1月14日に開幕した第25回北米国際自動車ショーにて「2013 北米カー・オブ・ザ・イヤー」が発表され、ゼネラルモーターズのスポーツ高級セダンであるキャデラック ATSが受賞した。

北米カー・オブ・ザ・イヤーは1994年から始まったもので、1年の間に北米で発売された新型車およびモデルチェンジした車の中から最も優れた1台に与えられる。審査員はアメリカとカナダ在住の約50人のモータージャーナリスト(今年は49人だった)。審査基準は先進性やデザイン性、ハンドリング性能、ドライバー満足度など。

第20回目となる今回、最終選考に残ったのはキャデラック ATSとフォード フュージョン、そしてホンダ アコードの3台。「2013 北米カー・オブ・ザ・イヤー」に輝いたのはATSだった。

2012年10月にリリースしたATSは3ヵ月間で7000台以上を販売。インターネット自動車販売仲介事業最大手の「オートバイテル2013 ラグジュアリー・カー・オブ・ザ・イヤー」や、アメリカのライフスタイル誌の「2012 エスクァイア・カー・オブ・ザ・イヤー」などを受賞するなど、多方面から高い評価を受けている。

なお、ATSは、日本では「キャデラックATSラグジュアリー」と安全装備などを充実させた「キャデラックATSプレミアム」として販売される。価格は3月にリリースされるラグジュアリーが439万円、5月にリリースされるプレミアムが499万円の予定。

キャデラック ATSが「2013北米カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。最終選考に残った3台はいずれもセダンだった

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キャデラック ATS。1580kgの軽量ボディに新型2L DOHC直噴ターボエンジンを搭載。ダイナミックな走りを楽しめる

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