車は人を表す!? 「人にどう見られたいか」によって変わるオススメの1台
カテゴリー: クルマ
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2015/03/19
どんな車に乗っているかで、アナタがどんな人かを判断されているかも
使い古されていて恐縮だが、「ファッションはその人を表す」という言葉がある。しかし、カーセンサー的には「乗っている車こそ、その人を表す」と声高に叫びたい。そこで今回は「こんなオレに見られたい」という視点から車選びをしてみた。
まず「地元の仲間最高、周りに舐められたくない、EXILE系のオレ」に見られたいアナタ。ポイントは、友人や家族が大勢乗れるミニバンで、車体が大きく威圧感がありフロントの押し出しが強い車。欲を言えば、大面積グリルを採用した新型アルファードがオススメなのだが、発売されたばかりで中古車のタマ数は少ない。
そこで選んだのが、旧型 日産 エルグランドだ。中でも日産のカスタムブランドであるオーテックが手がけたライダーは、ワイド感を強調するメッキグリルやローダウンされたバンパーは迫力十分。個人的には現行型よりも押し出しの強さを感じる。もちろん、ボディカラーはブラックを選びたい。
次に、車好きの仲間同士で集まったときに、「車のことがわかっているオレ」と思われたいアナタ。ズバリ、現行型 フォルクスワーゲン ゴルフを選びなさい。決め台詞は「ゴルフに乗ることで、他の車に乗ったときの判断基準を持てるんだよ」。この一言に車好きは納得するはず。
実際、1974年の初代発売以来、38年間6世代で2900万台以上が生産されたフォルクスワーゲンの基幹モデルだけあって、世界中のコンパクトカーのお手本のような存在。1ランク上の走りや快適性に、正面から異を唱える人などいないだろう。
「人とは違う、センスのいいオレ」を演出したいアナタはプジョー 406クーペを選んでみてはどうだろうか。発売当初、「世界で最も美しいクーペ」と称賛された1台で、ピニンファリーナ・デザインによるプジョー製最後のクーペだ。
このうんちくだけで、なんだかセンスが良さそうじゃないか。2003年8月~2005年4月生産の最終モデルは、10年落ち前後だ。当時500万円前後だった高級車だけに、今でも快適性や走行性能は健在だ。
「知性を感じさせる上品なオレ」をアピールしたいなら、輸入車コンパクトを狙ってほしい。「大男、総身に知恵が回りかね」といった慣用句があるとおり、世の中には大きなことをネガティブに捉える風潮があると思う。誤解を恐れずに言えば、デカいとスマートさに欠けるのだ。ドラゴンボールでも、ベジータは小さかったではないか。
エコの時流を鑑みても、少ないガソリン消費でCO2の排出も少ないコンパクトカーに乗っている方が賢く見えるだろう。加えて重要なのは、車選びに自分なりのこだわりが垣間見えること。そんな条件を考えると、機敏な運転性能と高い環境性能、そして凝縮された力強さを感じさせる先進的なデザインのアウディ A1がピッタリ。ボディカラーはちょい悪だけど賢さを感じさせるブラックか、セクシーさとインテリジェンスを併せ持つレッドがオススメだ。
「家族思いの夫と思われたい」「当たり障りのない車にしたい」「常識人と思われたい」というアナタ。現行型のプリウスに乗っておきなさい。2009年デビューにも関わらず新車でのセールスランキング2位という素晴らしい車。オールマイティなので、どんなタイプの人にもぴったり。後悔することはないだろう。
乗っている車はアナタのパーソナリティーを表している。「この車、オレに似合っているか?」も大事だけれど、憧れの車に似合う自分に成長するのも大事だぞ!