【フォトレポート】日産 エルグランド【マイナーチェンジ】
2014/02/14
2014年1月15日にビッグマイナーチェンジした日産 エルグランド。エントリーグレードの250XGを除き、内外装のデザインが大きく変更された。特に、2.5Lモデルが追加された上級グレードの「ハイウェイスター プレミアム」はより質感が高められている。その“進化”を写真でチェックしていこう。
「キング・オブ・ミニバン」奪還に向けて、より便利に、よりスタイリッシュにパワーアップ
エクステリアにおける最大の変更点は、この一体型のフロントグリル&フロントバンパーだ。大型化されたグリルの外周にはクロームメッキが施されており、押し出し感と高級感が高められた
ヘッドランプも一新された。ランプがLED化されただけでなく、ランプ周辺に「シグネチャーLEDポジションランプ」が配置され“目ヂカラ”が強調されたデザインとなっている
ハイウェイスター専用の18インチアルミホイールにはマルチスポークデザインを採用。切削処理も施され、足元も高級感とラグジュアリーさが際立っている。なお、250XGのフロントフェイスとホイールは従来のままだ
リアコンビネーションランプも変更されている。これまでは横一文字の赤いランプだったが、新たにクリアテールランプが採用され、より洗練されたデザインとなった
ハイウェイスター プレミアムでは、カラードクロームを配したブラック木目の専用フィニッシャーが装備された。さらに、ダイヤ型キルティングの本革シートを含む「グランドブラックインテリア」が設定されている
メーターパネルは3眼式から大型の2眼メーターへと変更された。中央には5インチのカラー液晶ディスプレイ「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」が設置され、車両情報や航続可能距離などを確認できる
全車に「クルーズコントロール」が標準装備されたのもトピック。さらに、グレード別に「踏み間違い衝突防止アシスト」や、MOD(移動物検知)機能を搭載した「アラウンドビューモニター」などの先進装備も用意されている
サンルーフ装着車を除き室内高が25mm高くなり、車内がより広くなった。特に前席はヘッドクリアランスが20mmも拡大されており開放感が増している。結果、ウォークスルーをはじめ室内での移動もしやすくなった
3列目シートに240mmのスライド機能が追加されている。これによって、3列目シートに人が座っていてもラゲージを拡大できるようになった。もちろん3列目を倒してさらにラゲージを広げることも可能だ
フロアに合わせたラゲージボードが採用された。ボードを開けてアンダーボックスを利用すれば長尺物も収納可能だ。積載能力は非常に高く、9インチのゴルフバッグを最大6セットまで載せることができる
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