日米で今夏からリース販売を開始!どうなる日本のEV市場

NR-MZ03|日刊カーセンサー
いまやプリウスと並んで「国民車」と呼んでも過言ではないホンダ フィット。新車販売はもちろん、中古車市場でも人気で今年に入ってからのカーセンサーの車種別 問い合わせランキングにおいて、ほぼ毎月TOP10にランクインしています。

2010年にハイブリッドモデルが追加され、今年5月にはハイブリッドにもスポーティグレード「RS」や女性向けの「She’s」が設定されるなど話題も豊富。さらに今夏にはEV(電気自動車)仕様も登場予定です。

このフィットEV、米国でも今夏から発売を予定していますが、その発売に先駆け米国環境保護庁(EPA)から交流電力消費率(電費)29kWh/100マイルという米国最高の電費性能の認可を取得したと発表されました。ガソリン等価換算燃費では118MPGe = 約50km/Lに当たります。

あわせて米国仕様車の主要諸元も公表されました。搭載するのは東芝製の20kWhリチウムイオンバッテリーで最大航続走行距離が82マイル(約132km)。フル充電までは120V電源で15時間、240Vで3時間程度と発表されています。

ちなみに日本でガチンコのライバルにあたる日産 リーフは計測の仕方こそ違えど、フル充電で200km(JC08モード)の航続距離を実現。200Vの普通充電でフル充電まで約8時間、急速充電なら80%充電まで約30分となっています。

スペックだけで見ればリーフ有利に見えますが、フィットはもともと使い勝手の良さで人気を博したモデル。単純に勝敗が決するとは思えません。「人気車のEV仕様」と「EV専用モデル」、今夏からの直接対決は要注目です!

ホンダ フィット
http://www.honda.co.jp/Fit/

Text/カーセンサー編集部