ミニ ミニ【フルモデルチェンジ】
カテゴリー: ミニの新型車
タグ:
2014/04/14
ミニの基幹モデルであるハッチバックモデルの「ミニ」がモデルチェンジした。
コンセプトを継承しながらも内外装やパワートレインを一新
プレミアムコンパクトセグメントの新たなスタンダード
BMWの開発・製造となってから3代目となる新型。「プレミアムコンパクトセグメントの新たなスタンダードとなる必要条件をすべて満たしている」とメーカーが評するとおり、全体のクオリティが高められている。
また、視認性および操作性の高いナビシステムが搭載された。前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)、アクティブクルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイなど数々の先進技術も採用されている。
ひと目でミニとわかるデザインがさらに進化
フロントフェイスでは、ミニのデザインアイコンである丸型ヘッドライト、六角形グリルなどは踏襲。デザインは現代風にアレンジされた。
フロントグリルは縦方向に拡大。より初代ミニへのオマージュが強調された。また、新たに導入されたLEDヘッドライトによって、夜間での存在感もより強くなっている。
サイドビューは、独特のキャビンデザインや前後の短いオーバーハングなど従来モデルのデザインを引き継いでいる。一方で、後方に向かってなだらかに下がるルーフラインや、より寝かされたバックガラスの角度により、スポーティさと軽快感が演出された。
インテリアでも、トグルスイッチなどのデザインアイコンは引き続き採用される。しかし、インパネは大きく変更されている。従来のセンターメーターの場所にセンターディスプレイを配置。スピードメーターは、ステアリングコラム上に設置された。よりモダンで質感の高いデザインとなっている。
新開発のターボエンジンを全モデルに採用
エンジンは、クーパーには最高出力100kw/最大トルク220N・mを発生する1.5L 直3ターボ、クーパーSには同141kw/280N・mを発生する2L 直4ターボを採用。いずれも可変制御システムと直噴ターボが組み合わされ、出力と効率が高められた。特にクーパーは、先代モデルと比べトルクが約40%も向上しながら、燃料消費率は約15%も低減している。
価格は、6速MTを採用する「クーパー」の266万円から、6ATの「クーパーS」の332万円までとなる。
グレード | クーパー | クーパーS | ||
駆動方式 | FF | |||
トランスミッション | 6MT | 6AT | 6MT | 6AT |
全長×全幅×全高(mm) | 3835×1725×1430 | 3860×1725×1430 | ||
ホイールベース(mm) | 2495 | |||
車両重量(kg) | 1170 | 1200 | 1240 | 1270 |
乗車定員(人) | 4 | |||
エンジン種類 | 直3DOHC+ターボ | 直4DOHC+ターボ | ||
総排気量(cc) | 1498 | 1998 | ||
最高出力[kW/rpm] | 100/4400 | 141/5000 | ||
最大トルク[N・m/rpm] | 220/1250-4300 | 280/1250-4600 | ||
JC08モード燃費(km/L) | 19.2 | 17.9 | 15.8 | 17.6 |
ガソリン種類/容量(L) | -/40 | -/44 | ||
車両本体価格(万円) | 266.0 | 280.0 | 318.0 | 332.0 |