いよいGW(ゴールデンウィーク)。上手くつないで10連休という人も多いかも。レジャーや旅行でリフレッシュしたいけど目的地までの大渋滞は憂うつなもの。そこで今回は、渋滞の原因から乗り切る方法まで、渋滞にまつわるエトセトラを紹介。車内を不機嫌な空間にしないためには必見だ。

1.渋滞予測カレンダー
日本全国の高速道路について、過去の渋滞データをもとにした渋滞予測情報を掲載。区間やボトルネック箇所、時間帯、ピーク時間、渋滞の長さを見ることができる。GW初日の4月27日(土)には43箇所の渋滞を予想。現時点で最も渋滞が予想されている日は5月5日(日)の134箇所。5月5日に最も渋滞通過に時間がかかると予想されるのは、午後6時頃の東名高速道、御殿場IC→横浜町田ICで、通過するのに普段よりも1時間30分長くかかるという。

2.サグ部などで起きる「渋滞」の原因とその対策について
みんなが同じ速度で走っていれば、渋滞は理論上、発生するはずがない。いったい渋滞の先頭では何が起きているのか? そんな疑問に答えてくれるのがこのサイト。渋滞の原因のひとつに、上り坂やサグ(下り坂から上り坂にさしかかる凹部)での速度低下があると言われているが、その仕組みも動画で解説してある。また、渋滞は追越車線から発生するというメカニズムも面白い。渋滞の原因がわかれば少しはイライラも解消するかも!?

3.渋滞を乗り切る7つの方法
渋滞時にあると便利なグッズやイライラを解消させるアロマ活用法、ヒマをつぶせるゲームなどを紹介している。車名に限定したしりとりや車のナンバーの数字で計算する脳トレなどを掲載。なかでも、歌をワンフレーズ歌い、その歌詞の語尾をつなげて次の人が別の歌を歌うしりとりは、なかなか面白そう。

4.渋滞に関する家族の意識調査【PDF】
「渋滞の車内でどう過ごしたいか」を30~40代の男女とその子どもに尋ねたアンケートの結果。1位は子ども、親ともに「家族と会話をする」。また「家族でしりとりやゲームを楽しむ」は、子どもでは2位、親では3位と、こちらも支持が高かった。渋滞中は子どもに映画を見せたり、ゲームをさせたりしがちだが、コミュニケーションを取るいい機会だと思って楽しんでみては。

まとめ
誰しも避けたい渋滞だが、移動中のコミュニケーションもレジャーや旅行の一部と考えれば必要以上にイライラすることはないかも。ただし、避けがたい生理現象などでついつい機嫌が悪くなるのも事実。早めの休憩や渋滞グッズの活用など工夫は必要だ。カーセンサーnetの「カー用品通販」では、携帯用トイレやAC電源が使えるインバーターなど便利グッズが販売されている。GW前に揃えておくのもいいだろう。

※サイト情報は2013年4月19日時点

渋滞予測カレンダー(NEXCO西日本「道路交通情報」)

渋滞予測カレンダー(NEXCO西日本「道路交通情報」)

サグ部などで起きる「渋滞」の原因とその対策について(NEXCO東日本「高速道路情報ドラぷら」)

サグ部などで起きる「渋滞」の原因とその対策について(NEXCO東日本「高速道路情報ドラぷら」)

渋滞を乗り切る7つの方法(トーヨータイヤ「走れ!タイヤくん 」)

渋滞に関する家族の意識調査【PDF】(富士通テン「ドライブでの親子コミュニケーションに関する調査 2012年4月13日~22日」)

渋滞に関する家族の意識調査【PDF】(富士通テン「ドライブでの親子コミュニケーションに関する調査 2012年4月13日~22日」)