日産 エルグランド【オススメ銘柄】
2010/04/08
今週の注目銘柄:日産 エルグランド
■贅を尽くした室内空間をもつLサイズミニバン
1997年に国産車最大級のボディをもつ初代エルグランド(当時はキャラバン/ホーミー エルグランド)が登場。広々とした室内空間と豪華なインテリア、さらに堂々とした迫力のスタイルでミニバンユーザーのハートをつかみ、Lサイズミニバンの人気モデルへと上り詰めた。
2002年4月にFMCを行い2代目のエルグランドが登場。初代よりもさらにボディサイズを拡大し、広さ、豪華さともにグレードアップ。全席ファーストクラスの乗り心地とたとえられた。エンジンは3.5Lと2.5LのいずれもV6で5ATが組み合わされる。駆動方式はFRと電子制御4WDシステム、オールモード4×4を全グレードに設定する。 |
■流通量はピーク、値落ちの勢いもあり今が狙い目
グラフの分析結果は
価格 |
平均価格は179万円で年を明けたが2月の中旬から値落ちが加速。 現在は168万円付近と3カ月で約10万円も下がった |
台数 |
登場から約8年がたち、流通台数は常に1000台を超えている。 需要期の3月中旬には1100台を超え、ピークといえる多さ |
距離 |
流通している中古車の年式が進んでいて平均で5万kmを超えている。 5万~7万kmの物件が約25%を占めている |
2002年4月に登場した日産エルグランド。堂々としたボディサイズ、豪華な室内空間、トルクフルな走りと日産のミニバンシリーズの頂点にふさわしいモデルだ。スタンダードモデルのほか、エアロパーツを装着したハイウェイスター、オーテックジャパンのカスタムコンプリートモデル、ライダーが3.5L、2.5L両エンジンに設定されている。
登場してから8年が経過し、中古車の流通台数は1000台を超えている。3月の需要期には1100台まで増加し、ピークといえる。価格帯は55万~400万円とかなり幅広い。グレードではデビュー時からある3.5L車が多く、なかでもハイウェイスターが最多だ。
登場してから8年が経過し、中古車の流通台数は1000台を超えている。3月の需要期には1100台まで増加し、ピークといえる。価格帯は55万~400万円とかなり幅広い。グレードではデビュー時からある3.5L車が多く、なかでもハイウェイスターが最多だ。
■レギュラー仕様でも十分パワフルな2.5ハイウェイスター
|
新車時価格300万円スタートの日産エルグランド。モデルサイクルが長く、最安値は55万円まで下がっており、予算に合わせてグレードや年式を選ぶことができる。流通台数から考えると3.5L車のほうが選びやすく、バリュー感も高いのだが、税金の高さや使用燃料がハイオクということでどうしてもランニングコストが高くなる。
そこで、オススメなのはレギュラー仕様の2.5Lエンジンを搭載した人気グレードのハイウェイスターだ。アルファードやエリシオンなどのライバル車が4気筒エンジンを搭載するなか、エルグランドだけはV6なのでパワー不足を感じるシーンは少ない。さらに登場したのが2004年8月なので、2度目の車検サイクルを迎える車が多い。そのため、ここに来て一気に値落ちが進んでいるのだ。憧れのLサイズミニバンは今が買い時だ。
そこで、オススメなのはレギュラー仕様の2.5Lエンジンを搭載した人気グレードのハイウェイスターだ。アルファードやエリシオンなどのライバル車が4気筒エンジンを搭載するなか、エルグランドだけはV6なのでパワー不足を感じるシーンは少ない。さらに登場したのが2004年8月なので、2度目の車検サイクルを迎える車が多い。そのため、ここに来て一気に値落ちが進んでいるのだ。憧れのLサイズミニバンは今が買い時だ。
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
日産 エルグランド【オススメ銘柄】/旬ネタ
あわせて読みたい
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(後編)
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品