三菱 RVR予想イラスト|ニューモデル速報

ランサーエボリューションに新型は存在しない。こんなショッキングな報道が世間を賑わせたのは記憶に新しいところ。三菱の高性能マシンは、もう発表されないのだろうか?

新型RVRで「エボリューション」モデルは生き続ける

4ドアクーペに変身する次期RVR

三菱は、ガソリンをガブ飲みする高性能車は時代にそぐわないと判断したようだ。しかし、ハイパフォーマンスユニットを搭載した「走る楽しさを追求した車」は作り続ける。しかも「エボリューション」の名を冠して。

ランエボが築いたブランドや技術は、三菱にとってかけがえのない資産だ。これを生かさない手はない。では、次代のエボの名が与えられるマシンは何か。

それは、RVRだ。新型には、追加モデルとしてエボが用意されるだろう。前述のとおり、これからのエボは高性能なガソリンエンジンを搭載するものではない。エボのもうひとつの条件である四輪制御技術と、今後のコア技術となる電動化テクノロジーが組み合わされるものとなる。

新型RVR自体にはFF方式のプラグインハイブリッド機構が搭載されるが、エボは後輪にモーターが用いられ、天候や路面状況を問わないスポーティな走りを実現する。

ボディは、2013年の東京モーターショーに出展されたスタディモデル「コンセプトXR」のイメージが踏襲され、4ドアクーペに仕上がる。専用のワイドフェンダーやリアウイング、大径タイヤ&ローダウンサスペンションが採用され、エボの名にふさわしいデザインとなるだろう。

※2014年5月20日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

2007年にデビューしたランサーエボリューションX。三菱は「いまのところ次期モデルは存在しない」としているが、生産終了については言及していない

2007年にデビューしたランサーエボリューションX。三菱は「いまのところ次期モデルは存在しない」としているが、生産終了については言及していない

2013年の東京モーターショーで出展されたコンセプトXR。次期RVRはこのイメージが踏襲され、4ドアクーペに生まれ変わる。スタイリッシュなエボになりそうだ

2013年の東京モーターショーで出展されたコンセプトXR。次期RVRはこのイメージが踏襲され、4ドアクーペに生まれ変わる。スタイリッシュなエボになりそうだ

予想発表時期2016年以降
全長×全幅×全高4400×1795×1550(mm)
搭載エンジン直4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部