コーティングで塗装面をダメージからブロック 【しっかりメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
タグ:
2013/05/13
液体コーティング剤はスポンジに数滴垂らすだけで充分。40㎝~50㎝四方ごとに仕上げていく
洗車後の濡れたボディにスポンジを軽く滑らせながら塗り伸ばす
コーティング剤が乾いたらすぐに拭き上げる。乾きすぎるとしっかり拭き取れずムラの原因に
最後に仕上げ用クロスを使うと艶がさらにアップ。ムラを防ぐためにも有効
撥水性の良さや耐久性の高さはコーティング剤の大きな魅力
ボディの仕上げ、保護性能で選ぶならコーティング
艶や肌触りの良さで選ぶならワックスが有利ですが、作業性や保護性能、防汚性能といった点で選ぶならコーティング剤が優れています。ワックスとコーティング剤の違いは天然成分の有無。天然カルナバロウを含んでいるものがワックス、それ以外のものがコーティング剤というわけです。
コーティング剤は成分によって、ガラス繊維系やテフロン樹脂系、フッ素やケイ素などのポリマー系があり、輝きや撥水性能、作業性にそれぞれ特徴があります。たくさんの種類のなかから好みに合ったものを選べるのが魅力ですね。 今回はアクリル樹脂+フッ素樹脂を配合した液体コーティング剤を例にとって作業手順を解説してみましょう。
ひと手間を惜しまないことが、輝きアップの秘訣です!
ワックスも同様ですが、コーティングするときは事前に洗車し、ネンドクリーナーなどを使ってボディの汚れを徹底的にキレイにしておくのが大前提。下地づくりの丁寧さによって作業性や被膜の耐久性が断然違ってきますよ!
液体コーティング剤はスポンジにとってから使用するようにしましょう。少量ずつ、スポンジに垂らす程度の量でOK。一度にたくさんの量をスポンジに含ませるとムラになりやすく、乾くのに時間がかかってしまいます。
今回使用した製品は、ボディが濡れた状態で施工するタイプのもの。水滴が付いた塗装面の上でスポンジを軽く滑らせます。塗り込むというよりは塗り伸ばす感覚です。薄く、できるだけ均一にコーティング剤が塗布されるように心掛けましょう。ボディパネルの縁やウォッシャーノズルなどの部分はコーティング剤を直接付けず、拭き取るときに隅々まで伸ばすようにするのがキレイに仕上げるポイントです。
表面が乾いてきたなと思ったらすぐさま拭き取り! 乾きすぎてしまうと拭き取りが大変になるばかりでなくムラになってしまいます。このタイミングを逃さないために、40㎝~50㎝四方くらいの狭い範囲ごとに施工するのがコツです。
拭き取りを終えた後に仕上げ用のクロスで磨き上げるとさらに輝きがアップ! 塗りムラも抑えられるのでオススメしたい方法です。
今回はコーティング剤にシュアラスターの「クリスタルシールド」を使用しました。「ソフト99 TRIZ(トライズ)」や「プロスタッフ エックスマールワン」もオススメです!
コーティングにオススメの商品はこちら
日刊カーセンサーの厳選情報をSNSで受け取る
関連記事