200万円で気分転換できる爽快ベスト10≪後編≫ 【なんでもベスト10】
カテゴリー: クルマ
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2008/08/28
国産ベーシックカーの新車を買うと思えば、安い買い物
車は車でも、あらためて乗る楽しさを教えてくれそうな10台を選んでみました。単に移動の手段としての車ではなく、車に乗ることだけで気分が良くなれば幸せなカーライフと呼べるでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。意外な車が、意外な相場を形成しているものです。
第5位はプジョー307CC(現行)。4人乗りオープンは、今となっては珍しい存在と言っていいでしょう。現行型でいえば、国産車ではSCくらいしかありません。輸入車ではチラホラ見かけますが、200万円で狙える現行モデルはVWニュービートルカブリオレか307CCくらい。307CCはメタルルーフを備えているのでクーペとして楽しむこともできます。家族で乗っても、2人で乗っても、オープンエアを満喫することができます。それでいて結構実用的なのがポイント。
第4位はジャガーXJ(旧型)。100万円台でも狙える旧型XJですが、なかでもオススメしたいのはX308と呼ばれる後期型。 ダッシュボード回りが変更されたほか、ヘッドライトがキセノンになっていたり、足回りがしっかり踏ん張るようになっていたりと見かけ以上に進化しています。大型高級セダンは一般的に値落ちしやすいですが、XJをオススメするのはそのエレガントさがあまりに非日常的だからです。走りはもちろん、インテリアの雰囲気は“英国式応接間"です。
第3位は三菱ランサーエボリューション(旧型※第3世代シリーズ)。電子制御デバイスをテンコ盛りした、ほぼ無敵の武装マシンです。ルックスがやや派手で目立ってしまいますが、その卓越したパフォーマンスを人生において一度は味わっておきたい車です。とにかく速くて、どこまでも加速していきそうな雰囲気は脱帽モノ。家族で乗るにはちょっとハードコアすぎる部分もありますが、街中で見かけたらオツに感じます。日常のストレスを存分に発散できるでしょうが、安全運転で!
第2位はM・ベンツCL(旧型)。M・ベンツのフラッグシップセダンをベースにしたクーペが、そろそろ200万円で味わえる時代になってきました。その威風堂々としたスタイルに勝るクーペは、ベントレーくらいしかないでしょう。どこまでもボディをフラットに保つABC(アクティブボディコントロール)を備え、その走りにストレスを感じることはほぼ皆無。超高速域でも、ゆったり走っても、とにかく快適なんです。たとえ一世代前でも、そのあまりの高級感に感激。
第1位はポルシェボクスター(旧型)。底値安定感がある、旧型ボクスター。200万円だと初期型の2.5Lモデルしか狙えないでしょうが、それでも必要十分です。速さはもちろんのこと、何よりもすばらしいステアリングフィールとブレーキに驚かされることでしょう。水冷エンジンは空冷エンジンに比べて味わいこそ薄くなっていますが、信頼性がグンと高まっています。マツダロードスターのような軽快感は少ないですが、良い意味で重厚感あふれる走りも悪くありません。