メルセデスベンツ Aクラス【オススメ銘柄】
2012/04/26
今週の注目銘柄:メルセデスベンツ Aクラス
■高い安全性能が特徴のプレミアムコンパクト
1998年に登場したAクラスはメルセデスベンツの新たなエントリーユーザー獲得を目指したコンパクトカー。ブランド初のFF(前輪駆動)車として注目を集めた。2005年2月に現行型の2代目にスイッチ。フロントマスクからルーフに伸びたシャープなワンモーションフォルムはAクラス独特のもの。メルセデスベンツの哲学はコンパクトカーでも健在で、安全性能の高さが特徴。高い衝突安全性を誇るサンドイッチ構造のボディをはじめ、横滑り防止装置のESP、ヒルスタートアシスト、サイド&ウィンドウエアバッグなど安全装備の充実振りはほかのコンパクトカーの追随を許さない。エンジンは1.7Lと2Lの直4で2008年7月までは2Lターボも設定されていた。組み合わされるミッションはCVTで駆動方式はFFのみ。
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■3ヵ月で約10万円の順調な値落ち
グラフの分析結果は
価格 | 3ヵ月前の平均価格は126万円。全体的には値落ち基調が強く3ヵ月で10万円もの値落ち幅を記録した |
台数 | ピーク時には250台まで伸びたものの、3月需要期で減少。現在の流通台数は再び増加傾向にある |
距離 | 1月の時点で平均走行距離は約3万km。走行距離の少ない物件が減少し、直近では3.4万kmまで延びている |
2005年2月に登場したAクラス。3月に開催されたジュネーブモーターショーにてニューモデルが披露されており、すでにモデル末期となっており、これまで大きなマイナーチェンジは2回行われている。2007年8月はクルーズコントロール&可変スピードリミッターを標準化。さらにバイキセノンヘッドライトなどをセットオプションで設定。2008年8月は内外装の変更とエンジンの制御システムの最適化により燃費が向上。またグレード体系が変更され、A200を廃止しA180が設定された。
■100万円以下で手に入る初期型のA170エレガンス
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新車時価格が250万円スタートのメルセデスベンツ Aクラス。発売開始から7年以上とロングセラーモデルとなっており、すでに最安値は50万円以下となっている。また平均価格も3ヵ月で10万円という順調な値落ち幅を記録し、新車時価格の半値以下の114万円まで下がっている。物件の半数以上を2005年~06年式が占めており、狙いは最も流通台数の多いA170エレガンスに絞りたい。エレガンスは標準グレードにアルミホイールの標準装備をはじめ、ハーフレザーのシートそしてセンタコンソールがウッドパネルになる豪華仕様。物件のカーナビ装着率も43%とおよそ2台に1台は装着している計算だ。この年式のA170エレガンスならば大半が国産コンパクトカーと同じ予算100万円以下で購入することができ、国産車とは異なる質の高い走りを味わえる。
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