本当に強いのは32か33か?決着の舞台は筑波サーキット

1994年11月7日、R32GT-Rの生産が終わった。それと時を同じくして、新たな時代を体現することになるR33GT-Rが、ドイツのニュルブルクリンクサーキットでの最終チェックを終え、発表日を待ちかまえていた。

当時、多くのGT-R乗りたちの関心はR33GT-Rの実力。果たしてR32GT-Rとどの程度差があるのか。R33がどこまで仕上げれらているのか。それを知るにはR32とR33を直接対決させるしかない。そこで当時のカーセンサー編集部は新車のR32GT-R Vスペックを購入することにしたのだ。

車体番号BNR32-311865。のちに「カーセンサー号」と呼ばれるこのR32は、来るべきR33とのバトルに向けナンバーがつくと同時に慣らし運転が行われた。カーセンサー号の初仕事は、R33にチャレンジするドライバーを決定することだった場所は筑波サーキット。エントリーに挙がったのはサーキットでその名を知られた4名のドライバーである。運命の対決のステアリングを握るドライバーはいったい誰になったのか?

R32のシートにはオレが乗る!

R33GT-Rのデビューを控え、当時最高の性能を誇るR32GT-R Vスペックを購入。ニューウェポンに挑戦状を叩きつけることとなった。この世紀の対決に挑むドライバーは、当時フェラーリ使いとして名を馳せていた太田哲也さん、GT-R使いの異名をとっていた桂伸一さん、元メーカーのテストドライバーだった斉藤慎輔さん、ダートもサーキットもこなすベテラン日下部保雄さんの4名。
桂伸一太田哲也日下部保雄斉藤慎輔

4WD車ゆえ、コーナーの立ち上がりでパワーオンするとプッシュアンダーを強く示す。それがR32GT-Rの特徴。前輪を切った状態の加速で外へ外へと膨らむ、アンダーステアをいかに出さずに乗れるかがGT-Rを速く走らせる方法。マイスターっぷりを発揮したドライバーは…
と今回もここで終わり。R33に挑むドライバーは誰に決まったのか?また、R33対R32の結果は?続きはセブン-イレブンで限定発売中の『カーセンサー特別編集 歴代GT-Rを買うための本』で!

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