Report / 古賀 貴司

豊かな人生を送るためのパートナーになってくれる国産車です

車は人生を豊かにしてくれるパートナーです。もちろん移動の手段であり、そこまで気にして車選びをする人は少ないかもしれません。でも、今回取り上げたような車種は、毎日の生活に刺激をもらたしてくれることでしょう。車自体が刺激的だったり、車と過ごす時間が有意義なものになったり、とケースバイケースですが。ちょっとでも気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。

第5位はトヨタハイエース(現行)。中古車相場を見れば、その人気ぶりがうかがえます。とにかく値落ちしにくい車なんです。日本で古くなりすぎて需要が少なくなると、今度は海外で第2の人生を歩むハイエース。東南アジアやアフリカ諸国などで、その雄姿を見かけることができます。裏を返せば、それほど頑丈に作られているということでしょう。しかも車をどのように使うかは、オーナーの想像力次第。商用にも、趣味にも、オールマイティに使えます。拍手モンですよ。

第4位はマツダRX-8(現行)。世界で唯一、ロータリーエンジンを搭載しているだけでも快挙でしょう。大人4人が快適に座れて、しかもちゃんとスポーティな走りを披露してくれます。ドライバーと車の一体感には、本当にただただ驚きです。コンパクトなロータリーエンジンのおかげで低重心、そして優れた前後重量バランスを実現しているのでしょう。一見するとフツーのスポーティクーペですが、ロータリーエンジン独特のエグゾースト音がオーナーの心をくすぐってくれます。

第3位は三菱ランサーエボリューション(現行)。日本が世界に誇るハイテク満載のスポーツカーです。日産GT-Rも同様に素晴らしい車ですが、値段を考えればランサーエボリューションほどコストパフォーマンスは高くありません。昨年デビューしたばかりなので中古車相場はまだ300万円台で推移しているようですが、それでもパフォーマンスを考えれば安いものです。“日本に住んで幸せ"と思わせてくれる一台といっても、過言ではありません。日本以外での相場は高いですから。

第2位はトヨタクルーガーハイブリッド(現行)。速くて燃費がイイからオススメします。特に中間加速は、ちょっと名の知れたスポーツカーよりも速いという事実を褒めなくてはなりません。ハイブリッドの新しい動力源としての可能性を知らしめたのはクルーガーハイブリッド、そしてハリアーハイブリッドからでした。ここでクルーガーハイブリッドをオススメするのは、ハリアーに比べて安く流通しているからです。パワートレインは共通ですから、安いほうで!

第1位はトヨタセンチュリー(現行)。国産車で唯一V12エンジンを搭載しています。時代に逆行しているとはいえ、日本が世界に誇れる最高級車であることは事実です。しかも販売台数を考えれば、価格以上のコストがかかっているとの噂もあります。販売年数が長いので、中古車相場も200万円台から狙えてしまうほどです。新車で200万円台のセダンを狙うくらいなら、絶対に中古車でセンチュリーを買うべきだと個人的には思います。維持するのがつらくなれば乗り替えればいいんですし。

フォトコレクション

写真:第5位:トヨタハイエース(現行)|なんでもベスト10

第5位:トヨタハイエース(現行)

写真:第4位:マツダRXー8(現行)|なんでもベスト10

第4位:マツダRX-8(現行)

写真:第3位:三菱ランサーエボリューション(現行)|なんでもベスト10

第3位:三菱ランサーエボリューション(現行)

写真:第2位:トヨタクルーガーハイブリッド(現行)|なんでもベスト10

第2位:トヨタクルーガーハイブリッド(現行)

写真:第1位:トヨタセンチュリー(現行)|なんでもベスト10

第1位:トヨタセンチュリー(現行)