コダワリ派のワックス掛け 【しっかりメンテ編】
カテゴリー: カーライフ
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2013/04/22
スポンジを軽く押し当て、45度回転させてスポンジに付く量だけで充分。付けすぎはムラの原因に
30cm四方くらいの狭い範囲ごとに軽い力で直線的にスポンジを走らせていくのがコツ
ワックス成分が乾いたそばから拭き上げる。乾きすぎると、しっかり拭き取れずムラの原因に
仕上げ用クロスを使うと仕上がりの艶が違う。完璧に作業したいなら用意しておくのがオススメ
しっかりワックス掛けを行うと塗装面にキレイな皮膜ができ、気持ちいい撥水性を発揮
ワックスと呼べるのは天然カルナバロウ配合のみ!
シャンプー、ネンドクリーナー、クリーナーでしっかり洗車から下地処理までが行われている前提ですが、今回はワックス掛けのポイントを解説します。キレイになったボディにワックスを掛けることで、愛車を美しく保ちましょう。
ボディの仕上げにはワックスのほかにコーティングという手段もありますが、濡れたようなシットリした艶や手触りの良さで選ぶならワックスがオススメ。塗り込む行程が愛車との親密度もアップしてくます。ちなみにワックスとは、カルナバロウという天然成分を含んだ製品のみを指し、それ以外はコーティング剤となります。
ワックスを掛ける目的は主に「塗装面の保護」「艶出し」「撥水効果」の3つです。下地処理を経て塗装面はむき出しの状態。風雨やホコリなどの外敵から塗装面を守るために、ワックス掛けはマストなのです!
あくまでソフトに、腕力は必要ないのです!
さて、まずはスポンジにワックスを付ける作業から。ワックスにスポンジを軽く押し当て、45度回転させる…この程度の量で充分です。付け過ぎは拭き取り作業を大変にするだけでなく、ムラや余計なところにワックスが付着する原因にもなりますから、適量を心掛けてください。
塗装面にワックスを塗り伸ばす作業は、直線的に、一定方向に、そして30cm四方くらいの狭い範囲ごとに施工していくのがコツ。広い範囲に塗ってしまうと拭き取りのタイミングが遅くなってしまうためです。このときスポンジに入れる力は、ごくソフトに。力いっぱいスポンジを押しつける必要はありません。下地処理をキチンと行っていれば、軽い力で、そして少ない量で広い範囲に塗り広げることができるはずです。
スポンジで塗り広げる範囲をウォッシャーノズルやボディパネルの端から1cmくらい手前までで止めておくのもポイント。拭き取りの際にワックス成分が伸びるので、これで充分なのです。
もうひと手間加えることで艶がグレードアップ!
さあ、ワックスが乾いてきたら、すぐさま拭き取り専用クロスで拭き上げましょう。乾きすぎると作業が大変になり、色ムラの原因になってしまいます。ひと通りワックス掛けを終えた後、柔らかな仕上げ用クロスで拭き上げればさらに完璧! 仕上がりの艶が大きく変わってきます!
今回、ワックスには最高級カルナバロウをふんだんに配合した「シュアラスター マンハッタンゴールド(レギュラー)」を使用しました。「カーメイト プロズワックス ロイヤルブライト」や「ウイルソン プロックス・ファイナル」などもオススメですよ!
【取材協力/シュアラスター】