ついに最高出力は280から300psに。同時に上級グレードが追加

三菱 ランサーエボリューション X GSR-Premium|ニューモデル速報
↑写真のモデルはマイナーチェンジと同時に追加された、上級装備が施されたグレード「GSR-Premium」
電子デバイスで完全武装されたハイパフォーマンスセダン、ランサーエボリューションにマイナーチェンジが施され、同時に上級装備が奢られたモデル「GSR-Premium」が追加された。

今回の改良のハイライトは、動力性能の強化。2L直4DOHCターボエンジンは、高回転域での出力向上が図られ、最高出力はついに300psが達成されている。
内外装の変更点は、外装ではリアコンビランプのエクステンション部がブラック塗装となり、より精悍な印象となった。一方、内装はGSRのインパネのオーナメントパネル上部にシルバーのピンモールが追加されるとともにエアコンパネル外周部がメッキリングとなり、加えてソフトレザー貼りドアトリム&アームレストが採用されるなど、質感の向上が図られている。
さらに機能面でもGSRに、従来はオプションだったキーレスオペレーションシステム、オートライトコントロール、雨滴感応オートワイパー、寒冷地仕様(リアヒーターダクト、ヒーテッドドアミラー、強化バッテリーなど)が標準装備化され、利便性が高められた。

ボディカラーは全6色。価格は従来モデルに対しGSRの5MTが24万2550円高の373万8000円、6ATが23万9400円高の399万円。RSは15万2250円高の315万円となっている。

なお、マイナーチェンジと同時に追加されたGSR-PremiumはGSRがベースで、これにレカロ社製レザーシート、ビルシュタイン社製ショックアブソーバー、BBS社製アルミホール、HDDナビゲーションなどが特別装備された上級グレードである。
価格はベース車両に対し106万500円高で、5MTが479万8500円、6ATが505万500円。
グレード GSR-Premium
駆動方式 4WD
トランスミッション 6AT
全長×全幅×全高(mm) 4495×1810×1480
ホイールベース(mm) 2650
車両重量(kg) 1600
乗車定員(人) 5
エンジン種類 直4DOHC+ターボ
総排気量(cc) 1998
最高出力[kW(ps)rpm] 221(300)/6500
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 422(43.0)/3500
10・15モード燃費(km/L) 10.0
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/55
車両本体価格(万円) 505.05
■発表日:平成20年10月9日 ■取り扱い:三菱モータース