【脱☆ペパドラ女子】レンタカーで出張型ペーパードライバー講習を受けてみた【出発編】
2016/12/01
はじめまして、こんにちは!
助手席担当のイマドキ女子たちに向けた情報や、ドライブ中の話のネタになるちょっとした車ネタをお届けしている自称・助手席ライター 松尾ゆかです!
実は私、東京に嫁いできてから2年、もっぱら助手席担当で、俗にいう「ペーパードライバー女子」なんです。正直、都内に住んでいれば車がなくてもそんなに不便は感じません。でも、これでもまだまだアクティブな女子。友達とちょっと遠くまでドライブしたり、遊園地に行ったり、主婦の大好物(?)郊外の大型ショッピングモールやアウトレットに行きた~い!
ということで今回、脱☆ペパドラ女子を決心しました。
講習を受けるまで……
もともと田舎生まれの私。実は、結婚前は毎日それなりに運転していました。……と言っても、通るのは交通量少ない田舎の一本道。そう。大都会TOKYOとはワケが違うのです。
もしかすると、この苦手意識、分かっていただける女性は多いかもしれません。数は多いのに幅は狭い車線……縦横斜めに交差しまくる巨大な交差点……かと思えば狭いうえに自転車の多い住宅街……極めつけは、猛スピードでひたすら合流ばかりの首都高!
こんな場所に苦手(というより恐怖)を感じて、東京に来てからは車に乗らない(正確には乗れない)まま現在に至ってしまったわけです。
正直、この苦手意識って一人じゃ拭えないし、いざペパドラを脱しようと試みたところでどうすれば……。そう思った私はとりあえず、スマホで「ペーパードライバー 東京」と検索してみました。そこで見つけたのが、今回お世話になった「ペーパードライバースクール 株式会社ウインクリエート」さんです。
皆さんは、“スクール”と言われると「教習所みたいなところ!?」「若い子の中で授業受けたりするのはイヤ!」なんて思ってしまいませんか? 実はここ、出張(訪問)型の講習を実施しているんです。しかも、習い事のように月間レッスンという形態ではなく、1時間単位で受講可能。そしてマイカーやレンタカーでも良いというのです。
実は「何それ、ちょっとインチキそうだな……」なんて疑ってはいたのですが(笑)「1日お試しコースなら安いし、とりあえず試してみるか……」そんな気持ちで予約してみました。
いざ!受講当日
まず持ち物ですが「免許証のみでOK」とのこと。手ぶらで良いのも嬉しいですね。あ、私はスニーカーを持っていなかったので願掛けの意味も含め、買いましたが(笑)。そしてマイカーはないので近所のレンタカーを手配。当日はそのレンタカー屋さんで先生と集合です。指定の集合場所に安全に移動できるかも不安な私にとっては、こういった集合の仕方すら地味にありがたい……(泣)。
ちなみに今回お供してくれた車は「日産 マーチ」。大人なワインレッドがかわいい♪
そして、いよいよ先生登場です! 担当してくださったのは、講師の高橋さん。ご挨拶からとってもジェントルマン! これは余談ですが、地元の教習所の先生がとっても怖かった私は、これだけで一気に緊張がほぐれました(笑)。簡単な手続きを終えて、いざ講習スタート!
高橋さん(以下、高)「では少々お時間をいただいて、ブレーキを付けさせていただきますね」
松尾(以下、松)「?ブレーキ??」
そう。教習所の教習車には助手席に補助ブレーキが付いていますが、こういった講習では助手席から講師が手でブレーキ補助ができる特殊な装置を取り付けてくれるんです。なるほど、もしものときは助けてもらえるんだ……! ペパドラ女子にとってこんなに頼もしいことはない……。
高「お待たせしました。さっそくですがシートポジションを確認してまいりましょう。肩の力を抜いて、脇を締め、少し肘が曲がるくらいでハンドルが握れる位置です」
松「おお、なつかしい! 了解しました(シートを前に出す)」
高「そうですね。松尾さんの身長ですと、ハンドルの位置も変えた方が良いですね」
松「(ハ、ハンドル……!?)」
高「サイドミラーは、後輪が中央より下に映っていますか? 角度を調整してくださいね」
松「(サササ、サイドミラー!)」
……お恥ずかしながら、私はすっかり忘れていた知識ですが、ハンドルも上下位置を調節できます。ハッと気づかされた瞬間でした(ペパドラあるある)。サイドミラーは、いつも何となく調整していましたが、確かに先生のいうポイントを押さえると距離感がつかみやすい!
こんな教習所レベルのところから復習してもらえるので、本当に安心しました。
いざ!東京の公道デビュー!
そして、ついに出発!(ドキドキドキドキドキ)
歩道に面したお店だったので、いきなり交通量の多い大通りに合流です。2年ぶりの運転に不安は募るばかり(内緒にしていたけど、脇汗びっしょり&頭真っ白)。先生は、そんな私の心情をくみ取ったのか、すかさず的確な指示をくれます。
高「大丈夫ですよ。そこでハンドルを回して……ゆっくりブレーキを外して……そう、OK。上手です」
松「おおおお~(泣)」
高「全然下手じゃないですよ。でもウォーミングアップがてら、少し交通量の少ない道を遠回りしてから練習場所に向かいましょうか」
こんな配慮も私の不安を払拭してくれました。先生はナビも見ずに、空で道を指示。車は世田谷の閑静な住宅街に入ります。
松「あ、あ、あの路駐している車は追い越しますか!?」
高「大丈夫。ゆっくりやってみましょう。ハンドルは切りすぎないで。サイドミラーさえぶつからなければ、この車のどの部分もぶつかりませんから、それだけ確認したら追い越す車と平行に真っ直ぐ進んで、またサイドミラーが越えたら戻りましょう」
松「ははは、はい!」
高「切りすぎたり、戻すのが遅いと三角を描いたような経路になります。台形を描くような形で、ゆっくり避けましょう」
ペパドラ女子にありがちなのは、「ハッキリした目安が分らずに運転している」状況。私もそうだったのですが、このサイドミラーの例のように目安を教えてもらえるのはとってもありがたいし、一人の場面でも不安になりません。しかも、日常のありがちなシーンをしっかり想定してくれるので、スッと頭に入ってきます。
高「良いブレーキングですね。車間距離も素晴らしい。ペーパードライバーとは思えないですよ」
松「あ、ありがとうございます(褒め方上手だな……)」
高「ちなみに、停車するときの車間位置は、前の車の後輪が目線に入るくらいがちょうど良いです。このくらい開いていれば、もしものときも修正ができて事故になりにくいんです」
松「へぇ~!」
こんな会話をしているうちに、私もすっかり肩の力が抜け、楽しくなっていました。
高「松尾さんは、少し近くを見すぎですね。走行中の視線はできるだけ遠くに。先を先を見ましょう。それから、左のサイドミラー、しっかり見れていますか?」
松「うっ、確かに見ていないかも……」
高「少し意識して見てください。クセを付けていきましょう」
こんな具合に、ちょっと住宅街を走っている間に、私のクセを見抜き、たくさんのアドバイスをくださった高橋さん。日ごろ運転している人からしたら、当たり前のことばかりかもしれませんが、ペパドラ女子にとってはどれも重要なポイント!
それを、分かりやすい目安や実際の運転シーンの中で指摘してもらうことで、感覚として残りやすく、納得感も倍!
と、このウォーミングアップだけですっかり感動してしまった私ですが、本番はこれから。この講習では、自分の不安なシーンやアドバイスをもらいたい技術を受講者がオーダーできるのですが、私は3つお願いしていました。それが、「縦列駐車」「首都高」「セルフ給油」。
次回は私が受けたこの3メニューについて、レポしていきます。お楽しみに!
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