スズキ アルト【オススメ銘柄】
2011/02/03

今週の注目銘柄:スズキ アルト
■コストパフォーマンスの高い軽の定番モデル
![]() |
今から遡ること約30年前、“アルト47万円”というキャッチコピーと低コスト路線を打ち出し、一躍軽自動車の定番モデルとなったスズキアルト。1993年登場したワゴンRに、軽自動車の主役の座は渡したものの、堅実な販売台数を誇る同社の主力モデルだ。
7代目は2009年12月に登場。これまでの実用性主義から脱却し、愛嬌のあるエクステリアデザインが採用された。シャーシはワゴンRがベースだが、剛性のアップと徹底的な軽量化を行い、走行性能と燃費性能の向上に貢献。この結果全モデルエコカー減税の対象となった。 全車VVT付きの自然吸気エンジンを搭載。ミッションはグレードにより、5MT/4AT/CVTが組み合わされる。乗用モデルだけでなく商用のバンモデルも用意。またマツダにOEM供給され、キャロルの名前で販売されている。 |

■流通台数は豊富で相場は緩やかに値落ち

グラフの分析結果は
価格 | 3カ月前の平均価格は77万円で現在は75万円。一時値上がりもしたが、全体には緩やかな値落ちが続いている |
台数 | 3カ月前は230台程度で停滞していたが、登場して1年がたった2010年12月に一気に増し、350台に迫る |
距離 | 昨年末までの平均走行距離は1000km程度だったが、年明けから延び始め現在では3000kmを超えてきた |
2009年12月に登場したスズキアルト。2010年5月にデビュー当初全グレードに設定されていた4WD車を、G4の1グレードに統合。さらに廉価グレードEが廃止された。続く11月に新色のボディカラーが追加されているが、一部改良などは行われていない。
登場して1年が経過し相場は50万~108万円、流通台数は350台弱と非常に多い。グレードは、スタンダードなFが半数を占め、次いでGのAT車、GのCVT車、最上級のXと続く。4WD車もまずまず流通しており、ほとんどのグレードが選べる状況だ。
登場して1年が経過し相場は50万~108万円、流通台数は350台弱と非常に多い。グレードは、スタンダードなFが半数を占め、次いでGのAT車、GのCVT車、最上級のXと続く。4WD車もまずまず流通しており、ほとんどのグレードが選べる状況だ。

■値落ち額が最も大きな最上級の660X
![]() |
![]()
|
新車時価格70万円スタートのアルト。新車時価格の安い軽自動車は一般的に値落ち額は小さくなりがち。例えば、流通台数が多いスタンダードのFは新車時価格と中古車の平均価格の差がわずか9万円にとどまっている。そこで新車時価格からの値落ち額が大きく、なおかつ装備の充実度で見ると、お得なグレードは、ズバリ最上級グレードのXだ。
現在の平均価格は86.4万円で新車時価格からの値落ち額は16.5万円と、全グレード中最大。この影響で中間グレードGとの価格差が縮まっている。Xは全車10・15モード燃費24.5km/Lの副変速機構付きCVTを搭載。Gに比べて、キーレスプッシュストップシステム、盗難防止のイモビライザー、運転席&助手席の照明付きバニティミラー、運転席シートリフターなど親切な装備が充実。新生活のパートナーにピッタリの一台だ。
現在の平均価格は86.4万円で新車時価格からの値落ち額は16.5万円と、全グレード中最大。この影響で中間グレードGとの価格差が縮まっている。Xは全車10・15モード燃費24.5km/Lの副変速機構付きCVTを搭載。Gに比べて、キーレスプッシュストップシステム、盗難防止のイモビライザー、運転席&助手席の照明付きバニティミラー、運転席シートリフターなど親切な装備が充実。新生活のパートナーにピッタリの一台だ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
スズキ アルト【オススメ銘柄】/旬ネタ
あわせて読みたい
N-BOX ジョイの新車価格に絶望した人に贈る「100万円ちょっとで買えるSUV風軽自動車、代わりにどうですか?」3選
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
【試乗】トヨタ ランドクルーザー70(再々販モデル)|現代に蘇らせた意味を再考する
【試乗】新型 BYD シーライオン7|BEVの特性を生かした足回りでワインディングも器用に走る上級クロスオーバーSUV!
【試乗】新型ホンダ N-VAN e:(初代)|本気使いもできるのに小洒落ているワークマンプラスみたいな電動商用車
【試乗】新型 アウディ S5アバント|エンジンフィールが気持ちいい! マイルドハイブリッドを備えた新ネーミングの基幹モデル