新興国向けのエントリーカーとして懐かしい車名で復活

[ コンセプトカー ]
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懐かしい車名が東京モーターショーで復活を遂げた。三菱が新興国向けに販売を予定しているMIRAGE(ミラージュ)だ。英語で「蜃気楼」を意味するミラージュは、“省資源、省エネルギー、省スペースで高性能”をコンセプトに1978年に登場。

モデルチェンジを繰り返しながら2000年の5代目まで製造された。また、4代目は世界最小となる1.6LのV6エンジン搭載車としても知られている。

今回、コンセプトカーとして参考出展されたミラージュは、「新興国におけるエントリーカー」と「先進国における低燃費/低CO2車」というニーズを両立させる「小型」「低価格」「低燃費」をコンセプトとしたコンパクトカー。

最大の特徴はコンパクトカーならではの取り回しの良さや運転のしやすさを実現しながらも、大人5人のための居住空間をしっかり確保した高効率パッケージだ。

日本市販車仕様では細かな部分にまで及ぶ徹底的な軽量化と、エンジン、トランスミッション、ブレーキやタイヤなどの徹底した高効率化により、クラストップレベルの低燃費30km/Lを目指すとしている。なお、2013年3月よりタイ国内での販売を開始する予定だ。

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