スバル エクシーガ予想イラスト|ニューモデル速報

スバルの中期計画である「モーションV(ファイブ)」のトリをミニバンのエクシーガが飾る。その新型に関する情報をお送りする

乗りに乗っているスバルが送る7人乗りミニバン

競合車を意識してリアにスライドドアを採用か

富士重工業の業績が絶好調だ。2011~15年度までの中期経営計画「モーションV」で発表した目標も3年前倒しで達成。今期の営業利益は、モーションVの1200億円を超え2000億円に迫る見通しだ。この「モーションV」と同時に、スバルは主力車種を毎年、1車種ずつ全面改良していく方針を掲げた。

インプレッサ(2011年)、フォレスター(2012年)、WRX(2013年)、レガシィ(2014年)と続き、計画の最終年度である2015年に登場する予定なのがエクシーガだ。

現行モデルは2008年6月に登場。残念ながら市場での評判はいまひとつで、年間3万台弱の販売計画(当初)に対し、これまでの実績は1万台程度にとどまっている。

ただ、飛ぶ鳥を落とす勢いのスバルだけに「エクシーガもヒットさせる」という思いは強いはず。好業績に裏打ちされた潤沢な資金も開発の自由度を高めそうで、次期モデルに期待が集まる。

まず、エクステリアでは、インプレッサ以降に見られるスバル共通のデザインが盛り込まれる。具体的には、Aピラーの前出しや、サイドビューを印象づけるキャラクターライン、目力のあるヘッドランプなどが与えられるだろう。

また、リアのスイングドアがスライドドア化されるかも注目だ。走りの良さを支えるボディ剛性と、どのように両立させるかがカギとなる。

パワートレインでは、新世代のFA20型2L水平対向ターボエンジンがCVTと組み合わされる可能性が高い。これにより、燃費性能がどこまで引き上げられるか、カタログ落ちてしまったNAの2Lモデルが復活するかどうか、が気になるところだ。

※2013年9月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

スバル初の3列シートの多人数乗車ミニバンとして登場した現行エクシーガ(写真)。市場での人気はいまひとつだが、次期モデルで巻き返しを狙う

スバル初の3列シートの多人数乗車ミニバンとして登場した現行エクシーガ(写真)。市場での人気はいまひとつだが、次期モデルで巻き返しを狙う

次期型のパワートレインは写真のFA20型ボクサーターボとCVTの組み合わせの線が濃厚。カタログ落ちした2LのNAモデルは復活するのだろうか

次期型のパワートレインは写真のFA20型ボクサーターボとCVTの組み合わせの線が濃厚。カタログ落ちした2LのNAモデルは復活するのだろうか

予想発表時期2015年7月
全長×全幅×全高4740×1785×1690(mm)
搭載エンジン2L 水平対向4+ターボほか
■Photo&Text/マガジンX編集部