インドネシア新工場の起工式を開催
カテゴリー: 三菱のニュース
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2015/03/24
三菱自動車は、インドネシア共和国において、先に三菱商事、現地パートナーPT Krama Yudhaとともに設立した新生産合弁会社ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア(以下MMKI)が建設する新工場の起工式を、ブカシ県・GIIC工業団地にて、本日執り行ったと発表しました。
式典には、フシン工業大臣をはじめとした政府の方々など、多くのご来賓や関係者が参列しました。
インドネシアは、世界第4位の人口を有し、経済成長と共に小型MPV(多目的車)を中心とした乗用車の需要が増加している市場であり、今後その成長を確実に取り込むため、これまでの小型商用車に加え、乗用車事業を強化していきます。今回の新工場建設により、現状の生産委託から、自社生産へ切り替えることで、インドネシア事業の拡大を図る計画です。
起工式に出席した三菱自動車の益子修会長兼CEOは、「私どもは、1970年からビジネスパートナーとともにインドネシアに進出し、以来自動車市場の伸長にあわせ、事業を続けて参りました。次の45年の更なる発展を目指す為にMMKIを設立し、このGIIC工業団地に新工場の建設を決断致しました。この新しい工場では約3,000人を新たに雇用すると共に、新規サプライヤーの開拓、現地調達の推進、技術移転、輸出等を通じて、これまで以上にインドネシア自動車産業の発展と社会への貢献を果します」と述べました。
新工場は、2017年4月から生産を開始し、新型SUV(スポーツ多目的車)『パジェロスポーツ』、次いで新たに開発する小型MPV、その後現在の委託生産車種である小型商用車『COLT(コルト) L300』等を加え、生産能力としては年間16万台とする計画です。尚、生産した車両の一部はアセアン各国にも輸出する予定であり、タイに続くアセアンの主要生産拠点として重要な役割を果たすことになります。
三菱自動車は、更なる「持続的な成長」と「企業価値の向上」を実現するため、アセアン地域を最重要市場と位置付け、当社の海外生産拠点において最大の生産能力を有するタイ、本年1月から新工場での生産を開始したフィリピン、これに続き、インドネシアで新工場の建設、新型車の投入など事業再編・強化に取り組み、アセアン地域全体で、各国の市場ニーズを相互補完し、より一層の生産並びに販売台数の拡大を目指します。
生産開始 2017年4月(予定)
所在地 インドネシア共和国 西ジャワ州 ブカシ県(首都ジャカルタ市から東に37km)
生産能力 16万台/年
敷地面積 30ヘクタール
従業員数 約3,000名 (2018年3月)
生産車種 新型SUV『パジェロスポーツ』、小型MPV、『COLT L300』