内外装のデザインや動力性能が見直され、タイプRSが新たに追加された

マツダ RX-8|ニューモデル速報
↑マイナーチェンジの実施と共に、写真の「Type RS(オーロラブルーマイカ)」が新たに加えられた
軽量/コンパクト/高出力が特徴であるロータリーエンジン。そのユニットを搭載した現在唯一のスポーツカーがRX-8である。そのRX-8がマイナーチェンジされた。
エクステリアの変更点は、エアダクトが大型化されたフロントバンパー、サイドマーカーと一体化されたヘッドライト、ウインカーと一体化されたエアアウトレット、LED内臓タイプとなったテールランプなど。
またアルミホイールは、ベースグレードとType Eが16インチから17インチへとアップされ、Type Sには新デザインの18インチが採用された。
インテリアでは新デザインのシートが採用され、ベースグレードとType Sにはブラックのファブリックシートが、Type Eにはブラック/レッド/ベージュの本革シートが用意される。その本革シートには運転席8ウェイパワー&メモリー機能、電動タイプの運転席前倒機構、シートヒーターなどが備わる。またオプションながら、従来のポップアップ式からセンターパネル一体式になったナビシステムにも注目だ。
動力性能に関しては、新型ウォーター&オイルポンプなどの採用や、6MTのギア比見直し、ボディ剛性のアップ、空力特性の改善などが施されている。さらに足回りも見直された。
同時に最上級スポーツグレードとしてType RSが新設定された。主な装備は専用エアロパーツ、19インチ鍛造アルミホイール、レカロ製バケットシート、本革巻きステアリング/シフトノブ/パーキングブレーキ、ビルシュタイン製ダンパーなど。価格は315万円だ。
ボディカラーはダイヤモンドグレーメタリックほか3つの新色を含む全8色。価格は260万円から315万円まで。従来モデルとの比較では、たとえばType Sの場合4万2000円のアップになる。
グレード Type RS
駆動方式 2WD(FR)
トランスミッション 6MT
全長×全幅×全高(mm) 4470×1770×1340
ホイールベース(mm) 2700
車両重量(kg) 1350
乗車定員(人) 4
エンジン種類 直2ローター
総排気量(cc) 654×2
最高出力[kW(ps)rpm] 173(235)/8200
最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 216(22.0)/5500
10・15モード燃費(km/L) 9.4
ガソリン種類/容量(L) プレミアム/65
車両本体価格(万円) 315.0
発表日:平成20年3月10日 取り扱い:マツダ店、アンフィニ店