スズキ スイフト【オススメ銘柄】
2010/09/02

今週の注目銘柄:スズキ スイフト
■欧州テイストを纏ったビターなコンパクト
![]() |
スイフトはグローバルモデルとして誕生した車だ。2000年に登場した初代モデルは当時提携していたGMと開発した小型車用新シャーシを採用した第一号で、SUVライクなスタイリングをもつコンパクトカーだった。スポーツという走りのモデルを追加するものの、セールスは今一歩だった。
2代目スイフトは2004年11月に登場。スタイリングは直線基調で塊感があり、スポーティな印象を強めた。インテリアも同様にブラックを基調としてスポーティな雰囲気を演出。さらに、スタイリングだけでなく、走行性能も欧州仕込みの本格派なのだ。数あるコンパクトカーのなかでも、渋さのあるビターなモデルだ。 |

■高年式車の増加で高値をキープ

グラフの分析結果は
価格 |
3カ月前の5月末時点で、平均価格は79万円。 しかしその後は値上がり傾向となり、現在は81万円付近をキープしている |
台数 | 夏のボーナス商戦時期には一時的に減少したものの、その後は1000台弱まで盛り返し、とても選びやすい |
距離 | おろしたて中古車が多く出回った影響で、平均走行距離が1.2万kmを割り込むところまで戻った |
2004年11月に登場したスズキスイフト。デビュー当初は1.3Lと1.5Lともに直4エンジンの2種類だったが、2005年9月に1.6Lエンジンを搭載したスポーツを追加。さらに2007年5月には低燃費を実現した1.2Lの直4エンジンを追加。1.3L、1.5L、1.6Lは5MTと4AT、1.2LにはCVTが組み合わされる。
流通台数はピーク時には1000台を超えていたが、現在は900台強と若干減っている。価格帯はかなり幅広く25万~258万円。車両本体価格150万円以上の中古車はほとんどがスポーツだ。グレードでは全年式を通じてCVT車の1.2XGが多く占めている。
流通台数はピーク時には1000台を超えていたが、現在は900台強と若干減っている。価格帯はかなり幅広く25万~258万円。車両本体価格150万円以上の中古車はほとんどがスポーツだ。グレードでは全年式を通じてCVT車の1.2XGが多く占めている。

■ATでも十分楽しい1.6スポーツ
![]() |
![]()
|
新車時価格100万円スタートのスイフト。スタンダードモデルでもポテンシャルは十分高いので、使い勝手や走りなど不満に思うことはない。とにかく燃費が良い車がほしい!そんな人たちには10・15モード燃費20.5km/L(2009年5月以降は21.0km/L)の1.2XGがオススメだ。エアロパーツを装着したモデルもあり選びやすい。
しかし今回の本命はスイフトスポーツだ。元々走りのポテンシャルの高いスイフトだが、さらに磨きを掛けたのがこのスイフトスポーツ。とはいえ、カリカリのスポーツモデルではなく、普段使いも十分こなす。MT車の流通が多いが、ATでも十分その楽しい走りを満喫できる。
流通台数はFリミテッドなどの特別仕様車を含めて54台。相場は70万~150万円とAT車のほうが割安感が高い(MT車の相場は70万~258万円)。本革シフトノブやディスチャージヘッドランプなど、装備の充実した特別仕様車でも、ATモデルのスポーツとの価格差が小さいので狙い目だ。
しかし今回の本命はスイフトスポーツだ。元々走りのポテンシャルの高いスイフトだが、さらに磨きを掛けたのがこのスイフトスポーツ。とはいえ、カリカリのスポーツモデルではなく、普段使いも十分こなす。MT車の流通が多いが、ATでも十分その楽しい走りを満喫できる。
流通台数はFリミテッドなどの特別仕様車を含めて54台。相場は70万~150万円とAT車のほうが割安感が高い(MT車の相場は70万~258万円)。本革シフトノブやディスチャージヘッドランプなど、装備の充実した特別仕様車でも、ATモデルのスポーツとの価格差が小さいので狙い目だ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
スズキ スイフト【オススメ銘柄】/旬ネタ
あわせて読みたい
【試乗】新型 テスラ モデルY|もはや走りにも文句はなくなり全方位進化でBEV最強の1台へ!
【試乗】新型 アウディ A5|堂々たるサイズの新ネーミング基幹車種、ベーシックモデルも必要十分に実用的!
三菱 デリカD:5の新車価格がアップ……。だったら中古車も見てみませんか? 価格や流通台数、オススメを解説
【試乗】新型 BMWアルピナ B4 GT|Dセグメントセダン最上! 良質なライドフィールを濃密に楽しめる“実用スーパーカー”
自由と絶景とハプニング! ルノー アルカナで行く神様が集まる「神津島」への旅
【試乗】トヨタ ランドクルーザー70(再々販モデル)|現代に蘇らせた意味を再考する
【試乗】新型 BYD シーライオン7|BEVの特性を生かした足回りでワインディングも器用に走る上級クロスオーバーSUV!
【試乗】新型 アウディ S5アバント|エンジンフィールが気持ちいい! マイルドハイブリッドを備えた新ネーミングの基幹モデル
【試乗】トヨタ クラウンクロスオーバー RS ランドスケープ|ラリーレイド風の特別モデル。後々必ず語られる1台だろう
【試乗】新型 フォルクスワーゲン ゴルフ GTI|速い! そして洗練度を増した走り! これはまさに“大人”のホットハッチ!