30代後半～40代前半にオススメの中古車ベスト10≪後編≫ 【なんでもベスト10】

賢い買い物で渋い大人を演出できる

今回登場するほとんどの車が200万円台から狙えるものばかりで、なかにはもっと安いものもあるほどです。中古車ならリーズナブルに、ワンランクもツーランクも上のクラスの車が狙えるってことです。ちょい悪とは言いませんが、家族のことも考えた大人の男を演出できるカーライフ、始めてみませんか?　気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。意外な車が、意外に安かったりするんです。

第5位はトヨタハリアーハイブリッド(現行)。原油価格の高騰は、世界的な金融破たんとともに落ち着きを見せています。しかし、原油の需給バランスは均衡が取れているわけではありません。特に途上国の原油需要は高まる一方です。しかしこの車なら、いつ原油価格が高騰してもビクビクすることなくSUVを満喫できます。ちょっと中古車相場が高値安定しているのがネガティブな点ですが、新しい動力源としてのハイブリッドを楽しめます。中間加速はターボモデル並みだって、ご存じでした?

第4位はM・ベンツCLクラス(旧型)。泣く子も黙るSクラスベースのクーペです。旧型になってしまっても、走っている台数が絶対的に少なく古臭さがありません。乗り味はどこまでも優雅ですし、ABC(アクティブボディコントロール)がもたらすコーナリング性能は圧巻です。ゴルフ場へ乗りつけても、家族で旅行しても、ちょっとした勝ち組になれることでしょう。しかも中古車相場はこなれていて、200万円くらいで程度の良いものが狙えます。賢い買い物だと思います。

第3位はBMW3シリーズカブリオレ(旧型)。4シーターオープンの魅力は、1人でも2人でも家族でもサマになることでしょう。リアシートに座ればそれなりに風が巻き込んできますが、なぜかオープンだとあまりの非日常さに笑みがこぼれてしまうんです。新車時価格は700万円弱～と、ですから3シリーズとしてはメチャメチャ高級です。ようやく200万円くらいから狙えるようになってきた今こそ、賢い中古車の買い時でしょう。セダンやミニバンでは味わえない快感が待っています。

第2位はマツダRX−8(現行)。マイナーチェンジを受けたとあって、初期モデルは100万円ほどから狙えます。クーペのようなスタイリングながら、大人4人が快適に座れるようになっています。走りはマツダの技術陣のこだわりを感じさせてくれる、人馬一体感たっぷり。ハンドルを左右に切るだけで、車の忠実な動きを感じ取ることができます。サスペンションは十分なストロークを確保しているので、スポーツカーにありがちなガチガチ感は皆無。若さを忘れない中年ってイメージです。

第1位はアルファロメオアルファ166(現行)。純粋な性能を考えれば、国産車に軍配が上がる内容かもしれません。しかし、166には独特な空気感が漂っています。そんな個性を味わい、大事にできる人にオススメです。エクステリアもインテリアも独特なセクシーさがありますし、ダンディな渋さを演出するにはもってこい。しかも初期型なら中古車相場は国産コンパクトカーの新車時価格ほどと、かなりこなれています。車の“色気"を使って、自分も色っぽくなってみませんか?