調査報告書 2011年12月
File No.110

トヨタ ポルテ/ラウム後継車

※2011年12月22日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ ポルテ/ラウム後継車フェイス1|ニューモデル速報
トヨタ ポルテ/ラウム後継車フェイス2|ニューモデル速報トヨタ ポルテ/ラウム後継車 リアビュー|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

2種類のフロントフェイスをもつ、ポルテ/ラウム後継車

日産キューブやホンダフリードスパイク、スズキ ソリオなど、5人乗りハイト系コンパクトワゴンの市場が盛り上がっている。これらライバルに対してトヨタがどのような戦略を仕掛けてくるのか。

現在、鋭意開発中のモデルが、File No.019でもお伝えしたポルテ/ラウムの後継車。ボディ左側はポルテ譲りの大型スライドドアを備え、右側は前ヒンジドア+後ろスライドドアというラウムのスタイルを継承する。

このポルテ/ラウム後継車は、プリウスやアクアと同じく全4チャンネルで販売されることになるようだ。ただし、ノア/ヴォクシーのように販売チャンネルごとに複数のブランドが作り出される模様。ポルテを販売しているトヨタ店とトヨペット店には、写真右上のスクエアなヘッドランプや四角いエアインテークが特徴的なマイルド仕様を投入。

一方、新規取り扱いとなるカローラ店と、2011年10月にラウムの販売が終わったネッツ店には、写真左の多角形のヘッドランプと、初代bB似の横長グリルが印象的なワル顔仕様が投入される模様。ヴォクシーやルミオン、bBなど、同じ店舗で販売されている他車種と並べた際に違和感を感じさせない仕上がりになるだろう。

ボディはヴィッツと同じBプラットフォームが用いられる。パワートレインは、1.3Lと1.5Lの2種類で、後者には4WD車も設定される。トランスミッションは全車CVTで、一部にはアイドリングストップ仕様も用意されるようだ。ダウンサイジングが進んでいる国内マーケットにおいて、ポルテ/ラウム後継車が、トヨタにとって大事なモデルとなることは間違いない。

以上