トヨタとヒュンダイの新モデル発表で大盛り上がり!【ニューヨーク国際モーターショー2014】
2014/05/12
各メーカーがニューモデルを出展する場になりつつあるニューヨーク国際モーターショーが、現地時間2014年4月18日~27日に開催された。今回は、トヨタ カムリとヒュンダイ ソナタという両メーカーのドル箱ビッグセダンが同時に新モデルを発表したことで話題となった。
日韓のビッグセダンが同時に新モデルに!
2000個ものパーツが一新されるビッグマイナーチェンジをしたトヨタ カムリ。「XSE」というスポーツグレードも新設定。これは、専用チューニングのダンパーやスプリングなどが採用された「史上、最もスポーティなカムリ」だという
ヒュンダイ ソナタは7代目へとフルモデルチェンジされた。先代よりも全長が35mm、全幅が30mmも大型化され、室内空間も広がっている。ボディ剛性が高まり、乗り心地やハンドリングも大きく向上した
かねてからの噂どおり、日産 ムラーノの新型が発表された。搭載されるエンジンは3.5LのV6。組み合わされるトランスミッションは、CVTの「エクストロニック」となる。燃費性能は先代比で約20%も向上している
新型スバル レガシィアウトバックがワールドプレミアされた。シカゴモーターショーでデビューしたレガシィセダンのイメージを踏襲したフロントマスクとなっている。エンジンは2.5L 4気筒と3.6L 6気筒。いずれも水平対向式だ
ホンダの高級ブランドに当たるアキュラのエントリーセダンTSXとミドルサイズセダンTLを統合したモデルがTLX。エンジンは2.4L 直4と3.5L V6が搭載され、後者には4WD仕様も用意される
マツダブースでは、ロードスターの25周年で盛り上がっていた。写真は次期ロードスターに採用される後輪駆動用スカイアクティブシャシーで、エンジンも組み付けられている。エンジンの搭載方法はフロントミッドシップだ
シボレーブースでは、コルベットのハイパワーバージョン「Z06」のコンバーチブルモデルが公開された。エンジンは約634psを発生する6.2L V8スーパーチャージャーを搭載。組み合わされる ミッションは7速MTと8速ATとなる
フォードからは、初代モデルの誕生から50年を迎えるマスタングの記念モデル「マスタング50イヤー・リミテッド・エディション」が発表された。デビュー年の1964年にちなみ、1964台の限定生産となる
BMWの新型クロスオーバーモデルも登場した。X3をベースとするSAC(スポーツアクティビティクーペ)で、X4と名付けられた。これは、上級モデルに当たるX5とX6の同様の関係となる
次世代のランドローバー ディスカバリーの方向性を示す「ディスカバリー・ビジョン・コンセプト」。まだコンセプトモデルの段階だが、市販車と間違えてしまいそうなほど完成度は高かった
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