・コンパクト MPV クラスで最優秀車の評価を新型「ゴルフ トゥーラン」が獲得
・人気ファミリーカーの包括的な安全コンセプトが、高く評価される


ウォルフスブルグ/ブリュッセル 2016 年 1 月 20 日(火)
新型「ゴルフ トゥーラン」が、Euro NCAP(European New Car Assessment Programme)の「コンパクト MPV」クラスにおいて、2015 年度で、最も耐衝突性能に優れたクルマの 1台として認められ、「クラス No.1」の評価を獲得しました。


昨年 9 月、新型「ゴルフ トゥーラン」は、Euro NCAP による一連の厳しい試験に合格し、最高評価の 5 つ星を獲得しました。この評価は、大人および子供の乗員保護、歩行者保護、ドライバーアシスタ ンスシステムの計 4 項目で行われます。

試験内容は、固い障害物への正面衝突という試験項目の導入などによって、乗員保護性能の重要 性が相対的に高まり、より一層厳しくなりました。そのような状況の中、新型「ゴルフ トゥーラン」は、 こうした諸条件に確実に対応しているクルマであることが証明しました。最適化されたボディ構造、カ ウンターステア アシスタンスを備えたエレクトロニック スタビリティ コントロール(ESC)、ABS、衝突 後の自動ブレーキ(ポストコリジョン ブレーキシステム)などの標準化されたシステムによって、新型 「ゴルフ トゥーラン」は、欧州で、「最も安全なクルマの 1 台」として認められました。

また、標準装備された衝突前の乗員保護システム(プロアクティブ・オキュパント・プロテクション)も、 高評価を得た点の一つです。このシステムは、衝突を予見して作動し、予防処置を適切にとる事で 被害を軽減するものです。シートベルトを緩みなく締め上げるほか、車両が横滑りする危険性を検知 すると、開いていた窓やサンルーフを自動的に閉じます。これにより、エアバッグ(フロントと サイドエアバッグ)の乗員保護効果を最適化します。

Euro NCAP では毎年、上位の評価を受けたクルマを発表しています。2015 年には多数のメーカーか ら合計 40 モデルが、厳格さで定評のある Euro NCAP の試験を受けています。