2015年導入を目指すセダンタイプの燃料電池車

[ コンセプトカー ]
東京モーターショー2011 トヨタ FCV-R フロント|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 トヨタ FCV-R リアスタイル|日刊カーセンサー 東京モーターショー2011 トヨタ FCV-R サイド|日刊カーセンサー

トヨタのFCHVといえば、SUVのクルーガーをベース車とした車両が官公庁などへリースされ活躍している。

しかし燃料電池自動車(FCV)の分野では、ホンダがFCXクラリティにより一歩リードという感も正直ある。そこでトヨタは東京モーターショーで世界初出展となる次世代の燃料電池自動車のコンセプトカーFCR-Vを発表、いよいよ巻き返しに出る。

水素は多用な原料から作ることができ、貯蔵・輸送が可能な将来有力なエネルギー。その水素を燃料として走行中に排出ガスやCO2を出さない燃料電池自動車を2015年頃の市場導入を見据えて提案してきた。

専用のセダンボディにFCユニットを床下に配置することで、広い荷室空間と4名乗車を可能としている。また70Mpaの高圧水素タンクを搭載し、燃料電池スタックの効率を向上させたことにより、航続距離は約700km以上(JC08モード走行。社内測定値)を達成している。

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