シトロエン DS5【新型車】
カテゴリー: シトロエンの新型車
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2012/06/27
フレンチラグジュアリーを具現化
個性的かつ独創的な「DSライン」の第3弾
↑ボディカラーは写真のノアールベルラネラを含む全6色
コンセプト
GTとステーションワゴンを融合させたエクステリア
フレンチラグジュアリーを具現化したインテリア
シトロエン社における個性的かつ独創的な「DSライン」は、2010年5月にBセグメントのDS3、2011年9月にCセグメントのDS4が日本デビューを果たした。このDSラインの第3弾にあたるモデルが、DS5だ。なお、DS5はシトロエンDSラインのトップグレードにあたる。2005年ドイツ・フランクフルト モーターショーにて発表されたシトロエンのコンセプトカー「C-スポーツラウンジ」の先進的なデザインと新しいジャンルを作り出すというコンセプトを受け継ぎ、さらに磨きがかけられた。
内外装
伸びやかさと躍動感が表現されたエクステリア
室内は、高い質感と解放感を両立
エクステリアは、クーペのような滑らかなスタイルをもち、グランツーリスモとステーションワゴンを融合させた独特の個性を表現するフォルムを実現。これまでのジャンルの概念を超えたまったく新しいスペシャリティセダンとして新たなカテゴリーを創造することを目的としている。ボディデザインの大きな特徴が、ヘッドライトの先端からフロントガラス側面へと長く伸びるサーベルラインだ。一体成型で高級感あふれるクローム仕上げのラインは光に反射して輝きを放ち、遠くからでもひと目でDS5だとわかる強いインパクトが与えられた。
インテリアは、高級感あふれる空間が演出される。それぞれのデザイン、素材のレベルを高め、上質感と機能性に徹底的にこだわったという。なかでも、車内の雰囲気を高めているのは、シート。特に最上位のオプションとして設定されるクラブレザーシートは「ウォッチストラップ」という腕時計のベルトをモチーフにしたデザインとドイツ・バイエルン産の最高級雄牛革が使用され、これまでの車のシートを超えた優れた上質感が実現されている。
「DS5」独特の雰囲気を作り出すグラスルーフ、「コックピット・ルーフ」もポイントだ。運転席、 助手席、後席に3分割されたグラスルーフは、それぞれにサンシェードを装備。ルーフコンソールのスイッチで開閉でき、取り込む光を調節することができる。
バリエーション
エンジンは、1.6LのDOHCターボ
高い安全装備も標準装備
エンジンは、シトロエン各モデルに採用される1.6LのDOHC+ツインスクロールターボ。組み合わされる6速ATは、リニアでダイレクトなドライブフィールとスムース感を実現。ドライビングの楽しさと同時に、徹底した高効率化と省燃費テクノロジーによって燃費の良さも両立させている。日本専用装備として、サイド&バックカメラが採用された。これは、ルームミラー内に3.2インチのモニターを配し、サイドカメラとバックカメラの映像を映し出すというもの。イグニッションをオンにすると、モニターには左ドアミラーに取り付けられたサイドカメラの映像が映り、シフトレバーをリバースに入れたときにはバックカメラの映像を映し出すことで、ドライバーは死角となるスペースの安全を確認することができる。
最新のセーフティテクノロジーも搭載された。欧州の安全基準テスト、EURO NCAPで最高評価の5つ星を獲得。6エアバッグをはじめ、ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)や、障害物を検知するフロント&バックソナー、夜間のコーナリングの際に進行方向を照らすバイキセノンディレクショナルヘッドライトなど、高い安全性が実現された。
モノグレード展開だが、シート表皮が3種類用意される。価格は標準シート仕様が400万円。レザーシート仕様は425万円、最高級のクラブレザーシート仕様は445万円。なお、発売は2012年8月1日からとなる。
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