調査報告書 2011年3月
File No.077

トヨタ ウィッシュ/スバル エクシーガ

※2011年4月7日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

トヨタ ウィッシュ/スバル エクシーガ|ニューモデル速報
トヨタ ウィッシュ 初代|ニューモデル速報スバル 新世代ボクサーエンジン|ニューモデル速報

Photo/マガジンX編集部

ウィッシュ予想発表時期2012年4月
●全長x全幅x全高:4590×1695×1590(mm)
●搭載エンジン:1.8L 直4、2L 直4
エクシーガ予想発表時期2011年6月
●全長x全幅x全高:4740×1775×1660(mm)
●搭載エンジン:2L ボクサー4

低全高3列シートミニバン、それぞれのテコ入れ策

背高ミニバンでは大きすぎるし、燃費も気になる。セダンライクに使えて、イザという時には7人乗車ができる車が欲しい。そんな要望に応えてきたモデルが、低全高3列シートミニバンである。2003年1月にデビューしたトヨタウィッシュ(写真右上)は、最も売れたトヨタ車の一つに挙げられる実績を残してきた。また、2008年にスバルが満を持して投入した3列シートミニバン、エクシーガ。いずれのモデルも現在は苦戦を強いられている。

今回は趣向を変えて、2車種同時にマイナーチェンジの情報をスクープしていきたい。同じような低全高3列シートミニバンながら、向かうべきベクトルは意外と違ったりする。まずは、ウィッシュから見ていくことにしよう。どうやら引き算のマイナーチェンジとなっていくようだ。75%減税対象の1.8L車を拡充。2L車が減らされていくことになりそうだ。

低燃費化もさらに推し進められ、バルブマチックに改良が施される。これにより、いち早く平成27年度燃費基準をクリアしそう。燃費性能といえば、エクシーガも負けてはいない。フォレスターのマイナーチェンジで初めて採用された新世代のボクサーエンジン(写真右下)がエクシーガにも展開されるという噂がある。

すでにCVTが搭載されているエクシーガに、もし新生ボクサーが搭載されれば、スバルの次世代パワートレインの初採用車となる。また、迫力不足だったエクシーガのフロントマスクだが、マイナーチェンジを機に、大型のラジエターグリルが与えられ、ランプ下辺は波打った形状に改められるなど、スバルフェイスを獲得するかもしれない。

以上