トヨタ FT-MV

最上級ミニバンは全席ファーストクラス

トヨタの新世代ミニバンFT-MV(フューチャー・トヨタ・ミニ・バン)は、全長×全幅×全高=4900×1850×1890mmというサイズからして次期アルファードを見据えたコンセプトモデルと考えられる。
フロントのライトユニットには縦3ラインのウィンカーが内蔵されていて、その迫力あふれるフロントマスクに自然と現行アルファードの面影が重なる。20インチのタイヤを履き、全体に押し出しの強いボディもあって、とにかく強い存在感。3列の6人乗りである出展車両は、2列目にフル電動オットマンシートを採用し、しかも2列目と3列目に各シート用に専用モニターを備える(個々に別の映像を映すことが可能)。
ここまでの豪華仕様はさすがに市販モデルとしてみれば現実味が少ないものの、このコンセプトモデルで今のトヨタの“最上級ミニバン観”がよくわかる。
トヨタ FT-MV リアスタイル
↑全長×全幅×全高=4900×1850×1890mm、ホイールベース2950mmは現行アルファードとほぼ同じ。駆動方式もFF
トヨタ FT-MV インテリア
↑飛行機のファーストクラスとも、ホテルのスイートルームとも唄う、ゴージャスな室内は圧巻だ
トヨタ FT-MV フロントマスク
↑バックミラーにこの迫力あるマスクが現れたら避けるほかあるまい。押し出し感はあるが、野暮ったくならないのが、さすがトヨタ