7速ATで洗練された走行性能と
環境性能にも配慮したスカイラインクーペ

PERFORMANCEエンジン種類やミッション、最新装備などを解説

フェアレディZ同様の新ATユニットを搭載
  • 日産 スカイラインクーペ エンジン|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ シフトレバー|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ バックビューモニター|ニューモデル試乗
2008年12月1日フルモデルチェンジしたフェアレディZ同様、VQ37VHRエンジンに新開発の7速ATを搭載。走行性能を向上させつつ、環境性能にも配慮している。

DRIVING実際に運転してのドライビングフィールを解説

精巧な機械を思わせる計算された加速フィール
  • 日産 スカイラインクーペ 走り|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ アルミホイール|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ メーター|ニューモデル試乗
アクセルを少し踏み込むだけで十分ぎるほどの加速性能。またそれが変に荒々しくなく、リニアに立ち上がるのは好印象。高速での安定感は言うまでも無く抜群。

SPACE室内空間の広さや演出を解説

細部の改良だが、日々の運転にはありがたい
  • 日産 スカイラインクーペ ラゲージ|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ フロアシート|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ サイドブラインドモニター|ニューモデル試乗
今回はインテリジェントエアコンやプライバシーガラスを標準装備したことが主な改良点だが、日々使う装備ゆえに、実にそのありがたみがよくわかる。

OWNERSHIPスタイルや品質など所有する喜びなどを検証

前期型オーナーもちょっと悔しがる?熟成の仕上がり
  • 日産 スカイラインクーペ リアスタイル|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ カーウイングスナビ|ニューモデル試乗
  • 日産 スカイラインクーペ インパネ|ニューモデル試乗
日本では絶滅危惧種?とも言われかねないクーペマーケット。もつ喜びはもちろんだが、7速化による走りの洗練度アップは現行の5ATユーザーも悔しがりそう。

SPECIFICATIONS

グレード 370GT Type SP
駆動方式 FR
トランスミッション 7AT
全長×全幅×全高(mm) 4655×1820×1390
ホイールベース(mm) 2850
車両重量(kg) 1670
乗車定員 4人
エンジン種類 V6DOHC
総排気量(cc) 3696
最高出力 245kW(333ps)/7000rpm
最大トルク 363N・m(37.0kg-m)/7000rpm
車両本体価格 461.0万円

RATING走行性能だけでは車は語れない。そこで快適装備の充実度や安全性の高さ、環境性能、燃費、バリューの5つのポイントで評価する

EQUIPMENT(装備)

ナビがオプションのため星3つ。視認性、機能とも高いので装着をオススメ。同時にBOSEサウンドシステムもぜひ!。

SAFETY(安全性)

VDCはもちろんアクティブAFSも標準装備。プリクラッシュシートベルト機能はType Pと370GTにオプション設定。

ECO(環境性能)

最新のJC08モードに対応し、平成17年基準排出ガス規制は75%低減レベル。VVEL化によりCO2排出量も約10%低減した。

MILEAGE(燃費)

Type SPの10・15モード燃費は9.3dだが、ATの7速化やスリップロスの低減による実用燃費の向上は評価できる。

VALUE(バリュー)

やはり日本では貴重なクーペというセグメント。洗練されたデザインも含め、所有し乗ること自体が価値のあることだ。

総合評価
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RATING 総合評価|ニューモデル試乗
写真:尾形和美、篠原晃一 文:高山正寛
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