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いよいよ「フタケタ万円」に突入したシトロエン DS3の初期モデルってどうなんだ?
いよいよ「フタケタ万円」に突入したシトロエン DS3の初期モデルってどうなんだ?
カテゴリー:
特選車
タグ:
シトロエン
/
DS3
2017/07/17
▲ちょっと前までは「100万円ちょい」といった印象だったシトロエン DS3の初期モデルが「80万円とか90万円とか」ぐらいのレベル感になってきました。それって果たして買いなのか、検討してみました!
フタケタ万円で狙えるのは初期のベーシックグレード
昨年10月の当コーナーに「走行2万~3万kmのシトロエン DS3が車両価格120万円ぐらいで買えるようになったぞ! 狙い目だぞ!」という主旨の記事を掲載しました。それはそれで十分お値打ちだったわけですが、その後DS3のお手頃化はさらに進行。今やなんと「車両価格80万~99万円ぐらい」で狙えるようになってしまいました!
詳しい方も多いでしょうが、シトロエン DS3というのはフランスのシトロエン社(正確にはプジョーSA。“SA”というのは株式会社という意味です)が製造販売するプレミアムコンパクト。初期モデルのエンジンは4気筒1.6Lの自然吸気または直噴ターボで、自然吸気の方は普通の4速AT、直噴ターボは6MTを組み合わせていました。
14年2月にマイナーチェンジが行われ、ベーシックな1.6L直4自然吸気を積んでいた「シック」のエンジンが1.2Lの3気筒に変更され、そのトランスミッションも普通のATからセミATの「ETG5」に変更されました。
そして15年11月にはシックの3気筒エンジンがターボ付きとなり、同時にトランスミッションもやや不評だったセミATから「EAT6」と呼ばれる普通のトルコン式6速ATに変更。さらに直近の16年6月には「フェイスリフト」つまりお化粧直しが行われ、見た目がけっこう変わりました。
以上やや駆け足のモデル紹介となってしまい恐縮ですが、冒頭で申し上げた「車両価格80万~99万円ぐらいで狙えるようになった!」というのは10~12年式あたりのシック、すなわち最初期モデルのベーシックグレード(自然吸気1.6L+4速AT)になります。
▲シトロエンの上級ラインである「DS」シリーズの第一弾として10年に登場したシトロエン DS3
▲ちなみに14年6月からDSはシトロエンブランドを離れ、「DS」という独立したブランドになっています
小ぎれいにさえしておけば今なお十分以上におしゃれ
で、結論から申しますと、これは「おしゃれなゲタ」が欲しい人にはかなりオススメな選択肢です。もしもゲタという表現が不愉快でしたら「スニーカー」とかに読み替えていただけたら幸いです。要するに「普段のアシに最適」ということです。
何がどうオススメかと言いますと、まずはとにかくオシャレです。
前述のとおり何回かマイナーチェンジが行われましたので、10~12年式ぐらいの初期DS3は最新のDS3とはちょっとビジュアルが異なります。そのため、泥だらけで水アカだらけで、ついでにバンパーとかが小キズだらけだったりすると、正直ちょっとみずぼらしく見える恐れはあります。
しかし逆に言えば、毎日とは言いませんがそれなりのペースで洗車をして小ぎれいにしておき、小キズなどもない(もしくは目立たない)状態にキープさえしておけば、初期DS3のおしゃれっぷりは2017年の今なお健在です。
とはいえこのあたりの感じ方は人それぞれでしょうから、下の写真を見ていただき各自ご判断いただくしかありませんが、少なくとも筆者は「キレイにさえしておけばまだまだ十分オシャレな車!」と認識しております。
▲さて、この写真からあなたはどんな印象を受けるでしょうか?
古すぎず新しすぎない今が「絶妙なタイミング」
そして走らせてみても、初期のシトロエン DS3シックはなかなかのものです。
もちろんフタケタ万円で狙えるDS3は、前述のとおり「1.6L自然吸気4気筒+4速AT」という昔ながらのパワートレインを採用している車ですので、「新世代3気筒ターボ+6速AT」という最新のそれを採用している15年11月以降のモデルと比べると、正直見劣りはします。初期シックは決して速くはない車ですしね。
しかし「新車で買うとなると259万円+オプションだけど、こちとらフタケタ万円だし!」という“価格差”も考慮したうえで判断するなら、1.6L自然吸気4気筒+4速ATの初期シックの走りも「なかなかのもの」とは言えるはずなのです。
もちろん大してパワフルではありませんし、特筆すべきメカは何もないのですが、そのくせ妙によく走るという、フランス車の良き伝統を今に伝える名作とすら言えるかもしれません。
……まぁそれはちょっとホメすぎかもしれませんが、とにかく、価格から考えればぜんぜん悪くない走りを披露してくれる車です。普段づかいであれば十分以上と感じるのではないでしょうか。
さらに待てばさらに格安化(ハッキリ言ってしまえば激安化)するのかもしれません。しかしそうなる頃には、おそらくDS3ならではの「おしゃれ感」はかなり減じていることでしょう。
そう考えると「今」こそが、初期シトロエン DS3シックという車にとって「ある意味絶妙な時期」ではあるような気がしてなりません。
さて、あなたはどうお考えでしょうか?
▲この写真はさすがにキメキメすぎのような気がしないでもないですが、シトロエン DS3はこんな感じのスタイリッシュな世界観を伴っている車であることは間違いありません。気になる人はぜひ!
【関連リンク】
▼検索条件
シトロエン DS3×車両価格100万円未満×走行5万km以下×修復歴なし
text/編集部
photo/プジョーSA
いよいよ「フタケタ万円」に突入したシトロエン DS3の初期モデルってどうなんだ?/特選車
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<h3>フタケタ万円で狙えるのは初期のベーシックグレード</h3>
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<br />
詳しい方も多いでしょうが、シトロエン DS3というのはフランスのシトロエン社(正確にはプジョーSA。“SA”というのは株式会社という意味です)が製造販売するプレミアムコンパクト。初期モデルのエンジンは4気筒1.6Lの自然吸気または直噴ターボで、自然吸気の方は普通の4速AT、直噴ターボは6MTを組み合わせていました。<br />
<br />
14年2月にマイナーチェンジが行われ、ベーシックな1.6L直4自然吸気を積んでいた「シック」のエンジンが1.2Lの3気筒に変更され、そのトランスミッションも普通のATからセミATの「ETG5」に変更されました。<br />
<br />
そして15年11月にはシックの3気筒エンジンがターボ付きとなり、同時にトランスミッションもやや不評だったセミATから「EAT6」と呼ばれる普通のトルコン式6速ATに変更。さらに直近の16年6月には「フェイスリフト」つまりお化粧直しが行われ、見た目がけっこう変わりました。<br />
<br />
以上やや駆け足のモデル紹介となってしまい恐縮ですが、冒頭で申し上げた「車両価格80万~99万円ぐらいで狙えるようになった!」というのは10~12年式あたりのシック、すなわち最初期モデルのベーシックグレード(自然吸気1.6L+4速AT)になります。<br /><br /></p>
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<p>で、結論から申しますと、これは「おしゃれなゲタ」が欲しい人にはかなりオススメな選択肢です。もしもゲタという表現が不愉快でしたら「スニーカー」とかに読み替えていただけたら幸いです。要するに「普段のアシに最適」ということです。<br />
<br />
何がどうオススメかと言いますと、まずはとにかくオシャレです。<br />
<br />
前述のとおり何回かマイナーチェンジが行われましたので、10~12年式ぐらいの初期DS3は最新のDS3とはちょっとビジュアルが異なります。そのため、泥だらけで水アカだらけで、ついでにバンパーとかが小キズだらけだったりすると、正直ちょっとみずぼらしく見える恐れはあります。<br />
<br />
しかし逆に言えば、毎日とは言いませんがそれなりのペースで洗車をして小ぎれいにしておき、小キズなどもない(もしくは目立たない)状態にキープさえしておけば、初期DS3のおしゃれっぷりは2017年の今なお健在です。<br />
<br />
とはいえこのあたりの感じ方は人それぞれでしょうから、下の写真を見ていただき各自ご判断いただくしかありませんが、少なくとも筆者は「キレイにさえしておけばまだまだ十分オシャレな車!」と認識しております。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲さて、この写真からあなたはどんな印象を受けるでしょうか?" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62508/ds3_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲さて、この写真からあなたはどんな印象を受けるでしょうか?</span><!-- nodisplay end --></div>
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<p>そして走らせてみても、初期のシトロエン DS3シックはなかなかのものです。<br />
<br />
もちろんフタケタ万円で狙えるDS3は、前述のとおり「1.6L自然吸気4気筒+4速AT」という昔ながらのパワートレインを採用している車ですので、「新世代3気筒ターボ+6速AT」という最新のそれを採用している15年11月以降のモデルと比べると、正直見劣りはします。初期シックは決して速くはない車ですしね。<br />
<br />
しかし「新車で買うとなると259万円+オプションだけど、こちとらフタケタ万円だし!」という“価格差”も考慮したうえで判断するなら、1.6L自然吸気4気筒+4速ATの初期シックの走りも「なかなかのもの」とは言えるはずなのです。<br />
<br />
もちろん大してパワフルではありませんし、特筆すべきメカは何もないのですが、そのくせ妙によく走るという、フランス車の良き伝統を今に伝える名作とすら言えるかもしれません。<br />
<br />
……まぁそれはちょっとホメすぎかもしれませんが、とにかく、価格から考えればぜんぜん悪くない走りを披露してくれる車です。普段づかいであれば十分以上と感じるのではないでしょうか。<br />
<br />
さらに待てばさらに格安化(ハッキリ言ってしまえば激安化)するのかもしれません。しかしそうなる頃には、おそらくDS3ならではの「おしゃれ感」はかなり減じていることでしょう。<br />
<br />
そう考えると「今」こそが、初期シトロエン DS3シックという車にとって「ある意味絶妙な時期」ではあるような気がしてなりません。<br />
<br />
さて、あなたはどうお考えでしょうか?<br /><br /></p>
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<br />
詳しい方も多いでしょうが、シトロエン DS3というのはフランスのシトロエン社(正確にはプジョーSA。“SA”というのは株式会社という意味です)が製造販売するプレミアムコンパクト。初期モデルのエンジンは4気筒1.6Lの自然吸気または直噴ターボで、自然吸気の方は普通の4速AT、直噴ターボは6MTを組み合わせていました。<br />
<br />
14年2月にマイナーチェンジが行われ、ベーシックな1.6L直4自然吸気を積んでいた「シック」のエンジンが1.2Lの3気筒に変更され、そのトランスミッションも普通のATからセミATの「ETG5」に変更されました。<br />
<br />
そして15年11月にはシックの3気筒エンジンがターボ付きとなり、同時にトランスミッションもやや不評だったセミATから「EAT6」と呼ばれる普通のトルコン式6速ATに変更。さらに直近の16年6月には「フェイスリフト」つまりお化粧直しが行われ、見た目がけっこう変わりました。<br />
<br />
以上やや駆け足のモデル紹介となってしまい恐縮ですが、冒頭で申し上げた「車両価格80万~99万円ぐらいで狙えるようになった!」というのは10~12年式あたりのシック、すなわち最初期モデルのベーシックグレード(自然吸気1.6L+4速AT)になります。<br /><br /></p>
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<br />
何がどうオススメかと言いますと、まずはとにかくオシャレです。<br />
<br />
前述のとおり何回かマイナーチェンジが行われましたので、10~12年式ぐらいの初期DS3は最新のDS3とはちょっとビジュアルが異なります。そのため、泥だらけで水アカだらけで、ついでにバンパーとかが小キズだらけだったりすると、正直ちょっとみずぼらしく見える恐れはあります。<br />
<br />
しかし逆に言えば、毎日とは言いませんがそれなりのペースで洗車をして小ぎれいにしておき、小キズなどもない(もしくは目立たない)状態にキープさえしておけば、初期DS3のおしゃれっぷりは2017年の今なお健在です。<br />
<br />
とはいえこのあたりの感じ方は人それぞれでしょうから、下の写真を見ていただき各自ご判断いただくしかありませんが、少なくとも筆者は「キレイにさえしておけばまだまだ十分オシャレな車!」と認識しております。<br /><br /></p>
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<br />
もちろんフタケタ万円で狙えるDS3は、前述のとおり「1.6L自然吸気4気筒+4速AT」という昔ながらのパワートレインを採用している車ですので、「新世代3気筒ターボ+6速AT」という最新のそれを採用している15年11月以降のモデルと比べると、正直見劣りはします。初期シックは決して速くはない車ですしね。<br />
<br />
しかし「新車で買うとなると259万円+オプションだけど、こちとらフタケタ万円だし!」という“価格差”も考慮したうえで判断するなら、1.6L自然吸気4気筒+4速ATの初期シックの走りも「なかなかのもの」とは言えるはずなのです。<br />
<br />
もちろん大してパワフルではありませんし、特筆すべきメカは何もないのですが、そのくせ妙によく走るという、フランス車の良き伝統を今に伝える名作とすら言えるかもしれません。<br />
<br />
……まぁそれはちょっとホメすぎかもしれませんが、とにかく、価格から考えればぜんぜん悪くない走りを披露してくれる車です。普段づかいであれば十分以上と感じるのではないでしょうか。<br />
<br />
さらに待てばさらに格安化(ハッキリ言ってしまえば激安化)するのかもしれません。しかしそうなる頃には、おそらくDS3ならではの「おしゃれ感」はかなり減じていることでしょう。<br />
<br />
そう考えると「今」こそが、初期シトロエン DS3シックという車にとって「ある意味絶妙な時期」ではあるような気がしてなりません。<br />
<br />
さて、あなたはどうお考えでしょうか?<br /><br /></p>
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[title] => プジョー RCZ、比較的低走行な物件も100万円台に!
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[description] => 子育て世代や、年老いたご両親の介護などをなさっている方には当然ながらまったく向かないが、状況がそれが許されるのであれば、「2+2の輸入クーペ」はステキな選択肢である。2+2の輸入クーペはなにせ美しい。そしてなにせ機動力が高い(サイズ的に馬鹿デカくない場合が多いため、都市部で邪魔にならない。またそもそもの走行性能が良好であることが多い)。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲新車は残念ながら製造中止となったが、中古車はまだまだ一部で高い人気を誇っているプジョーの美しい2+2クーペ「RCZ」。その中古車相場がいよいよこなれてきたようだ" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_1.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲新車は残念ながら製造中止となったが、中古車はまだまだ一部で高い人気を誇っているプジョーの美しい2+2クーペ「RCZ」。その中古車相場がいよいよこなれてきたようだ</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>アウディ TTクーペの絶妙なる好敵手</h3>
<p><!-- short sentence start -->子育て世代や、ご高齢のご両親の介護などをなさっている方には当然ながらまったく向かないが、状況的にそれが許されるのであれば、「2+2の輸入クーペ」はステキな選択肢である。<!-- short sentence end --><br />
<br />
2+2の輸入クーペはなにせ美しい。そしてなにせ機動力が高い(サイズ的に馬鹿デカくない場合が多いため、都市部で邪魔にならない。またそもそもの走行性能が良好であることが多い)。<br />
<br />
そんな輸入クーペに乗ろうと思った場合、候補は様々だが、有力候補の一つとなるのはアウディ TTクーペであろうか。現行型を新車として購入するのもステキであり、比較的手頃な旧型の中古車を探すのもまた最高だ。どちらも、車としての出来はすこぶる良い。<br />
<br />
しかし、そこでもしもあなたが「TTもいいんだけど、走ってる数が多すぎて(売れ筋すぎて)ちょっとなあ……」と感じているのであれば、最高の“競合”がある。そしてその競合の中古車相場が最近、やっと100万円台に突入してきた。<br />
<br />
競合の名はプジョー RCZである。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲こちらがそのプジョー RCZ(13年途中までの前期型)。RCZのプロフィールは下記本文にて" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_2.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲こちらがそのプジョー RCZ(13年途中までの前期型)。RCZのプロフィールは下記本文にて</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>アウディ TTが「剛」ならプジョー RCZはさしずめ「柔」か?</h3>
<p>お好きな方には今さら説明は不要だろうが、プジョー RCZは10年7月に登場し、若干のマイナーチェンジを経て16年途中まで販売されていた2+2クーペ。エンジンは1.6L4気筒のツインスクロールターボで、6速ATには最高出力156ps、6MT版には同200psの仕様が搭載された。<br />
<br />
サイズ感も立ち位置も「同時代のアウディ TTクーペとおおむね似たニュアンス」と言えるプジョー RCZではある。しかし近寄ってまじまじと眺めてみれば、そして実際に乗ってみれば、やはりアウディ TTとはそれなりに大きく違うのだなと気づかされる部分は多い。<br />
<br />
両者は似ているが、なんだかんだ言ってドイツ車であるアウディ TTから「剛」のムードが強く漂い、なんだかんだ言ってやっぱりフランス車であるRCZからは「柔」を感じるのだ。<br />
<br />
RCZのデザインにおける最大のポイントである「波を打ったようなダブルバブルルーフ」や、弧を描いたようなシルバーのルーフラインが、そう感じさせるのかもしれない。あるいは、近年のフランス車らしくそれなりに硬く引き締まってはいるものの、やはりどこかソフトでもある乗り味が、そう感じさせるのだろうか。<br />
<br />
いずれにせよプジョー RCZは、筆者が思うに素晴らしい車である。美しく、かさばらず、走って楽しく、決して故障がちでもない。狭いけど、後ろにもいちおう人が乗れる。荷物も置ける。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲RCZの特徴であるダブルバブルルーフ(運転席と助手席の頭上が盛り上がり、ふたこぶ状になったルーフ形状)。空力特性を向上させつつ乗員の頭上スペースを確保するためのものだ。もちろんデザイン上の重要なアクセントでもある" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_3.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲RCZの特徴であるダブルバブルルーフ(運転席と助手席の頭上が盛り上がり、ふたこぶ状になったルーフ形状)。空力特性を向上させつつ乗員の頭上スペースを確保するためのものだ。もちろんデザイン上の重要なアクセントでもある</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スポーティでありながら「大人の上質感」のようなムードも濃厚なインテリア。ちなみに最高出力156psとなるAT版の日本仕様は右ハンドルだが、最高出力200psの6MT版は左ハンドルのみという設定" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_4.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲スポーティでありながら「大人の上質感」のようなムードも濃厚なインテリア。ちなみに最高出力156psとなるAT版の日本仕様は右ハンドルだが、最高出力200psの6MT版は左ハンドルのみという設定</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲キャビンフォワードなデザインであるため(キャビンが前寄りに置かれているため)、トランクの前後長は意外と長い。後席のシートバックを倒せばいわゆるトランクスルーになるため、長尺物も割と余裕で積載可能" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_5.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲キャビンフォワードなデザインであるため(キャビンが前寄りに置かれているため)、トランクの前後長は意外と長い。後席のシートバックを倒せばいわゆるトランクスルーになるため、長尺物も割と余裕で積載可能</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>ここへきて4万km台までの物件も100万円台後半に</h3>
<p>だがプジョー RCZは、その中古車相場がなかなか下がらなかった。いや、すでに十分下がっていたと見ることもできるのだが、「200万円の壁」が少々固かったのだ。<br />
<br />
「もうひと声下がって100万円台になったらすぐにでも欲しいのに……」と考えていたお手頃中古車派の筆者だが、その“もうひと声”が、なかなかかからなかった。100万円台後半で探せる個体もあるにはあったが、それらの走行距離は多くのケースでぶっ飛んでいたのだ。<br />
<br />
いや中古車のコンディションというのは決して走行距離だけで計るべきものではないが、やはり10万kmよりは5万km、ていうか正直できれば3万kmぐらいで……と思うのが人の子というものであろう。<br />
<br />
しかし今、やっとこさプジョー RCZの中古車は「100万円台時代」を迎えようとしている。<br />
<br />
具体的には走行2万km台から4万km台付近の10~12年式が、車両価格180万~199万円付近で販売されるようになってきたのだ。もしも「走行距離にはこだわらない」というのであれば、車両140万~160万円あたりでも探せるだろう。<br />
<br />
低走行系を選ぶか否かに関わらず流通の中心は156psの6速AT仕様だが、200psの6MT仕様もそれなりの数は流通しており、時期にもよるが全体の3割~4割ぐらいはMT。手動変速+高出力にこだわりたい人にも、ここ最近のRCZ市場は十分に応えてくれるはずだ。<br />
<br />
……もしも家庭などの状況が許すのであれば、そしてもしも「TTもいいんだけど、数が多すぎてちょっとなあ」と感じているのであれば、プジョー RCZに注目しない理由があるだろうか? その問いに対する答えはもちろん人それぞれだろうが、少なくとも筆者には、その理由がない。<br /><br /></p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲FFでありながらスーパーカー然とした美しいフォルム。引き締まってはいるものの、当たりのソフトな乗り味。そしてシュアで軽快な運動性能。で、それでいて最近は100万円台後半。……ステキすぎるぜ、RCZ!" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62506/rcz_6.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲FFでありながらスーパーカー然とした美しいフォルム。引き締まってはいるものの、当たりのソフトな乗り味。そしてシュアで軽快な運動性能。で、それでいて最近は100万円台後半。……ステキすぎるぜ、RCZ!</span><!-- nodisplay end --></div>
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<h3 class="link_tit">【関連リンク】</h3>
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<li><a href="//www.carsensor.net/usedcar/bPE/s037/f001/index.html?OPTCD=REP0&PMAX=1999999&SMAX=50000&SORT=6&fed=contnikkancs_20170626_kc20170626001yk" target="_blank">車両価格199万円台以下、走行5万km以下のプジョーRCZをチェックしてみる</a></li>
</ul>
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<div class="author">text/伊達軍曹<br />
photo/プジョー・シトロエン</div>
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[title] => プロ野球のオールスターゲーム見てたら、初代マツダ CX-5の「XD Lパッケージ」が狙い目ってことに気づいた!
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[description] => 調べてみると、中古車の平均価格がいよいよ200万円(車両本体価格です)を切ってきました。220~230万円あたりで横這いだった相場が、一気に30万円以上も急落してるんです。
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<div class="taC w600_img"><!-- TopBlogsPlusImage start --><img alt="▲ディーゼルエンジンの魅力を再発見(昔のディーゼルを知らない世代には新発見)させた2.2Lクリーンディーゼルを用意したことでも、発表時に注目されました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62546/cx5_0713_01.jpg" width="600" /><!-- TopBlogsPlusImage end --> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲ディーゼルエンジンの魅力を再発見(昔のディーゼルを知らない世代には新発見)させた2.2Lクリーンディーゼルを用意したことでも、発表時に注目されました</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>オールスターゲームで贈られていた「Be a driver.賞」</h3>
<p>むかーしむかし、私が小学校6年生だったころ、少年野球大会の朝のことです。プレッシャーに弱い私は、激しい腹痛に見舞われ、ずっとベンチ。記念にと代打で出してもらった8回、見事な三球三振。夏が終わりました。<br />
<br />
この年は、ホームラン世界記録の756本を打った王貞治が800本に記録を伸ばした年でした。そして私の大好きなオールスターゲームでは第1戦で広島のギャレットがMVP、第2戦は阪急の蓑田……って、知らないですよね? ギャレットや蓑田。<br />
<br />
オールスターゲームといえば、2008年から2016年まで、マツダがスポンサーを務めていて、大活躍した選手に特別賞としてマツダ車がプレゼントされました。去年は横浜DeNAベイスターズの筒香嘉智が特別賞「Be a driver.賞」を獲得しました。しかも去年は6車種から好きな1台を選べるという特別な内容でした。<br />
<br />
筒香選手がどの車を選んだのかわかりませんが、もし代わりに、私がBe a driver.賞をもらったら(ありえないですけど妄想くらいは許してください)間違いなくCX-5を選びます。<br />
<br />
ちなみに今年からはマイナビがスポンサーです。パリーグが連勝し、ソフトバンクのデスパイネ選手がMVPでしたね。車のプレゼントはもうないんだろうなと思ったら「日産ノートe-POWER賞」というのがありまして、3打席連続安打を記録した北海道日本ハムファイターズの西川選手が獲得しました。おめでとうございます!<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲マツダ車で初めて衝突被害軽減ブレーキ(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)を採用。2013年10月の一部改良で全車標準装備となりました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62546/cx5_0713_02.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲マツダ車で初めて衝突被害軽減ブレーキ(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)を採用。2013年10月の一部改良で全車標準装備となりました</span><!-- nodisplay end --></div>
<h3>新生マツダの第1号車となった初代CX-5</h3>
<p>今では同社の代名詞と言っても過言ではないスカイアクティブ技術を初めてフル採用したのがこのCX-5です。そして「魂動」デザインが量産車に採用されたのもこの車が始まりです。つまり、エンジンやトランスミッション、ボディ、シャシー、そしてデザインの隅々から、当時の意気込みが感じられるエポックメイキングな1台なのです。
<br />
<br />
今ではディーゼルエンジンが当たり前にラインナップされますが、当時はかなり思い切った挑戦だったと記憶しています。ふたを開けてみれば注文の8割がディーゼル車だったり、SUV国内販売台数で1位になったり、カーオブザイヤーを獲得したりと日本の車文化に大きい影響を与えたモデルでもあります。
<br /><br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲初代CX-5の中古車平均価格が198.4万円まで下がってきました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62546/cx5_0713_06.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲初代CX-5の中古車平均価格が198.4万円まで下がってきました</span><!-- nodisplay end --></div>
<p><!-- short sentence start -->調べてみると、中古車の平均価格がいよいよ200万円(車両本体価格です)を切ってきました。220~230万円あたりで横這いだった相場が、一気に30万円以上も急落してるんです。<!-- short sentence end -->
<br />
<br />
新型への買い替えがひと通り進み、在庫が揃ってきたのでしょう。ディーゼルモデルの「XD」とか、300万円オーバー(新車で)だった「XD Lパッケージ」の価格が下がってきたのです。もともとエントリーグレードは新車で買っても200万円ちょっとでしたから、これだけ大幅に中古車相場が下がるということは、上位グレードの値下がりを期待していいと思います。
<br />
<br />
</p>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲2014年11月に発表されたマイナーチェンジで、写真のアダプティブ・LED・ヘッドライト(常時ハイビームだが対向車や先行車を感知するとその部分だけロービームになる)を採用" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62546/170711cx5_003.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲2014年11月に発表されたマイナーチェンジで、写真のアダプティブ・LED・ヘッドライト(常時ハイビームだが対向車や先行車を感知するとその部分だけロービームになる)を採用</span><!-- nodisplay end --></div>
<div class="taC w600_img mB10"><img alt="▲スマートフォンと車載ディスプレイが連動してインターネットラジオやナビゲーションのサービスなどが受けられるマツダコネクトが全車に標準装備されています。ソフトウエアのアップデートが簡単です。これも2014年11月に発表されたマイナーチェンジで追加されました" src="//wwwtst.carsensor.net/contents/article_images/_62546/cx5_0713_03.jpg" width="600" /> <!-- nodisplay start --><span class="CP_txt">▲スマートフォンと車載ディスプレイが連動してインターネットラジオやナビゲーションのサービスなどが受けられるマツダコネクトが全車に標準装備されています。ソフトウエアのアップデートが簡単です。これも2014年11月に発表されたマイナーチェンジで追加されました</span><!-- nodisplay end --></div>
<p>
ディーゼルエンジン&本革シートの「XD Lパッケージ」なら初期でも衝突被害軽減ブレーキを標準装備。2014年11月発表のマイナーチェンジではさらに全車速追従機能付クルーズコントロール、ヘッドライトのハイ/ロー自動制御機能など、最新の安全装備が追加されました。
<br />
<br />
走行距離が数十kmとか数百kmのほとんど使用していないものは除いて考えていますが、この最終モデルの「XD Lパッケージ」が本体価格230万円くらいから選べるようになっています。私が狙うとしたら走行距離1万km~3万km以内くらいで本体価格240万円てところでしょうか。
<br />
<br />
町の少年野球で三球三振な私ですから、賞を狙うなんて夢のまた夢ですが、CX-5の中古車なら狙えますよ。みなさんもぜひ!<br />
</p>
<div class="sarch_col">
<div class="FAIR_btn3"><a href="//www.carsensor.net/usedcar/search.php?STID=CS210610&FAIR=96201&fed=contnikkancs_20170721_ac20170721001ay" target="_blank">マツダ CX-5の物件を見てみる</a></div>
<h4>▼検索条件</h4>
マツダ CX-5 × 最終モデル × XD Lパッケージ × 修復歴ナシ × 総額表示あり</div>
<div class="author">text/ぴえいる<br />
photo/マツダ、篠原晃一</div>
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