トヨタ シエンタ予想イラスト|ニューモデル速報

発売から10年以上が経過しているものの、いまだに現役モデルのトヨタ シエンタ。そんなロングセラーがついにモデルチェンジを迎えるようだ。

1.5Lハイブリッドが採用され、ホイールベースも延長

長所はそのままに正統進化を遂げる!

シエンタは、コンパクトカーのプラットフォームに両側スライドドアと3列シートを採用した"ミニ"ミニバン。2003年のデビュー以降、これまで同一モデルで販売されていたが、2015年についにフルモデルチェンジされるという。

フロントには、アクアに似たノーズが与えられ、台形をモチーフにした大型エアインテークが備わる。特徴的だった丸目ランプは姿を消し、車体中央に向かって尖るシャープな目元になる。ただし、ヘッドライトからフェンダー側に伸びる短冊デザインは残され、アイデンティティは踏襲される。

インテリアでは、好評の3列シートが継承される。シートの2列目はスライドとチップアップが可能で、現行モデルの弱点だったスライドレールがフロア下に埋め込まれるなど、足元スペースを犠牲にしない仕立てに変わるだろう。また、3列目は床下に収納できるダイブダウン方式のまま、より操作しやすく進化する。

パワートレインは大きく改良され、1.5Lのハイブリッドに置き換わる。ただし車の性格上、シートアレンジを優先し、駆動用バッテリーを薄くして床下に収めなければならない。これに伴って、シャーシの後ろ半分はプリウスなどでお馴染みのMCプラットフォームに差し替えられる。結果、ホイールベースは現行モデルより50mm延長され、2750mmとなるようだ。

※2016年3月4日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

コンパクトカーをベースに3列シートを組み込んで登場した現行モデル。長年に渡って支持されてきた理由のひとつが、このデザインの愛らしさだろう

コンパクトカーをベースに3列シートを組み込んで登場した現行モデル。長年に渡って支持されてきた理由のひとつが、このデザインの愛らしさだろう

すでにトヨタでは先行開発がスタート。写真はテスト車両だが、アクアのフロントノーズが使われているのがわかる。次期型がハイブリッドである可能性は高い

すでにトヨタでは先行開発がスタート。写真はテスト車両だが、アクアのフロントノーズが使われているのがわかる。次期型がハイブリッドである可能性は高い

予想発表時期2015年以降
全長×全幅×全高4200×1695×1670(mm)
搭載エンジン1.5L 直4+モーター
■Photo&Text/マガジンX編集部