日産フェアレディZ/Zロードスター 【オススメ銘柄】
2009/10/22
今週の注目銘柄:日産 フェアレディZ/Zロードスター
■半世紀以上、世界中で愛されているジャパニーズスポーツカー
日本だけでなくZ(ズィー)カーとして世界中で愛され続けているフェアレディZ。1969年に初代モデルが登場し、今年で40周年を迎えた日本を代表するスポーツカーだ。
5代目のZ33と呼ばれる旧型は、旧々型の生産終了から2年後の2002年7月に2シータークーペが復活。2003年10月にオープンカーのロードスターが追加された。 V6の3.5Lエンジンに6MTもしくは5ATが組み合わされる。クーペのグレードはスタンダード、装備充実のバージョンT、走りのバージョンS、最上級のバージョンSTの4種類。 |
■大幅な値落ちは期待薄。見つけた時が買い時
グラフの分析結果は
価格 | 8月の終わりを底値に、値上がり傾向を示したが、現在は値落ちへと動きが目まぐるしく変わっている |
台数 | 8月末には280台まで減少したものの、現在は330台まで増加している |
距離 | この2カ月の台数の増加と比例するように、平均距離が3.7万kmと3000kmも延びた |
流通量の多いクーペはこの3カ月間も値落ちと値上がりを繰り返している。実はクーペの相場は新型登場後の2008年12月から2009年の3月まで大きく値を下げた。その後は3月を底値に値上がりに転じ、現在の平均価格は180万円と、ほぼ1年前の水準まで戻している。一方のロードスターは流通台数が50台程度と非常に少なく相場の動きが敏感で、現在の平均価格は224万円だ。
クーペ、ロードスターともに今後流通台数が増えるとは思えず、大幅な値落ちは期待薄。クーペは最安値物件が100万円を切り、中古車相場は89万~688万円。またロードスターは144万~390万円。今後は200万円を境に相場が二分されていくかもしれない。
クーペ、ロードスターともに今後流通台数が増えるとは思えず、大幅な値落ちは期待薄。クーペは最安値物件が100万円を切り、中古車相場は89万~688万円。またロードスターは144万~390万円。今後は200万円を境に相場が二分されていくかもしれない。
■AT車のみだが2005年9月以降のバージョンTが狙い目
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設定されている4グレードのうち、スタンダードが最も流通量が豊富。ミッションもMT/ATが用意されており、ボディカラーや装備も選びやすい。しかしオススメしたいのは、スタンダードと比較して装備が充実しているバージョンTだ(2003年9月まではMTの設定もあり)。
バージョンTの新車時価格はスタンダードに比べて30万円高だが、ヒーター付き電動本革シート、BOSEサウンドシステムがプラスされて装備面での充実度は高い。さらに中古車相場は199万~289万円とスタンダードとの差が縮まっておりかなり魅力的だ。
2005年8月までの前期型が圧倒的な流通量を誇るものの、今回狙いたいのは2005年9月の一部改良により294馬力(最終的に313馬力)にパワーアップした中・後期型。流通量は13台とわずかだが、値落ち額はこの1カ月で30万円と大きくダウンし、最安値が200万円を切った。今後も高年式車に限り、値落ちは期待できそう。走行距離も少ない物件が多く、ATでもZらしい走りを十二分に堪能できる。
バージョンTの新車時価格はスタンダードに比べて30万円高だが、ヒーター付き電動本革シート、BOSEサウンドシステムがプラスされて装備面での充実度は高い。さらに中古車相場は199万~289万円とスタンダードとの差が縮まっておりかなり魅力的だ。
2005年8月までの前期型が圧倒的な流通量を誇るものの、今回狙いたいのは2005年9月の一部改良により294馬力(最終的に313馬力)にパワーアップした中・後期型。流通量は13台とわずかだが、値落ち額はこの1カ月で30万円と大きくダウンし、最安値が200万円を切った。今後も高年式車に限り、値落ちは期待できそう。走行距離も少ない物件が多く、ATでもZらしい走りを十二分に堪能できる。
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