調査報告書 2012年7月
File No.138

マツダ ロードスター

※2012年7月26日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

マツダ ロードスター予想画像|ニューモデル速報
マツダ ロードスター リアスタイル予想画像|ニューモデル速報マツダ ロードスター 現行モデル|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

軽量ボディ+スカイアクティブで原点回帰

2012年5月に発表された、マツダ、フィアットがオープン2シーターの開発・生産に向けた協議を開始することで合意したというニュースには驚かされた。どうやら次期ロードスターはアルファロメオ車のベースにもなるようだ。

アルファの2シーターオープンといえば、1966年にピニンファリーナの手によるポートテイルスタイルに端を発するスパイダーを思い浮かべる。そんな伝統あるモデルのプラットフォームに選ばれる次期ロードスターの正体に迫っていく。

次期型が4代目となるロードスターだが、テーマとなるのは「ライトウェイトオープンへの原点回帰」となるようだ。初代ユーノスロードスターは、1.6Lエンジンで940kgだった。しかし、代を重ねるごとに、安全基準への対応などにより、重くなっていった。写真右下の現行モデルは、2Lエンジン搭載で車重は1110kg〜となっている。

この値は、現在の基準でいうと決して重くはないものの、初代から比べると立派になっていることは否めない。次期型は一体どうなるのか。どうやら初代モデル並みの車重900kg台を目指して開発が進められているようだ。軽量化が大きな目標となるため、ボディサイズは全幅こそ、多少拡げられるものの、全長は現行モデルとほぼ変わらないはず。

軽くなったボディに組み合わされるのは、マツダ自慢のスカイアクティブ1.5Lエンジンだ。燃費はもちろん、パワーも期待できるユニットに仕立てられるようだ。ルーフは現行モデル同様、ソフトトップ/電動リトラクタブルハードトップの2種類。発表のタイミングだが、欧州人気の高いモデルなので、2013年9月のフランクフルトショーの線が濃厚だ。

以上