快適装備はそのままに
走りに磨きをかけたスポーティーセダン

  • 日産 スカイライン フロントスタイル|人気中古車完全カタログ
  • 日産 スカイライン インパネ|人気中古車完全カタログ
  • 日産 スカイライン リアスタイル|人気中古車完全カタログ

主な改良・変更・追加

2006年 11月/デビュー FR車専用の新V6エンジンを搭載した12代目モデル
3.5Lと2.5LのV6エンジン+マニュアルモード付き5ATを搭載したスカイラインが登場。グレード名は3.5L車なら350GT、2.5L車なら250GTと冠される。350GTにはパドルシフトなどをもつタイプS、本革シートなどを装備したタイプP、両者の装備を併せ持つタイプSPを用意。250GTはベーシックな250GT、後席エアコン吹き出し口などをプラスしたタイプV、タイプPとなる。基本はFRだが、2.5L車のみ4WDを用意。
日産 スカイライン 外観|人気中古車完全カタログ

350GTのタイプSPとタイプSには、スポーツフロントバンパーやスポーツサイドシルスポイラーを採用。さらに、18インチタイヤ(他のグレードではオプション)も標準装備した

日産 スカイライン 内装|人気中古車完全カタログ 日産 スカイライン ショックアブソーバー|人気中古車完全カタログ

左/内装色はブラックとシルキーエクリュ(写真)のほか、オプションで茶系のフォーブも用意 右/欧州で徹底的にテストを重ね、専用チューンを施したショックアブソーバー

2007年 11月/一部改良&限定車 3.5L車のみだったスポーティグレードを2.5L車に設定
従来はオプションだったプラズマクラスターイオンエアコンをタイプSP、P、Vに標準とするなど、装備の見直しを実施。さらに、2.5L車には新たにタイプSが追加となった。
日産 スカイライン 内装|人気中古車完全カタログ

スカイライン生誕50周年を記念した期間限定車、50thリミテッドも登場。タイプPとタイプSPをベースに、レッド本革シートや専用アルミパネルなどの装備が奢られた

2008年 12月/一部改良 高出力かつ低燃費を実現した3.7Lエンジンを投入
3.5L車のエンジンを、VVELを採用した3.7Lに換装。また、ボディや内装アルミパネルの色味変更なども行われた。
日産 スカイライン 外観|人気中古車完全カタログ 日産 スカイライン マニュアルモード付き7AT|人気中古車完全カタログ

左/スリキズが時間の経過とともに修復するスクラッチシールドを全車に標準装備 右/3.7L車には、新たにマニュアルモード付き7ATを採用。伸びやかな加速感と燃費向上を実現した

日産 スカイライン エアバッグ|人気中古車完全カタログ 日産 スカイライン アクティブAFS|人気中古車完全カタログ

カーテンエアバッグ&前席サイドエアバッグ(左)や、ステアリング操作に連動して、自動的にヘッドライトの照射範囲を変化させるアクティブAFS(右)も全車標準装備となった

2010年 1月/マイナーチェンジ 内外装の変更や、シンプルな装備の新グレードを追加
2.5LのFR車は、5ATから7ATに変更。またグレード整理により370GTタイプPが廃止され、新たにステアリングスイッチなどの装備を省いた250GT Aパッケージが追加された。
日産 スカイライン 外観|人気中古車完全カタログ

フロントグリルやバンパーなどのデザイン変更も実施。タイプSPとタイプSには、ワイドな専用フロントバンパーやブラッククロームのヘッドランプインナーパネルが採用された

日産 スカイライン インパネ|人気中古車完全カタログ 日産 スカイライン モニター|人気中古車完全カタログ

左/センターコンソールやメーターのデザイン、ベージュ内装の色味も変更 右/バックビューモニターとサイドブラインドモニターは、250GT Aパッケージ以外に標準となった

ライバル中古車徹底研究

スカイラインのライバル3モデルをピックアップ
各メーカーの人気スポーツセダンが揃い踏みだ

1.トヨタ マークX(旧型)
2.レクサス IS(現行型)
3.ホンダ アコード(現行型)
トヨタ マークX 外観|人気中古車完全カタログ レクサス IS 外観|人気中古車完全カタログ ホンダ アコード 外観|人気中古車完全カタログ
トヨタ マークX インパネ|人気中古車完全カタログ レクサス IS インパネ|人気中古車完全カタログ ホンダ アコード インパネ|人気中古車完全カタログ
「新たな歴史を切り開く」という
意気込みが感じられる一台

1968年から36年にわたって販売されたマークIIの後継で、FRセダンとしての本質を原点から見つめ直して開発されたモデルだ。躍動感あふれるスタイルや、LED照明を多用したモダンでクールな内装などで、マークIIのイメージを見事に払拭。前席は座面の長さを調整できるほか、後席にもリクライニング機構を採用するなど、快適性も高められている。エンジンは2.5Lと3LのV6を搭載。FR車には6AT、2.5Lのみに設定された4WD車には5ATが組み合わされていた。
ドライビングを楽しむための
走りを追求したスポーティセダン

「感動と快感の走り」をテーマに、インテリジェントスポーツセダンという位置づけで登場。プラットフォームは12代目クラウンと共用だが、全長が265mm、ホイールベースは120mm短縮されており、レクサスブランドの中では比較的コンパクトだ。エンジンは2.5Lと3.5Lがあり、いずれもV6DOHC。トランスミッションは全車6ATで、ステアリングから手を離さず変速できるパドルシフトも採用されている。駆動方式はFRが中心で、2.5L車には4WDも設定。
スタイルと走行性能、安全性などすべてを磨いて「世界基準の上質」を目指す
8代目となる現行モデルは、存在感のある顔つきと低く構えたスタイリングが特徴。内装では収納スペース内側の手触りにまでこだわるなど、質感を徹底的に追求している。滑りやすい路面などで安定性を向上させるVSAや、車速と操舵角に応じてステアリングを制御するEPSのほか、サイド&カーテンエアバッグも全車に標準装備。パワーユニットは2.4L直4DOHCエンジン+5ATで、ステアリングにはパドルシフトも装着される。駆動方式はFFのみの設定だ。
狙い目グレード
250G Lパッケージ
流通量が最も多い2005年式なら、出会える可能性はさらにアップ!

流通量が最多の250Gは、スマートエントリー機能やフロント撥水ガラスなどの装備が省かれている。こういった便利装備をもっているのが、250G Lパッケージ。250Gの次に流通量が多いので、他グレードより探しやすい点もポイントだ。
狙い目グレード
IS250 バージョンL
比較的流通量が多く、ラグジュアリーな装備を採用したモデル

IS250 バージョンLは2.5L車の最上級グレード。本木目パネルや本革シートなどを装備しており、所有する喜びを与えてくれる一台だ。デビュー時なら250万円台から、物件数の多い2006年式なら280万円程度から流通している。
狙い目グレード
24TL
オプション装備が充実した物件に注目しよう!

流通量は全体的に少なめなので、その大半を占める24TLを狙うのは必然。HDDナビなどはオプション扱いだが、装着した物件も意外に見つかる。次いで多い24TLスポーツスタイルは、専用本革シートなどのスポーティな装備が魅力だ。

文:安藤 眞、ユニットクワトロ