ガソリン車トップの低燃費、JC08モード30.2km/Lを実現

  • スズキ アルト エコ|ニューモデル速報
  • スズキ  新世代R06A型エンジン|ニューモデル速報
↑ボディカラーは、写真の新色リーフホワイトを含む全6色。改良された新世代R06A型エンジンは、動力性能と燃費が徹底的に磨き上げられた
2009年12月にデビューした現行型の7代目アルトは、軽自動車の原点に立ち返り、省資源・低燃費で気軽に使える自動車像が目指された。その基本性能をさらに引き上げたモデルがアルト エコだ。機能や装備、使い勝手はそのままに、スズキの低燃費化技術を結集。省資源・低燃費を徹底的に磨き上げて、ガソリン車トップとなるJC08モード燃費30.2km/Lを達成した、アルトの新機種にあたる。

まずはエンジンだが、動力性能と燃費性能を高次元で両立させた新世代R06A型ユニットを採用。さらにエンジンおよび副変速機構付きCVTの各パーツを見直すことで、フリクション(摩擦抵抗)低減を実現。パワートレイン全体で燃費性能の向上に貢献している。

また停車時に加え、停車直前の減速時からエンジンを停止する新アイドリングストップシステムが採用された。アイドリングストップ中でもハンドル操作をすることで再始動を可能にするなど、使い勝手はさらに高められている。

ボディ構造自体にも手が加えられ、エンジンルーム回りの骨格をはじめ、車高を15mm下げ、足回りやインテリアに至るまでさまざまな部品を見直すことで、省資源・軽量化を徹底。従来型のアルトに比べて約20kgの軽減が図られている。

エクステリアは小変更ながら、燃費向上につながるデザイン変更が施された。空気抵抗の低減を考慮した形状のフロントバンパーを採用。軽量化とボディ形状の見直しなどにより、アルトの標準車に対して30%以上の燃費向上が実現された。

パワートレインは共通で装備の違いによる2モデルを用意。価格はエントリーグレード、アルトECO-Lが89万5000円で、上級グレードであるアルトECO-Sは99万5000円となる。
グレード ECO-L ECO-S
駆動方式 FF
トランスミッション CVT
全長×全幅×全高(mm) 3395×1475×1520
ホイールベース(mm) 2400
車両重量(kg) 740
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直3DOHC
総排気量(cc) 658
最高出力[kW(ps)rpm] 38(52)/6000
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 63(6.4)/4000
10・15モード燃費(km/L) 32.0
ガソリン種類/容量(L) レギュラー/20
車両本体価格(万円) 89.5 99.5
■発表日:平成23年11月24日 ■取り扱い:スズキ店、アリーナ店