乗り潰す勢いで乗って、使って、楽しめる

中古車はコストパフォーマンスを重視して選びたいものです。50万円という予算でコストパフォーマンスを重視してみると、こんな10台になりました。乗って楽しい車、使って楽しい車、様々ありますが、どれを買っても幸せなカーライフが待ち受けていることでしょう。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。60回払いなら月々1万円以下! リーズナブルにカーライフを始めても、選択肢はよりどりみどり!

第5位は三菱ディアマンテ(絶版)。コストパフォーマンスの高さが目立つ、ディアマンテ。新車時はそこそこに売れましたけど、中古車となって忘れ去られているような…。物件をチェックしてみても、程度の良さげなものが50万円以下で十分狙えます。ワンオーナーで距離が少ない物件、結構出回っています。最近でこそ当たり前になってきましたが、MT操作が可能なATシフトは画期的でした。3ナンバーサイズなので、必要十分なスペースの持ち主。低予算の足には最高です。

第4位はボルボV70(旧々型)。かつては高級なステーションワゴンです。古くなったV70とはいえ、いまだに高い実用性を満喫できると同時に差別化が図れます。FFですから荷室の広さはピカイチですし、シートがゆったりサイズなので思いのほか疲れ知らずです。アウトドアライフのみならず、デートでもその威力を発揮することでしょう。できれば50万円以下で車両を狙い、水回りやタイヤなどの整備に余った予算を使ってください。そうすれば、安心感が違います。

第3位はマツダロードスター(旧型)。独身ならファーストカーとしてオススメですし、妻帯者ならセカンドカーとしてオススメです。新車時価格からリーズナブルな設定になってはいますが、趣味性の強い車に200万円周辺って意外とお金を出しにくいもの。それに比べて旧型の中古車なら50万円ほどでも射程圏内。オープンエアがもたらす爽快感、ドライバーの運転に忠実な走りはやみつきです。運転する楽しさを改めて知ることでしょう。

第2位はZ(絶版)。エンジンをミッドシップした、数少ない乗用軽自動車です。しかも4WDを採用していて2ドアなのに、SUVというカテゴリーで登場しました。車における“物理学”をセオリーどおりに最適化し、軽自動車で理想の走りを突き詰めたようなパッケージングが特徴です。当時の商用軽トラックのシャーシを流用したとはいえ、ホンダの意欲作であったことは間違いありません。個性的なだけでなく、セオリーにのっとった車作り、味わってみませんか?

第1位はBMW5シリーズ(旧型)。日本では中古車相場が弱い、5シリーズです。裏を返せば、狙いやすいんです。車がダメなわけではありません。むしろ、走れるセダンとして世界中の自動車メーカーが参考にするほどの出来映えです。日本では新車の販売台数が多いからか、どんなBMW車も中古車相場は低迷気味。デカすぎず、小さすぎず、そこそこにパワフルで、アルミサスペンションが実現したバネ下重量削減による軽快な走りが魅力的です。50万円で狙える掘り出しものです。

フォトコレクション

写真:第5位:三菱ディアマンテ(絶版)|なんでもベスト10

第5位:三菱ディアマンテ(絶版)

写真:第4位:ボルボV70(旧々型)|なんでもベスト10

第4位:ボルボV70(旧々型)

写真:第3位:マツダロードスター(旧型)|なんでもベスト10

第3位:マツダロードスター(旧型)

写真:第1位:BMW5シリーズ(旧型)|なんでもベスト10

第1位:BMW5シリーズ(旧型)

Report / 古賀 貴司