モータースポーツでも活躍する新世代のエコタイヤ[ヨコハマ ブルーアース]

低燃費タイヤに採用されている技術がモータースポーツの現場でも活躍している!? 一昔前の燃費性能に特化したタイヤのことを考えるとモータースポーツ向きではないように思えますが、これは実話。それどころか新世代の低燃費タイヤを装着したマシンがモータースポーツで躍進しているというのです! その裏事情を聞いてきました。

最新の低燃費タイヤは低燃費に加え、走らせて楽しい性能を身につけています!

ヨコハマ ブルーアース パイクスピーク記録|モノづくりのココロ
ヨコハマ ブルーアースA|モノづくりのココロ
■ 正直なところ、エコタイヤとモータースポーツはなかなか結びつかないイメージがありますが?
「ブルーアース・エース」にも配合されるオレンジオイルは、FIAの世界ツーリングカー選手権(WTCC)に参戦しているマシンのタイヤにも採用されています。その目的はグリップの向上です。WTCCにはFFやFRなど市販車に近い様々な車が参戦していますが、そのいずれとも相性抜群です。各ワークス・チームからも絶大な支持を集めています。

■ モータースポーツ用のタイヤと同じ技術を採用している低燃費タイヤって、すごく意外ですね?
アメリカの有名なレースに「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」があります。標高4301mの頂上まで山道を一気に駆け上がる競技です。2012年は、EVレーシングカーに市販モデルと同じ「ブルーアース・エース」を装着して参戦しました。これは従来のタイムを21秒以上短縮し、EVクラス歴代最速タイムを記録しました。

■ 従来の低燃費タイヤの守備範囲を超えているような印象がありますが?
低燃費タイヤは低燃費であればいいというのは過去の話です。これからは雨の日も安心して走ることができて、高速でのレーンチェンジでもシッカリと安定していることが求められます。さらに言えば、燃費性能とウェット性能に加え、車外通過騒音の規定値以下の商品は販売できなくなる規制が欧州ではすでに始まっているのですが、ブルーアース・エースはこの基準もクリアしています。つまり静粛性の面でも一歩進んでいるのです。

■ ブルーアースシリーズが最新のエコカーに新車採用されている理由がわかった気がします
新車はもちろんですが、今お乗りのクルマや、中古車を買ったときに付いていたタイヤを履き替えても、最新低燃費タイヤのメリットを存分に堪能していただけると思いますよ。ブルーアースシリーズには「ブルーアース・エース」に加え、軽自動車やコンパクトカー向けの「ブルーアースAE-01」や、ミニバン専用タイヤ「ブルーアースRV-01」などラインアップも豊富です。お車のタイプに合わせてお選びください。

■ そろそろエコカーに買い換えようかなと思っている人は、まず低燃費タイヤに履き替えてみるといいかもしれませんね。


横浜ゴム PC製品企画部 製品企画1G 佐藤 英俊さん|モノづくりのココロ
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