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夫妻の趣味をバランスさせたガレージライフ
夫妻の趣味をバランスさせたガレージライフ
2015/03/13
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<h3>土地の高低差により実現したクールなガレージ</h3>
<p>
<!-- short sentence start -->夫妻がお互いのライフスタイルを尊重して家を設計する。たしかに理想的ではあるが、それを実現するのは決して容易なことではない。今回ご紹介するK邸は、そんな問題を見事にクリアした成功例のひとつである。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
場所は茨城県竜ヶ崎市。緑の多い新興住宅街の一角に、目的のK邸はあった。私鉄の駅からは徒歩数分で、車でも公共交通機関でも都心へのアクセスは容易だ。家の前には街路樹の美しい整備された12m道路が走り、近代的な住宅街という印象。なかでもK邸は、独特の雰囲気をもつ佇まいでひときわ強い存在感を放っている。
<br />
<br />
83坪という十分な広さをもつ土地は、正面の道路からは一段高い場所に位置する。その高低差をうまく生かしている点がK邸の大きな特徴。そのため道路のレベルにガレージがあり、屋外ガレージの屋根の高さに玄関や庭がある。建物自体は、シルバーガリバリウムの壁面と、そこに整然と並ぶ小さめの窓により、住宅というよりは小ぶりなオフィスビルのような印象。一見すると3階建てに見えることも、K邸の特徴といえるだろう。
<br />
<br />
正面左側には、日常の使い勝手を優先した屋根付きの屋外駐車場を備える。2台分のスペースだが、ふだんは奥様専用のBMWを駐車している。その屋根と柱はウッディな設えで、玄関周辺の造作や庭に設けられたウッドデッキと同様の雰囲気をもち、ガリバリウムの外観とは対照的なアクセントとなっている。
<br />
<br />
玄関から邸内に入り、ガレージへとアクセスする。2階へ上がる階段の裏側にガレージ専用の階段が設けられているのだが、決して簡易的なものではなく、丁寧に作り込まれている。地下の照明をつけて下りていくという行為は、ご主人だけの趣味の世界に至るための儀式。日常から非日常へと切り替えるスイッチの役目を果たしているというわけだ。
<br />
<br />
階段を下りると、9畳ほどの書斎スペースが。そこからガラス越しにポルシェ ボクスターを見ると、まるで赤い額縁に入った実物大の写真のよう。ガレージ自体は1台を駐めるには十分以上のスペースが確保されている。コンクリート打ち放しの壁面、書斎とを隔てる大きなガラス窓、そしてフェラーリレッドに彩られたドアなどがバランスしてクールな空間を作り出している。もともとグレーの壁面と床面、そしてシルバーメタリックのポルシェ ボクスターにより無機質な印象。そこに赤い差し色を入れるだけで、強いアクセントとなりマニアックな空間が出来上がった。
<br />
<br />
</p>
<h3>無駄を削ぎ落としてバランスの取れた美しさを</h3>
<p>
設計は、フリーダムアーキテクツデザイン株式会社取締役設計事業本部長・山神智次郎さん。全国に18ヵ所あるオフィスの設計を統括する建築家だ。施主のKさんとの出会いは、共通の知人の紹介による。じつはKさんのお仕事が住宅とは深い関係にあり、もともと関西が本拠地である山神さんの会社が東京に進出する際に仕事を通じて知り合ったとのこと。
<br />
<br />
設計にあたり、ガレージに対するKさんの希望は、1.雨の日でもガレージからそのままリビングルームに行けるようにしたい 2.できればガレージ脇に愛車を眺められる書斎を設けたい、というシンプルなもの。また、自宅で料理教室を開催している奥様の希望は、広いダイニングルームに、大きなキッチンとテーブルを備えること。夫妻ともに友人を自宅に招く機会が多いようなので、このダイニングルームの造形は共通の希望であったともいえる。
<br />
<br />
車と料理という異なる趣味をもつ夫妻の希望を両立させるために、山神さんは高低差のあるユニークな土地の形状を生かしたプランを提案した。庭のレベルが1階となるため、正面道路と同じレベルにある駐車場は地下扱い。地下となるガレージに、邸内からアクセスするための階段を設けることで書斎や収納スペースを確保した。また、奥様の希望を叶えるために8人掛けのダイニングテーブルやキッチン棚などをイタリアの家具メーカーに発注。さらにダイニングキッチンとリビングルームを、階段を挟んで左右に分けることで、Kさんが在宅しているときでも気兼ねなく料理教室が開催できるようにした。ダイニングキッチンとリビングルームは階段を挟んでセパレート。しかし、向かい合うそれぞれの部屋の窓を広いガラス製とすることで、一体感のある明るく開放的な空間作りに成功している。
<br />
<br />
「いろいろなものを削ぎ落としていって、最終的にキレイに作る……」
<br />
<br />
山神さんがいちばん苦心したというその点は、Kさん夫妻の希望をみごとにバランスさせた。 築8年経った今でも、まるで竣工直後のようなコンディションを保っていることが、K夫妻の高い満足度を物語っている。
<br />
<br />
</p>
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph2.70.jpg" width="600" alt="▲Kさんは、自他ともに認めるカーフリーク。ボクスターの前はビュイック リーガルに乗っていたという。性能よりも雰囲気を大切にするタイプで、愛着をもって長く所有してきているようだ" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲Kさんは、自他ともに認めるカーフリーク。ボクスターの前はビュイック リーガルに乗っていたという。性能よりも雰囲気を大切にするタイプで、愛着をもって長く所有してきているようだ</span><!-- nodisplay end -->
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph3.70.jpg" width="600" alt="▲ガレージと書斎は大きなガラス窓で仕切られている。築8年経つのに書斎は使われている形跡がない。Kさんに尋ねると「ここは夏暑くて、冬寒いんですよ」と笑う" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ガレージと書斎は大きなガラス窓で仕切られている。築8年経つのに書斎は使われている形跡がない。Kさんに尋ねると「ここは夏暑くて、冬寒いんですよ」と笑う</span><!-- nodisplay end -->
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph5.70.jpg" width="600" alt="▲玄関の奥、2階への階段下には、ガレージへ続く階段が設けられている。明るく暖かい雰囲気のリビング&ダイニングルームから一転、クールで男っぽい空間へと変化するKさんだけのルートだ" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲玄関の奥、2階への階段下には、ガレージへ続く階段が設けられている。明るく暖かい雰囲気のリビング&ダイニングルームから一転、クールで男っぽい空間へと変化するKさんだけのルートだ</span><!-- nodisplay end -->
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph6.70.jpg" width="600" alt="▲地下の書斎は、階段部分を挟んだ奥に広い収納スペースを備えている。スペアパーツやタイヤ、工具などを収納するには最適だ。しかし、残念ながらこちらもいまだに活用されていない…" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲長い地下の書斎は、階段部分を挟んだ奥に広い収納スペースを備えている。スペアパーツやタイヤ、工具などを収納するには最適だ。しかし、残念ながらこちらもいまだに活用されていない…</span><!-- nodisplay end -->
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph8.70.jpg" width="600" alt="▲2階から玄関方向を見下ろしたところ。右手はダイニングキッチンで、左手はリビングルーム。あえてダイニングとリビングをセパレートさせているが、両者の窓を大きなガラス製とすることで連続感が与えられている" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲2階から玄関方向を見下ろしたところ。右手はダイニングキッチンで、左手はリビングルーム。あえてダイニングとリビングをセパレートさせているが、両者の窓を大きなガラス製とすることで連続感が与えられている</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<p>
【夫妻の趣味をバランスさせたガレージライフ】<br />
■こだわりというか、苦心した点は、いろいろな要素を削ぎ落としていって最終的にキレイに見せる…ということです。ガレージ回りでは、地下扱いのガレージと1階とを階段でつなげるために二次的な産物として書斎ができました。また、屋外ガレージの屋根は、建物の雰囲気と合わせるように作りや色合いを工夫しました。2階の階段を挟んで隣り合うダイニングルームとリビングルームは、ガラス窓で仕切ることで一体感が生まれました<br />
■主要用途:専用住宅<br />
■構造:鉄筋コンクリート造<br />
■敷地面積:273.90平米<br />
■延床面積:170.00平米<br />
■設計・監理:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社 山神智次郎<br />
■TEL:06-6213-5300
<br />
<br />
</p>
<!-- nodisplay start -->
<h3 class="link_tit">【関連URL】</h3>
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<li><a href="http://www.freedom.co.jp" target="_blank">フリーダムアーキテクツ</a></li>
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<div class="author">text/菊谷聡<br />photo/木村博道</div>
<br /><br />
<p>※カーセンサーEDGE 3月号(2015年1月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています</p>
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<h3>土地の高低差により実現したクールなガレージ</h3>
<p>
<!-- short sentence start -->夫妻がお互いのライフスタイルを尊重して家を設計する。たしかに理想的ではあるが、それを実現するのは決して容易なことではない。今回ご紹介するK邸は、そんな問題を見事にクリアした成功例のひとつである。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
場所は茨城県竜ヶ崎市。緑の多い新興住宅街の一角に、目的のK邸はあった。私鉄の駅からは徒歩数分で、車でも公共交通機関でも都心へのアクセスは容易だ。家の前には街路樹の美しい整備された12m道路が走り、近代的な住宅街という印象。なかでもK邸は、独特の雰囲気をもつ佇まいでひときわ強い存在感を放っている。
<br />
<br />
83坪という十分な広さをもつ土地は、正面の道路からは一段高い場所に位置する。その高低差をうまく生かしている点がK邸の大きな特徴。そのため道路のレベルにガレージがあり、屋外ガレージの屋根の高さに玄関や庭がある。建物自体は、シルバーガリバリウムの壁面と、そこに整然と並ぶ小さめの窓により、住宅というよりは小ぶりなオフィスビルのような印象。一見すると3階建てに見えることも、K邸の特徴といえるだろう。
<br />
<br />
正面左側には、日常の使い勝手を優先した屋根付きの屋外駐車場を備える。2台分のスペースだが、ふだんは奥様専用のBMWを駐車している。その屋根と柱はウッディな設えで、玄関周辺の造作や庭に設けられたウッドデッキと同様の雰囲気をもち、ガリバリウムの外観とは対照的なアクセントとなっている。
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<br />
玄関から邸内に入り、ガレージへとアクセスする。2階へ上がる階段の裏側にガレージ専用の階段が設けられているのだが、決して簡易的なものではなく、丁寧に作り込まれている。地下の照明をつけて下りていくという行為は、ご主人だけの趣味の世界に至るための儀式。日常から非日常へと切り替えるスイッチの役目を果たしているというわけだ。
<br />
<br />
階段を下りると、9畳ほどの書斎スペースが。そこからガラス越しにポルシェ ボクスターを見ると、まるで赤い額縁に入った実物大の写真のよう。ガレージ自体は1台を駐めるには十分以上のスペースが確保されている。コンクリート打ち放しの壁面、書斎とを隔てる大きなガラス窓、そしてフェラーリレッドに彩られたドアなどがバランスしてクールな空間を作り出している。もともとグレーの壁面と床面、そしてシルバーメタリックのポルシェ ボクスターにより無機質な印象。そこに赤い差し色を入れるだけで、強いアクセントとなりマニアックな空間が出来上がった。
<br />
<br />
</p>
<h3>無駄を削ぎ落としてバランスの取れた美しさを</h3>
<p>
設計は、フリーダムアーキテクツデザイン株式会社取締役設計事業本部長・山神智次郎さん。全国に18ヵ所あるオフィスの設計を統括する建築家だ。施主のKさんとの出会いは、共通の知人の紹介による。じつはKさんのお仕事が住宅とは深い関係にあり、もともと関西が本拠地である山神さんの会社が東京に進出する際に仕事を通じて知り合ったとのこと。
<br />
<br />
設計にあたり、ガレージに対するKさんの希望は、1.雨の日でもガレージからそのままリビングルームに行けるようにしたい 2.できればガレージ脇に愛車を眺められる書斎を設けたい、というシンプルなもの。また、自宅で料理教室を開催している奥様の希望は、広いダイニングルームに、大きなキッチンとテーブルを備えること。夫妻ともに友人を自宅に招く機会が多いようなので、このダイニングルームの造形は共通の希望であったともいえる。
<br />
<br />
車と料理という異なる趣味をもつ夫妻の希望を両立させるために、山神さんは高低差のあるユニークな土地の形状を生かしたプランを提案した。庭のレベルが1階となるため、正面道路と同じレベルにある駐車場は地下扱い。地下となるガレージに、邸内からアクセスするための階段を設けることで書斎や収納スペースを確保した。また、奥様の希望を叶えるために8人掛けのダイニングテーブルやキッチン棚などをイタリアの家具メーカーに発注。さらにダイニングキッチンとリビングルームを、階段を挟んで左右に分けることで、Kさんが在宅しているときでも気兼ねなく料理教室が開催できるようにした。ダイニングキッチンとリビングルームは階段を挟んでセパレート。しかし、向かい合うそれぞれの部屋の窓を広いガラス製とすることで、一体感のある明るく開放的な空間作りに成功している。
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<br />
「いろいろなものを削ぎ落としていって、最終的にキレイに作る……」
<br />
<br />
山神さんがいちばん苦心したというその点は、Kさん夫妻の希望をみごとにバランスさせた。 築8年経った今でも、まるで竣工直後のようなコンディションを保っていることが、K夫妻の高い満足度を物語っている。
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</p>
<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph2.70.jpg" width="600" alt="▲Kさんは、自他ともに認めるカーフリーク。ボクスターの前はビュイック リーガルに乗っていたという。性能よりも雰囲気を大切にするタイプで、愛着をもって長く所有してきているようだ" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲Kさんは、自他ともに認めるカーフリーク。ボクスターの前はビュイック リーガルに乗っていたという。性能よりも雰囲気を大切にするタイプで、愛着をもって長く所有してきているようだ</span><!-- nodisplay end -->
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<div class="taC w600_img mB10">
<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph7.70.jpg" width="600" alt="▲屋外駐車場は2台分のスペースだが、ふだんは奥様専用のBMWが占有。屋根や柱は、家の外観や庭のウッドデッキなどと同じような雰囲気になるようにデザインされている" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲屋外駐車場は2台分のスペースだが、ふだんは奥様専用のBMWが占有。屋根や柱は、家の外観や庭のウッドデッキなどと同じような雰囲気になるようにデザインされている</span><!-- nodisplay end -->
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<img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_59399/ph8.70.jpg" width="600" alt="▲2階から玄関方向を見下ろしたところ。右手はダイニングキッチンで、左手はリビングルーム。あえてダイニングとリビングをセパレートさせているが、両者の窓を大きなガラス製とすることで連続感が与えられている" class="" /><!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲2階から玄関方向を見下ろしたところ。右手はダイニングキッチンで、左手はリビングルーム。あえてダイニングとリビングをセパレートさせているが、両者の窓を大きなガラス製とすることで連続感が与えられている</span><!-- nodisplay end -->
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<p>
【夫妻の趣味をバランスさせたガレージライフ】<br />
■こだわりというか、苦心した点は、いろいろな要素を削ぎ落としていって最終的にキレイに見せる…ということです。ガレージ回りでは、地下扱いのガレージと1階とを階段でつなげるために二次的な産物として書斎ができました。また、屋外ガレージの屋根は、建物の雰囲気と合わせるように作りや色合いを工夫しました。2階の階段を挟んで隣り合うダイニングルームとリビングルームは、ガラス窓で仕切ることで一体感が生まれました<br />
■主要用途:専用住宅<br />
■構造:鉄筋コンクリート造<br />
■敷地面積:273.90平米<br />
■延床面積:170.00平米<br />
■設計・監理:フリーダムアーキテクツデザイン株式会社 山神智次郎<br />
■TEL:06-6213-5300
<br />
<br />
</p>
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<h3 class="link_tit">【関連URL】</h3>
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<li><a href="http://www.freedom.co.jp" target="_blank">フリーダムアーキテクツ</a></li>
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<div class="author">text/菊谷聡<br />photo/木村博道</div>
<br /><br />
<p>※カーセンサーEDGE 3月号(2015年1月27日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています</p>
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<h3>長崎VS秋葉原、日本初はどっちだ!</h3>
<p><!-- short sentence start -->昨年、編集Aくんの親孝行のために、彼の実家にある駐車場のアスファルトをDIYで修復しました。この出来事以降、アスファルトに興味が出てきた……といえば、ちょっと言いすぎですが、気になるあいつ的存在となっています。そんな状態で訪れたグラバー園で、なんと「日本初のアスファルト道路」を発見! これは食い付くしかないでしょう。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
実際に目にしたアスファルト道路は、道路と呼ぶにはあまりにもな“欠片”でした。以前は、幅1.2m、長さ30mほどに敷き詰められて小道を形成していたようです。「グラバーの息子が作ったといわれるアスファルト道路」との説明がありますが、一説にはグラバー邸建設の頃に散歩道として作られたとのこと。グラバー邸の建築は1863年。実に150年以上経過しています。ちなみに、アスファルト舗装が考案されたのは1800年代半ばのスイスで、1870年頃ロンドンやアメリカで本格的な工事が開始されました。そう考えると、かなり早い段階で敷設されたと言えます。
<br />
<br />
</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲このアスファルトを坂本龍馬ら維新志士も踏みしめたかと思うと、歴史好きにとっては胸アツ。アスファルトの寿命は約10年といわれているので、ほんの一部しか残っていなくても仕方がないかも</span><!-- nodisplay end -->
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<p>しかし、<b>ここで「日本初のアスファルト舗装は東京の秋葉原だった」といった情報をGet。</b>いったい、どっちが真実なの? ということで、早速現場に行ってみました。長崎から東京に戻り、足を運んだのは秋葉原にある「昌平橋」。古くから神田川に架かっていた昌平橋は何度も場所を移して掛け替えられ、1878年に鉄橋化。この際、日本で初めてアスファルト舗装が施されたというのです。その後、また架け替えが行われ、日本初のアスファルトは残念ながら残っていませんでした。
<br />
<br />
</p>
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<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲昌平橋に日本初のアスファルトを採用したのは、当時の東京府知事「由利公正」。海外視察で訪れたロンドンの万国博覧会で目にしていたという</span><!-- nodisplay end -->
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<br />
<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28543/cs_asphalt_5.jpg" width="600" alt="▲こちらは万世橋から望む昌平橋です" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲こちらは万世橋から望む昌平橋です</span><!-- nodisplay end -->
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<br />
<h3>日本初論争の決着は、アスファルトの素材がポイント</h3>
<p>年代だけみるとグラバー園のアスファルトの方が15年も先です。なぜ2つの「日本初」があるのでしょうか。<b>そこには、アスファルトの原料が関係していました。</b>
<br />
<br />
アスファルトは大きく分けると「石油アスファルト」と「天然アスファルト」に分けることができます。「石油アスファルト」は、原油の分留精製によって最後に残った油が原料。一方、「天然アスファルト」は、原油が地表近くで風雨に晒されて酸化。揮発成分を失って重質部分が残ったものといわれています。
<br />
<br />
記録によると、「昌平橋」で使用されたのは秋田産の土瀝青(どれきせい)。土瀝青とは「天然アスファルト」のこと。一方、グラバー園のアスファルトの成分は、長崎県舗装協会の技術員の調査報告では石炭から発生するコールタールではないかと分析されています。アスファルトとコールタールは厳密には成分が異なることから、日本アスファルト協会のサイトなどでは、日本初のアスファルト舗装は「昌平橋」と紹介しているのです。
<br />
<br />
しかし、グラバー園のアスファルト舗装は、幕末から明治にかけて日本で活躍した外国商人が手に入りやすかった材料で再現した立派な歴史的な遺産。その価値が下がるものではありません。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28543/maeda_4.jpg" width="600" alt="▲アスファルトには、パラフィンやナフテン、炭化水素など数千の化学物質が含まれている" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲アスファルトには、パラフィンやナフテン、炭化水素など数千の化学物質が含まれている</span><!-- nodisplay end -->
</div>
<h3>日本最古級のアスファルトをこの足で踏みしめる</h3>
<p>これにて、一件落着。と、言いたいところですが、アスファルトの初めてを巡っている途中、<b>現存する日本最古級の車道用アスファルト舗装を発見しました。</b>せっかくなので、その地を踏みしめて終了しようと思います。場所は、秋葉原から総武線で一本の駅「信濃町駅」から徒歩5分程度。神宮外苑の聖徳記念館絵画館前。
<br />
<br />
聖徳記念絵画館前通りをふくむ明治神宮外苑の道路舗装は、ワービット工法を採用した日本初のアスファルト舗装で1926年に竣工しています。ワービット工法とは、下層に粗粒度アスファルトコンクリート、上層に富配合のアスファルトモルタルを敷いて、上下層を同時に転圧して仕上げる工法とのこと。絵画館前の道路には、約90年前の舗装が現役で残っています。こちらで使われたアスファルトも秋田県産なのだとか。ちなみにこの道路は、歴史的土木構造物として、土木学会選奨の土木遺産に認定されています。
<br />
<br />
普段、あまり意識することがないアスファルト。そのお初には意外な歴史が隠されていたのでした。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28543/cs_asphalt_6.jpg" width="600" alt="▲敷設から約90年。あちこちにひび割れがあるが、躓くほどの広さではない。大木の凹みや欠損も少なく、ジョギングや散歩を楽しむ人の足元をしっかりと支えている" class="" />
<!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲敷設から約90年。あちこちにひび割れがあるが、躓くほどの広さではない。大木の凹みや欠損も少なく、ジョギングや散歩を楽しむ人の足元をしっかりと支えている</span><!-- nodisplay end -->
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<h3>長崎VS秋葉原、日本初はどっちだ!</h3>
<p><!-- short sentence start -->昨年、編集Aくんの親孝行のために、彼の実家にある駐車場のアスファルトをDIYで修復しました。この出来事以降、アスファルトに興味が出てきた……といえば、ちょっと言いすぎですが、気になるあいつ的存在となっています。そんな状態で訪れたグラバー園で、なんと「日本初のアスファルト道路」を発見! これは食い付くしかないでしょう。<!-- short sentence end -->
<br />
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実際に目にしたアスファルト道路は、道路と呼ぶにはあまりにもな“欠片”でした。以前は、幅1.2m、長さ30mほどに敷き詰められて小道を形成していたようです。「グラバーの息子が作ったといわれるアスファルト道路」との説明がありますが、一説にはグラバー邸建設の頃に散歩道として作られたとのこと。グラバー邸の建築は1863年。実に150年以上経過しています。ちなみに、アスファルト舗装が考案されたのは1800年代半ばのスイスで、1870年頃ロンドンやアメリカで本格的な工事が開始されました。そう考えると、かなり早い段階で敷設されたと言えます。
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<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28543/cs_asphalt_3.jpg" width="600" alt="▲このアスファルトを坂本龍馬ら維新志士も踏みしめたかと思うと、歴史好きにとっては胸アツ。アスファルトの寿命は約10年といわれているので、ほんの一部しか残っていなくても仕方がないかも" class="" />
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<p>しかし、<b>ここで「日本初のアスファルト舗装は東京の秋葉原だった」といった情報をGet。</b>いったい、どっちが真実なの? ということで、早速現場に行ってみました。長崎から東京に戻り、足を運んだのは秋葉原にある「昌平橋」。古くから神田川に架かっていた昌平橋は何度も場所を移して掛け替えられ、1878年に鉄橋化。この際、日本で初めてアスファルト舗装が施されたというのです。その後、また架け替えが行われ、日本初のアスファルトは残念ながら残っていませんでした。
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<div class="taC w600_img mB10"><img src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_28543/cs_asphalt_5.jpg" width="600" alt="▲こちらは万世橋から望む昌平橋です" class="" />
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<h3>日本初論争の決着は、アスファルトの素材がポイント</h3>
<p>年代だけみるとグラバー園のアスファルトの方が15年も先です。なぜ2つの「日本初」があるのでしょうか。<b>そこには、アスファルトの原料が関係していました。</b>
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アスファルトは大きく分けると「石油アスファルト」と「天然アスファルト」に分けることができます。「石油アスファルト」は、原油の分留精製によって最後に残った油が原料。一方、「天然アスファルト」は、原油が地表近くで風雨に晒されて酸化。揮発成分を失って重質部分が残ったものといわれています。
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記録によると、「昌平橋」で使用されたのは秋田産の土瀝青(どれきせい)。土瀝青とは「天然アスファルト」のこと。一方、グラバー園のアスファルトの成分は、長崎県舗装協会の技術員の調査報告では石炭から発生するコールタールではないかと分析されています。アスファルトとコールタールは厳密には成分が異なることから、日本アスファルト協会のサイトなどでは、日本初のアスファルト舗装は「昌平橋」と紹介しているのです。
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しかし、グラバー園のアスファルト舗装は、幕末から明治にかけて日本で活躍した外国商人が手に入りやすかった材料で再現した立派な歴史的な遺産。その価値が下がるものではありません。
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<h3>日本最古級のアスファルトをこの足で踏みしめる</h3>
<p>これにて、一件落着。と、言いたいところですが、アスファルトの初めてを巡っている途中、<b>現存する日本最古級の車道用アスファルト舗装を発見しました。</b>せっかくなので、その地を踏みしめて終了しようと思います。場所は、秋葉原から総武線で一本の駅「信濃町駅」から徒歩5分程度。神宮外苑の聖徳記念館絵画館前。
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聖徳記念絵画館前通りをふくむ明治神宮外苑の道路舗装は、ワービット工法を採用した日本初のアスファルト舗装で1926年に竣工しています。ワービット工法とは、下層に粗粒度アスファルトコンクリート、上層に富配合のアスファルトモルタルを敷いて、上下層を同時に転圧して仕上げる工法とのこと。絵画館前の道路には、約90年前の舗装が現役で残っています。こちらで使われたアスファルトも秋田県産なのだとか。ちなみにこの道路は、歴史的土木構造物として、土木学会選奨の土木遺産に認定されています。
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普段、あまり意識することがないアスファルト。そのお初には意外な歴史が隠されていたのでした。
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