マツダ ロードスター【スクープ!】
2010/09/30
マツダ ロードスター
※2010年9月30日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2012年以降 |
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●全長x全幅x全高:3995×1720×1240(mm) | |
●搭載エンジン:1.5L 直4ほか |
軽量化とダウンサイジングによって原点回帰する
ロータリー4ドアクーペのRX-8とともに、マツダのスポーツイメージを牽引するモデルがロードスターだ。2005年にデビューした現行モデルも5年目に入り、そろそろ次期型の様子が見えてきた。
厳しくなる衝突安全基準をクリアするために大型化を繰り返してきたロードスター。その20年強の歴史を振り返ると、現行モデル(写真右下)は、安全装備や快適装備が充実されたとはいえ、初代(写真右上)より100kg近く重くなった。
そこで、次期型では軽量化が図られるようだ。もちろん、昨今の日・米・欧での燃費規制に対応するための軽量化といった意味合いも含まれるが、マツダはロードスター本来の「軽くて気持ちの良い走り」を取り戻すチャンスともとらえている。現行デミオで蓄積した軽量化によるハンドリングと燃費向上のノウハウが生かされることになりそうだ。
このダウンサイジングの流れを受けてエンジン展開は、1.5Lユニットがメインとなる模様。初代でさえ1.6Lエンジンが与えられていたこともあり、パワー不足が心配だが大丈夫。マツダの次世代パワートレイン、SKY-Gが搭載されるのだ。直噴化や可変バルブタイミングなど新技術の採用により、リッター当たり100ps超の160psが目標に定められている。
プラットフォームは、コストを考えると現行のものを大幅に軽量化することになるだろう。一方、スタイリングだが、新型プレマシーに見られるNAGARE(流れ)思想が織り込まれる可能性が高い。動きやエネルギー、軽やかさを表現した造形とラインが盛り込まれるかもしれない。フロントマスクは、歴代モデルがはぐくんできた愛らしさが継承されるだろう。