
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<p>ここで話は冒頭に戻る。タイプ964という車については、もう“とらえ方”を変えるしかないのだ。
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これまでのタイプ964は「その気になれば庶民でも買える硬派スポーツカー」であり、そういった相場状況に戻ることを心待ちにしていたわけだが、もう待っても意味がない。タイプ964はもはや「富裕な自動車愛好家のためのクラシックカー」なのだ。“マチャアキ”こと堺正章氏がミッレミリアとかに乗ってくるクラシックカーみたいなものである。……そこまでは行かないかもしれないが、それに近い何かである。
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これをお読みのあなたが「富裕な自動車愛好家」である場合はさておき、筆者と同じような「フツーの人」である場合、そしてそんなフツー人が今後タイプ964を欲しいと思った場合、どうすべきなのだろうか。
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答えというか方向性は3つある。ひとつは、あきらめることだ。買うタイミングを逃した自分を軽く責めつつも、964についてはなるべく忘れるよう努力するしかない。もう一つの道は、何らかのビジネスを自分で興し、あなた自身が「富裕な自動車愛好家」になることだ。何年かかるか、そもそも実現可能かどうかもわからないが、それもまたひとつの道であろう。
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59438/964change_4.jpg" width="600" alt="▲ちなみにこれは普通のカレラ2ではなく「カレラRS」。1000万円じゃまるで足りない相場になっています" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ちなみにこれは普通のカレラ2ではなく「カレラRS」。1000万円じゃまるで足りない相場になっています</span><!-- nodisplay end -->
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<p>もうひとつの道が「フェラーリ F355方式」である。ご承知の方も多いかと思うが、フェラーリ F355はサラリーマンオーナーが結構多い。彼らは別に地主の息子とかそういったものではなく、割と普通のサラリーマンだ。そんな彼らがなぜ1000万円級のフェラーリに乗れているかといえば、ズバリ超長期ローンである。
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300万円ぐらいの頭金を入れたうえで月々7万円×96回などのローンを組み、彼らはフェラーリに乗っている。なぜそんなことができるのかといえば、そもそもは根底に強烈なフェラーリ愛があるわけだが、それに加えてF355という車の「資産価値」がある。
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何らかの事情で経済的にコケて月々の支払いが困難になったとしても、フェラーリ F355というのは(状態さえ良ければ)おそろしいほどリセール額が高いので、売却してしまえばローン残債はほぼチャラになる。それゆえ、普通のサラリーマンが躊躇なく超長期ローンを組み、そして楽しくフェラーリに乗っているのだ。
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今後のタイプ964の資産価値すなわちリセール額を考えると、この方式を流用して購入することも可能は可能だろう。もちろん、すすめるわけではないし、筆者自身もたぶんそれはやらないと思う。が、ひとつの手段であることだけは間違いない。
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ということで、今回のわたくしからのオススメは(いや無理にオススメはしないが)、ポルシェ 911のタイプ964だ。
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</p>
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<li class="selection_Btn"><a href="//www.carsensor.net/mkt/s/mkt.php?s=http%3A%2F%2Fmagazine.carsensor-edge.net%2Fselection%2F&g=http%3A%2F%2Fwww.carsensor.net%2Fusedcar%2Fsearch.php%3FSTID%3DCS210610%26ROUTEID%3Dedge%26FAIR%3D97740&c=selection_bbutton" target="_blank"><span>Search the selection!</span></a></li>
<li class="selection_text"><span class="bold">Car:</span>ポルシェ 911(964)</li>
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<div class="author">text/伊達軍曹</div>
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[title] => コンセプトカー「スウェイ」は次期日産 マーチを示唆するものなのか?
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<h3>新型日産 マーチはスタイリッシュなデザインが採用される!?</h3>
<p><!-- short sentence start -->2015年のジュネーブモーターショーで公開された日産のコンセプトカー、SWAY(スウェイ)。最近の日産の動向を見ると、モーターショーに出展されたコンセプトカーが市販モデルとなって登場しているパターンが多い。新世代のコンパクトカーを暗示するというコンセプトのスウェイだが、どうやら次期マーチのコンセプトと見て間違いないと思われる。<!-- short sentence end -->
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おさらいすると、マーチは日産を代表するコンパクトカーとして30年以上の歴史を誇るモデルだ。国産コンパクトカーの水準を引き上げるけん引役だったが、現行の4代目で方向性が変わったのは周知のとおり。新興国向けのコンパクトカーとして生まれ変わり、生産拠点がタイに移された。結果、クオリティは先代から伸び悩んだ。
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販売現場では「売りにくい」との声も聞かれた。また、「コンパクトカーの体たらくが軽自動車の販売増につながっている」と言う業界関係者もいる。日産も危機感を抱いたのか、次期マーチの開発にあたってデザインと作り込みに本腰を入れているようだ。
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</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲2015年のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされたデザイン・スタディがスウェイだ。欧州で人気のコンセプト2BOXにジュークやキャシュカイ(デュアリス)など、最新の日産デザインが反映されている</span><!-- nodisplay end -->
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<p>スウェイのスタイルが次期マーチを示唆しているとすると、その変貌ぶりに驚かされる。これまでパッケージング重視で、開発されてきた歴代モデルに比べて、スレンダー&スタイリッシュだ。ただ、マツダ デミオが居住空間よりもルックスを優先してスポーティないでたちに生まれ変わり、その路線変更が成功したことを加味すると、日産が同じようにマーチをスタイル重視にしたとしても不思議ではない。
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<br />
フロントフェンダーからボディ側面を通ってリアコンビランプと至る、ウエーブしたプレスライン、V字モチーフのラジエターグリル、フローティングルーフを作り出すブラックアウト仕上げのクオーターピラーなど、コンセプトカーに見られたあらゆる要素が市販版にも織り込まれるだろう。
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<br />
※2015年4月21日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
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</p>
<p>【SPECIFICATIONS】<br />
■予想発表時期:2016年<br />
■全長×全幅×全高:4815×1820×1745(mm)<br />
■搭載エンジン:1.2L 直4 他<br /><br />
</p>
<div class="author">text&photo/マガジンX編集部</div>
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