ラグジュアリーとスポーティ装備の「全部乗せ」

ドイツメーカーの中でも、ここのところグングンと存在感を増しているブランドがアウディ。2005年に日本人デザイナー、和田智さんのデザインによるA6 がシングルフレームグリルを導入して以来、統一したデザインコンセプトも確立しました。今回はミドルクラスの中核車種、A4の旧型最終期に設定された「ダイナミックラインプラス」をご紹介します。

登場したのは2007年の10月。セダンのA4と、ワゴンのA4アバントの全グレードにそれぞれ用意されました。基本的な構成はラグジュアリー仕様の「SEパッケージ」とスポーツ仕様「S-Lineパッケージ」の2つのオプションが両乗せに。さらにHDDナビゲーションも標準装備されています。
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ラグジュアリー装備としては、室内に本革シート、フロントシートヒーター、ウッドパネル、ストレージパッケージなどを装着。APS(パーキングシステム)、クルーズコントロール、オートライト/レインセンサー、サーボトロニックといった便利装備も満載です。スポーティ性抜群のパドルシフト付き本革巻きスポーツステアリングホイールも装着しています。

スポーツ仕様としては、S-Line専用のフロント&リアバンパー、トランク一体型のリアスポイラー(アバントはルーフスポイラー)、スポーツサスペンション、バイキセノンライトなどが装着されています。足元には7ツインスポークの18 インチアルミホイールが。安全装備もリアのサイドエアバッグが追加されています。

基本的には2007年3月に登場した「ダイナミックライン」と似た仕様なのですが、「プラス」されたのは「3.2 FSIクワトロ」が追加されたことで、全グレードのラインナップとなったこと、また他グレードはナビゲーションがHDDに変更されたことです(「3.2 FSIクワトロ」には元々標準装備)。新車時価格はそれぞれ39万円高となる418万~657万円となっています。
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4月5日時点でカーセンサーnetに掲載されている中古車数は33台。セダンが11台で価格は189万~336万円、アバントが22台で199万~345万円となっていますが、人気車種な上に年式が比較的新しいため、修復歴車を避けると最低でも200万円以上の予算は必要。特に4WDモデル「クワトロ」は250万円が最低ラインとなっています。

いわば「オプション全部乗せ」状態の特別仕様車ですから、満足感はかなりのもの。旧型A4は実質的に旧々型のビッグマイナーチェンジと言われるほど完成度が高いモデルですから、最終型の「ダイナミックラインプラス」はまさに至極の一台と言えるでしょう。興味をもった方は、下の検索窓に「A4 ダイナミックライン プラス」と入力して検索してみてください。
※一部画像はベースモデルのものです

Text/渡瀬基樹