レンズ内にLEDを9個内蔵。単4乾電池2本で動作する「エーモン 非常信号灯」。保安基準に適合しており、発炎筒の代替品として使える

レンズ内にLEDを9個内蔵。単4乾電池2本で動作する「エーモン 非常信号灯」。保安基準に適合しており、発炎筒の代替品として使える

160カンデラという保安基準に準拠。夜間は200m先からも視認できる明るさ。懐中電灯のように簡単に使える手軽さも良い

160カンデラという保安基準に準拠。夜間は200m先からも視認できる明るさ。懐中電灯のように簡単に使える手軽さも良い

一般的な発炎筒とほぼ同様の太さなので、純正品と同じ場所に常備しておける。発炎筒のように有効期限は無いが、電池のチェックは忘れずに!

一般的な発炎筒とほぼ同様の太さなので、純正品と同じ場所に常備しておける。発炎筒のように有効期限は無いが、電池のチェックは忘れずに!

底部のバッテリーキャップがマグネットになっており、車のボディなどに付けて固定しておける。発炎筒なら5分程度だが、こちらは20時間ほど発光する

底部のバッテリーキャップがマグネットになっており、車のボディなどに付けて固定しておける。発炎筒なら5分程度だが、こちらは20時間ほど発光する

装備が義務づけられている非常信号灯

故障や事故などで路肩に停車せざるを得ない場合に、後続車に注意を促すために使う非常信号灯。保安基準で車に装備することが義務づけられているアイテムですが、有効期限が4年と定められているのをご存じでしょうか?

車検の規定を定めた「自動車検査業務等実施要領」では、「自動車用緊急保安炎筒はJIS規格品乃至はそれと同程度以上の性能を有する事」とされています。純正装備の多くは発炎筒を使っていますが、「明るさ160カンデラ以上の赤色灯」という要件を満たしているなら発光ダイオードを用いた製品でもOK。ということは、あまり知られていないでしょう。今回は発炎筒の代替品として、保安基準に適合している「エーモン 非常信号灯」を紹介します。

付属の電池を入れ、バッテリーキャップ兼スイッチをオン。すると頭部に内蔵された9つの赤色LEDが激しく点滅します。点灯状態はさほどまぶしくない印象ですが、160カンデラという保安基準はもちろん満たしていますし、夜間は200m先から視認できるとのことです。ちなみに付属の電池は動作確認のためのもの。必ず市販のアルカリ乾電池に差し替えてくださいね。

発炎筒にはなかった便利な特長も

発炎筒と違って火が出ないので、誰にでも扱いやすいのが絶大なメリット。しかも変質する部材を使っていないので、有効期限がありません。ただし、定期的に電池のチェックは忘れずに! 一般的な発炎筒の燃焼時間は5分程度ですが、この非常信号灯は電池がなくなるまで約20時間も点滅し続けてくれます。

さらに電灯式ならではの工夫も。底部のバッテリーキャップにはマグネットが内蔵されていて、車のボディなどに貼り付けることができるのです。また、非常信号灯の本体を回転させてレンズの位置をズラすことで、車によって異なる発炎筒ホルダーの形状に合わせて装着することができます。

発炎筒よりもスマートで、使い方もカンタンなLED式非常信号筒。これからの主流になるかもしれません!

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*価格は2013年7月17日時点