「便利だから」から「遠出するため」に。息子の成長とともに車の使い方も変わっています
2018/05/10
車は単なる移動の道具ではなく、大切な人たちとの時間や自分の可能性を広げ、人生をより豊かにしてくれるもの。車の数だけ、車を囲むオーナーのドラマも存在する。この連載では、そんなオーナーたちが過ごす愛車との時間をご紹介。あなたは、どんなクルマと、どんな時間を?
子供が歩けるようになって、お出かけ先も増えています
「家の近くに岩手山がきれいに見える場所があるんですよね。夕日がきれいなので、行きましょう!」
柿木直也さんは愛車のトヨタ ノアを走らせ、その場所まで連れてきてくれた。辺り一帯は田んぼで開けていて、高くそびえる岩手山が夕日に照らされている。
「家族で出かけると、たまにここに寄ってから帰るんですよ」と奥さまの実可子さん。息子の咲人くんは1歳になったばかりでまだ遠出はできないため、近場の公園やこうした家の近くに寄ることが多いのだという。
柿木家のノアは約3年前、結婚した頃に購入。直也さんは、本当はFJクルーザーが欲しかったそうだが、「子供が生まれたら、車高が高いと乗るのが大変!」と奥さまと話し合い、最終的にノアに落ち着いた。
ノアは、平日は直也さんの通勤に、休日は家族でのお出かけに活躍中。日常生活に車が不可欠なため、休日には市民施設に行って他の子供と交流したり、ショッピングモールで買い物をしたりしている。
「子供を連れて出かけるのは大変なので、やっぱり車があると便利。授乳したり着替えさせたり、周りを気にすることなくできますしね」と実可子さん。
しかし、最近は「便利だから」だけではなく、「遠出をするために」車を使うことが増えてきた。そのきっかけは、咲人くんの成長だ。
「息子が卒乳して歩くようになったので、行動範囲がぐんと広がりました」と実可子さん。これまでは出かけても近くの公園程度だったが、先日は仙台まで遠出もした。
「子供用の小さな遊園地や、温泉旅行なんかにも行きたいね」とお出かけの候補をたくさん挙げていくお2人。
咲人くんの成長ととともに、車で行きたい場所もどんどん増え、行動範囲もこれからさらに広がっていくことだろう。
どんなクルマと、どんな時間を?
トヨタ ノア(現行型)と、息子の成長を感じる時間を。
2014年から生産されている、5ナンバーサイズミニバンの3代目。3代目からはハイブリッドモデルも加わり、エンジンラインナップは、2Lガソリンと1.8Lアトキンソンサイクル+モーターの2種類。柿木家の愛車は前期型モデル。
【関連リンク】
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
あわせて読みたい
- トヨタ カレンとの出会いは偶然に。父が教えてくれた運転の楽しさを胸に走る青年
- 元教習指導員オススメ! 総額100万円以内で買える“脱ペーパードライバー”にぴったりなモデル【ミニバン編】
- 【2021年版】子育て世代にオススメ! 総額100万円&150万円以下でお得に狙えるスライドドア付きミニバン10選
- 日常生活を支え、息子のわがままをかなえる、ベテランファミリーカーのbB
- 妻の後押しもあって選んだトヨタ ランドクルーザープラドは、夫婦水入らずの時間を素敵に演出してくれる
- 覚悟や初心に立ち返ることができる。20代の店舗総責任者が選んだ車、光岡 ガリューⅣ
- ミニバンか軽自動車か...... 食い違う夫婦にピッタリきたのは「サブスク×トヨタ ルーミー」という選択
- なんとなくの出会いだったダイハツ コペンは「シェアする歓び」まで教えてくれた
- 気ままな波乗り生活をかなえるハイラックスサーフは、ふたりのイメージが合致した理想の1台
- 仕事に余裕を家族に自由をもたらしたのは、CONTAXのフィルムカメラのような2代目ステップワゴン