いよいよ首都高中央環状線が全線開通! せっかくなので山手トンネルを歩いてきた
カテゴリー: レース&イベント
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2015/03/06
走行中にはなかなか気づけない、山手トンネルの内部を詳細レポート!
3月7日(土)16時、全線開通となる首都高中央環状線。「完成した道路を間近で見てほしい」という思いからか、首都高環状線全線開通イベント「山手トンネルウォーク」が3月1日(日)に開催されました。
そこで「高速道路車窓鑑賞ガイド~東名&名神高速道路編」という本を執筆した「まん」こと私、高橋(以下まん)と、私の友人である生粋の“土木フリーク”、こたるさんでイベントに参加。その様子をレポートします。
まん:それにしても盛り上がっているなあ。参加者はおよそ2万人だってよ
こたる:今日はあいにくの空模様……。でもまあトンネル内だし関係ないか
まん:いや……トンネル車窓鑑賞は入口にワクワクポイントがあるんだけど、今日は人がたくさんいて、しかもみんな傘をさしているから見づらいな
こたる:なんですか!? 入口のワクワクポイントって
まん:トンネルって晴れた昼間だと明るい場所から急に暗い場所に入るでしょ? 明るい場所だと人間の目は瞳孔を狭めているからトンネルに入る直前は中の様子が分からず真っ黒な影に見える。これを専門用語で「ブラックホール現象」って言うんだけど、この状態になると無意識のうちにブレーキを踏んで渋滞の原因になったり最悪の場合は入口付近で追突事故を起こしかねない
こたる:やばいっすね、それ……。
まん:だからトンネルでは安全に走れるよう複数の色の照明で時間に合わせて明るさを調整しているんだ。さらにトンネル入口(坑門)の形状を工夫して太陽光の反射を抑えたり車がトンネルに入るときにドライバーが感じる圧迫感を減らしている。トンネルを通るときはぜひそういう工夫を感じながら走って……
こたる:だらだら長い話はごめんです。早く中に入りましょうよ!