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【第1回】オークション&DIYで安く、カッコよく!
会社員:金本 京さんご夫妻

愛車はもう一つの自分の部屋、アクセルを踏めば好きな場所へ移動できる…
そんなふうに“マイ・ルーム化”している人は結構多いはずです
でもって、他人のお部屋のインテリアって、結構気になったりします
そこで今月は、8人の動く “マイ・ルーム”をご紹介
第1回目は、ネットオークションとDIYを駆使して安く&カッコよく
愛車のハリアーを仕上げている(これからも続ける)金本さんご夫妻です

しばらく欲しい車がなかったのですが…

彼にとって初めての車がこのハリアー。
「東京都内に住んでいると、車がなくても生活できるから」とはいえ車が嫌いというわけではなかったそう。奥さんは「小さくていいから一台欲しい」と訴えましたが、彼は「小さいと疲れる。だからアルファードとかがよかったけど、考えてみればそんなに大勢乗せることもないし…」
そんな中、ある日ネットで目にしたのがハリアーのドレスアップ車。オーナー同士でそのサイトは盛り上がっていました。彼らの車をパソコンで見ているうちに、ぐっさり突き刺さってしまったそうです。書店でカスタム本も買い、さらにディーラーで見て、魅了されたのでした。
「ノーマルでもインテリアには高級感がありますね。見た目も、黒なら、街に合うと思います」。で、即決。ご購入。そしてドレスアップが始まったのです。

夫婦2人の共同作業、内助の功は配線作業

買ってすぐにあれこれ替え始めました。純正の18インチホイールはWORK ヴァリアンツァシュヴァートSC2の20インチに。
「でも、すぐにでも24インチにしたいです。ハリアー仲間(いつの間に?は後ほど)の中には26インチがいますから」
前後メッキモールを取り付け、テールランプはメッキリングに、ヘッドライトをHID化、ポジションランプは白化。フロントグリルとリアエンブレム、Bピラーのグッチ柄は上の写真でご確認を。さらに内装には6つのモニターを設置、シートカバーを備え、フットライトを灯し、アラームで盗難を知らせるシステムも備えて…総額は?「80万円くらいかな?」高!!…くないか、これだけやっていれば…。
「ネットオークションなどを活用して、ほとんど安く買っているし、自分たちで取り付けていますから」。モニターの配線も?「配線はすべて私の役目です。主人は細かいのが苦手だから」と奥様。そんな愛の共同作業の成果は、上の写真でたっぷりとご覧ください。

2週に1度はオフ会参加、全国をめぐる

ここまでイジりだしたのも、ハリアー仲間のオフ会に参加してノウハウを得ているからかもしれません。何しろ2週に1度のペースで「静岡県の焼津、埼玉県三郷、千葉県幕張、神奈川県の横浜や大黒パーキング…」まで出かけるそうです。それ以外でこの車が動くのは、奥さんの送り迎えの時くらい。「配線してもらえなくなると困りますからね」。
ちなみに、他の車に興味はないの?「やっぱりスーパーカーとかは一度は乗ってみたいですけど…あとは日産のGT-R、VIP系のセルシオ、そういえば友達がキャデラックのエスカレードとかリンカーン・ナビゲーターに乗ってるんですが、それもいいなぁ…」。キャデラックやリンカーンは、今のハリアーを見ていると想像がつくけれど、スーパーカーとかGT-Rはどうするんだろう…。ま、その時はその時で、その車らしさも考えてマイ・ルーム化しそうですね、この2人なら。
トヨタ ハリアー フロントスタイル|日刊カーセンサー トヨタ ハリアー リアスタイル|日刊カーセンサー
車のプロフィール
2007年式トヨタ ハリアー 240GプレミアムLパッケージ。新車で購入。購入費用約370万円。購入後の走行距離2万8500km。ナンバープレートに貼ってある「HARRIER」プレートは知人からもらったもの。常時車内に装備してある。
本人プロフィール
かなもとけいさん。30歳。2004年12月に結婚。夫婦2人ともF1好き。日本開催時は昔から行っている。「ハリアーを買うまではレンタカー&車内泊でしたが、去年はこのハリアーで行って、ホテルを取りました」。F1は、その場のエンジン音など、迫力があって好きなのだそう。ハリアーがあることで、最近はホンダのモーターイベントでもてぎへも行くようになったとか。